ウソ?ホント?猫にまつわる不思議な『言い伝え・都市伝説』3選

2025-09-08 20:00

大昔から猫と暮らしてきた人間は、これまで猫を題材にした数多くの言い伝えや都市伝説を生み出してきました。今回は、そのなかから、私たちになじみ深いものを3つ紹介します。誰かに話したくなる猫雑学として、みんさんのレパートリーに加えてみてください。

1.猫が顔を洗うと…

顔まわりを毛づくろいする猫

早速ですが、ここでちょっとしたクイズです。

有名な言い伝え、「猫が顔を洗うと…」に続く言葉を、次の三択から選んでみてください。

①桶屋が儲かる ②雨が降る ③ひたすらかわいい

③と思いきや、正解は、②です。

さて、本当に猫が顔を洗うと、雨が降るのでしょうか?

結論から言うと、科学的根拠はないものの、完全なデマとも判断できないのが正直なところです。

猫は気温や天候の変化に敏感で、低気圧が接近すると、リラックスや湿気対策のため、毛づくろいの回数が多くなることがあります。

さらに猫の立派なヒゲは、高精度な感覚センサーの役割を果たし、迫りくる低気圧を鋭く察知します。

雨になりそうなとき(低気圧の接近)、猫が顔を洗うようなしぐさを繰り返すのは、ヒゲについた湿気を取り除き、センサー感度を正常に保つため、とも言われています。

ヒゲに生じる不快感は、猫にとって、人間が想像する以上に無視できない問題なのでしょう。少しでも違和感があれば、まるで顔を洗うかのごとく、せっせとお手入れします。

その様子を興味深げに観察していた先人が、雨=猫が顔を洗う、と結びつけた結果、現在の「猫が顔を洗うと雨が降る」という言い伝えとして世の中に広まったのかもしれません。

2.オスの三毛猫は航海の守り神!?

カメラ目線の三毛猫

天気つながりで言えば、かつての漁師さんと三毛猫(特にオス)に関連する言い伝えもよく知られています。

昔から日本では、縁起の良い「三」が入った三毛猫は、幸せをもたらす猫として認識されてきました(招き猫のモデルは三毛猫)。

とりわけ、オスの三毛猫は、遺伝の関係上で生まれる確率が約3万匹に1匹という希少価値もあって、非常に重宝されてきたと言います。

一方、自然に対峙する漁師さんたちの世界では、三毛猫は、天気予知や航海の無事、大漁祈願を担う、ある種の守り神的な存在です。

天候の急変や水難事故のリスクなど、人間のコントロールできない海では、科学的真偽はともかく、縁起の良い三毛猫が何よりも精神的な支えになったのでしょう。

1956年の第一次南極観測隊には、オスの三毛猫「たけし」も同行しています。漁師さんと同じように、困難な航海を無事に乗り切るため、安全祈願を三毛猫に託したわけです。

現在でも、相変わらず、漁師さんたちの間でオスの三毛猫は人気があると言われています。

ちなみに、海外の古い言い伝えには、「寝ている猫を起こしてはならない」(フランス)や「猫がいなくなると、ネズミが踊り出す」(ヨーロッパ各地)、「猫のように足から落ちる」(スペイン、ポルトガル。意味は、困難を乗り切る)などがあります。

3.猫除け用のペットボトルは効果がある?

街角の猫よけ水

最後は、みなさんにとってもおなじみの日常風景にまつわる都市伝説です。

民家の門や塀のうえ、植え込み、電信柱など、街のあちこちに水の入ったペットボトルが置かれています。もはや日常化していて、改めて物珍しく眺めることもないほどです。

これらのペットボトルは、通称「猫よけ水」と呼ばれるもので、猫の侵入や糞尿などを防ぐのが目的とされています。

では、この「猫よけ水」は本当に効果があるのでしょうか?

答えから言うと、科学的根拠は一切ありません。もっともらしい顔をした、ただの都市伝説です。

もともとのきっかけは、アメリカで始まった「水の入った瓶は犬よけになる」という噂話の類です。いつの間にか、「犬」から「猫」へ対象が変わり、日本に渡ると、テレビの影響力もあって、世間の常識になったいきさつがあります。

最初のうちは用心して避けても、慣れてくれば、猫は「猫よけ水」に見向きもしません。完全にスルーして通り過ぎていきます。

今でも多くのみなさんが「猫よけ水」をガードマン扱いしているのも、実際の効果を信じているというよりも、一種の気休めのため、と言ったほうが正確かもしれません。

「猫よけ水」を炎天下にさらし続けると、光が一点に集中した結果、火災が起こる可能性もあります。

置く、置かないの判断はあくまで個人による選択ですが、火事の危険性があることだけは十分に理解しておきたいものです。

まとめ

雨の日に眠る猫

今回は、「猫が顔を洗うと雨が降る」、「三毛猫特有の縁起の良さ」、「猫よけ水」について紹介しました。

猫にまつわる言い伝えや都市伝説を振り返ってみると、いかに猫が私たち人間の暮らしに深く浸透しているかがよくわかります。

猫と人間がいっしょに暮らす限り、今後も、数え切れないほどの言い伝えや新たな都市伝説が生まれることでしょう。

題材にされていることも知らず、今日も明日もまた、猫はマイペースに日々を過ごし続けます。

関連記事

猫が歩く空中の通路に『小さな穴をあけてみた』結果…想像以上に可愛すぎる光景が90万再生「真似したいww」「最高の眺め」と絶賛の声
ネコ2匹の『触っても大丈夫なところ』を探してみたら…面白いほど違う『まさかの検証結果』が17万再生「両極端すぎてw」「全箇所ww」
長風呂をしていたら、『待ちきれなくなった子猫』が…あまりにも可愛すぎる光景が165万再生「眺めていたくなるねw」「食べたくなった」
お風呂に入ったふりをして部屋を覗いたら…猫がしていた『まさかの行動』に3万いいねの反響「オシャレしてて可愛い」「余韻に浸ってる」
猫が心を許した人にだけする仕草5つ

  1. 長期金利が上昇、一時3.075%に 30年ぶり高水準 米金利の上昇が波及
  2. 【 独自インタビュー 】Number_iが語る新曲MVの裏側!神宮寺勇太&岸優太の“バグった特殊能力”に平野紫耀「ふざけんなよ!(笑)」
  3. 維新・国民民主の国対委員長が会談 国会運営の効率化に向け“臨時国会で改革骨子”とりまとめ目指す方針
  4. 「トクリュウ」対策 スマホなどの通信内容「遠隔解析」へ 警察庁の有識者検討会が提言まとめる 早期に警職法改正へ
  5. 日向坂46、FRUITS ZIPPERら豪華アイドルが横浜アリーナ集結!「IRC 2026 A/W」約1万100人熱狂 次回開催も決定
  6. PUFFY【 大貫亜美 】〝ようやく53(ゴミ)になりました〟特大ケーキの向こうの相棒に〝照れ屋さんに見えます(妄想列車)〟尽きぬ友情
  7. 台風25号の影響 2か所の幼稚園で休園・33の学校で休校
  8. 女性の72.5%が「おせちの準備は手間抜きしたい」、ファミマ2027年おせちは肉・魚介を強化! 宮崎牛などが付く“背徳おせち”も登場
  9. 【 ALS闘病 】声優・津久井教生さん 会話の効果「脳みそも体も刺激を受けます こういうのって免疫力が上がると思うのです 対症療法ですね」【ニャンちゅう】
  10. 2匹の赤ちゃん犬が『ケンカ』をした結果→お互いを丸呑みしようとしていて…とんでもなく尊い戦いが51万再生「たまらない」「ムチムチで最高」
  1. 【速報】7人組アイドルグループ『WEST.』 解散を発表 先月30日にはメンバーの藤井流星・小瀧望の脱退を報告(発表全文掲載)
  2. 「落ちるのかなと…」全日空機がエンジントラブルで那覇空港に緊急着陸 運輸安全委員会が調査へ 重大インシデントに認定
  3. 19歳社員の転落死 遺族が四国電力送配電に要望書提出「もっとわかる事があるんじゃ…」パワハラ訴える遺書
  4. 【 WEST. 】解散を動画でファンに報告 重岡大毅〝この結論を今すぐ受け止めて欲しいとは思えない〟 桐山照史〝たくさんの可能性について議論してきた〟
  5. 「人生壊される恐怖感」皇室への誹謗中傷どう防ぐ? “不敬罪”一部から懸念の声も…表現の自由とのバランスは?【news23】
  6. イオン小型送風機約1万4千台を自主回収 長期使用で発火の恐れ
  7. 「人生の中に経験ない」千葉・印旛沼の決壊で依然として一帯が冠水状態 JR内房線は全線復旧に少なくとも3か月以上か
  8. 台風25号の影響 2か所の幼稚園で休園・33の学校で休校
  9. 【木元ゆうこ】『S状結腸がん』手術から5日「手術室へ向かう直前は、不安と緊張、逃げられない恐怖が一気に押し寄せ」「大の大人が泣いてしまいました」
  10. PUFFY【 大貫亜美 】〝ようやく53(ゴミ)になりました〟特大ケーキの向こうの相棒に〝照れ屋さんに見えます(妄想列車)〟尽きぬ友情
  11. 「なぜ遥とお腹の子の命が」水戸ネイリスト殺害事件で“夫の意見陳述” 検察側が殺人とストーカー規制法違反の罪に問われた男に拘禁刑21年を求刑 水戸地裁
  12. 警視庁の契約書を偽造か 設計会社の常務取締役ら2人を30代男性から融資金として約1400万円詐取疑いで逮捕 過去に受注した交番改築の契約書をもとにしたか