都市型デザインイベント「オオサカ フォーリサローネ」が初開催! 万博に沸く大阪で“もうひとつの祭典”が幕を開ける

2025-09-11 08:00
都市型デザインイベント「オオサカ フォーリサローネ」が初開催! 万博に沸く大阪で“もうひとつの祭典”が幕を開ける

イタリア・ミラノで毎年行われる「フォーリサローネ」と世界観を共有する都市型デザインイベント「OSAKA FUORI SALONE 2025(オオサカ フォーリサローネ2025)」が、9月10日から16日まで大阪市内で開催。開幕初日にはメイン会場の高島屋大阪店でオープニングセレモニーが行われ、展示ディレクターを務める建築家の永山裕子らが登壇した。関西のクリエイターらが持つ、ものづくりとデザインの力を広く発信する本イベント。ここではセレモニーの様子とともに、その見どころの一部をお伝えしていこう。

『陶酔するライフスタイル』をテーマに、関西が持つ“デザインの力”が集結

大阪・関西万博も終盤に差しかかり、ますます活況を見せている大阪市。世界中から文物が集まる万博でもイタリア館は屈指の人気パビリオンになっているが、そのイタリアにまつわるイベントが同じ大阪で産声を上げた。

デザインの街、イタリア・ミラノ市と大阪市が姉妹都市という縁もあって実現した「OSAKA FUORI SALONE 2025」は、世界最大規模の家具見本市・ミラノサローネと同時期にミラノ市内で開催されているデザインの祭典「フォーリサローネ」をオマージュしたイベントだ。初開催の今回は来年以降の定期開催に道筋を付ける“第0回”という位置付けで、『陶酔するライフスタイル』のテーマのもと、建築・家具など、関西に拠点を持つ企業やクリエイターらが手がけるアート性の高い暮らしを潤すモノやコトが紹介されている。

デザインの力を交えて日本の伝統がモダンに進化

複数の会場をつなぎ、街を回遊しながら関西のものづくりを知れる催しになっているところが本イベントのポイントのひとつ。そのうちメイン会場の高島屋大阪店7階のメイン会場では、6社のものづくり企業による展示を見ることができる。

例えば、業務用家具の老舗企業である株式会社アダルはミラノサローネに出品されたサスティナブルブランド「Look into Nature(ルック・イントゥ・ネイチャー)」の製品を展示。生産農家が減りつつある国産い草を使ったデザイン性の高いチェアをヨーロッパ向けに販売し、消臭、調湿、リラックス効果といった素材特有の魅力を世界に発信しており、本会場では実際の商品を体験することができる。「あえて和風のデザインにせず、国際的に通用するモダンでシンプルなデザインを心がけています」と担当者が語る中でも、着物の羽織から着想を得たという畳の羽織が付いたチェアは、面白みあふれる必見のデザインだ。

一方で、レンジフードのトップメーカーである富士工業株式会社は自社の特殊金属加工スペシャリストチーム「Demold(ディモールド)」が手がけた金属パネルを展示。高い加工技術を武器に、“和と金属の融合”をコンセプトにして造られたプロダクトを見ることができる。彼らの製品は関西国際空港のラウンジや万博開催中の夢洲駅などに採用され、空間にラグジュアリーさを与える製品として注目されている。全体的にまばゆい展示空間の中でも、特に強いインパクトを放つのは、今回のために製作されたという“アルミの屏風”。金型で模様を付けた屏風は、まさに現地で実物を見てこそ凄みが実感できる品だ。

また、木製建具の老舗企業である中井産業株式会社は、自社ブランド「KITOTE(木と手)」の障子を展示している。日本家屋の美を構成する要素のひとつである障子だが、デザイナーとコラボして現代の建築空間に合わせて造られた同ブランドの障子には新しい美しさがある。そのほか、ワイヤーで吊るして設置する『AIR SHOJI』という製品も展示され、単なる空間の仕切りではなく、装飾の一部としても機能する障子の新しい可能性が感じられる。

なお、同じ高島屋館内の6階特設会場では期間中、ミラノのフォーリサローネでブースデザインを手がけたインテリアデザイナーのトークショーや、彫金作家が講師を務める錫の表札作りワークショップなど、さまざまな催しが予定されている。

世界的建築家・永山裕子ら初開催の立役者が熱い思いを語る

オープニングセレモニーには、本イベントの発起人である西岡利明氏(株式会社SANEI代表取締役社長)、立野純三氏(株式会社ユニオン代表取締役)と、展示ディレクターを務める建築家の永山裕子が登壇。

水回り製品のメーカーを営む西岡氏は「万博で世界中からたくさんの人が大阪に来られる際に我々も何かできないかと考えていたところ、ちょうどユニオンの立野社長から『ものづくりで大阪を盛り上げよう』とお声がけをいただいた」と冒頭の挨拶で述べ、大阪市とミラノ市の姉妹都市提携が来年で45周年を迎えることにもちなんで本イベントの企画が決まった経緯を説明。その上で「本場のフォーリサローネに見習って、大阪市がミラノのブレア地区のような形で盛り上がることを夢見ています」と、ついに開幕に至った喜びと期待を語った。

次に大阪市の横山英幸市長がビデオメッセージで祝辞を寄せ、「ミラノ市と繋がりを強めていく上で大阪市でも見本市を盛んにしていきたいと考えており、その中でこうしてミラノと連携したイベントが開催されるのは本当に素晴らしいことだと思います。OSAKA FUORI SALONE 2025の成功を願っております」とエールが贈られた。

その後、開幕のテープカットを経て行われたトークセッションでは、司会者から三者に開幕までの苦労や海外から見た大阪のデザインの強みなどを問う質問があり、「40年くらい前は大阪でたくさんの展示会が行われていて、大阪に来れば建築やインテリア、エクステリアの流行が分かった。今回の開催を契機にその流れを取り戻したい」(立野)、「展示と展示を巡る間に大阪という都市の勢いや雰囲気を感じながら、食も組み合わせた数々の体験を楽しんで欲しい」(永山)、「春はミラノ、秋は大阪と、世界の人たちがヨーロッパと日本を回遊する形が作れたら」(西岡)などとそれぞれコメント。

最後は永山が「ひとつひとつの展示を深く読み込んでいくとものづくりの魅力がどんどん見えてくると思います。私自身、ものづくりの現場を見るとデザインへのモチベーションが上がるので、例えば来場者の方が『実際の工場を見てみたい』と思ってくれるような入り口になってくれたら嬉しいです」と述べて全体を締めた。

都市型デザインイベント「OSAKA FUORI SALONE 2025」は、9月10日から9月16日まで開催。メイン会場である高島屋大阪店、および市内各地のサテライト会場の展示やステージプログラムの詳細については、下記の公式ホームページにてご確認を。国際的なデザインの発信地を標榜する野心あふれるイベントの幕開けをお見逃しなく。

■OSAKA FUORI SALONE 2025公式ホームページ
https://osakafuorisalone.com

  1. 結婚式の『リングドッグ』を任された犬の1日に密着→挙式で見せた『尊い行動』が238万再生「反則並の可愛さ」「きゅんきゅんした」と悶絶
  2. 維新・藤田共同代表「いつでも戦える準備を」解散報道受け
  3. 『推しのお坊さん』と半年ぶりに再会した犬→まさかの『一緒に年越し』することになり…幸せな光景に反響「煩悩の塊w」「おとなしくてエラい」
  4. ヒナは全部で4羽か5羽・・?いや、羽ぼうきの下からとんでもない数のヒナが現れたぞ!!【アメリカ・動画】
  5. 飲食店の壁の中から女性遺体 49歳男を逮捕「死体を隠したことは間違いない」 北海道・日高町
  6. 【コロッケ】去年2月に膝を手術 今年は「午(うま)れ変わる年」と意欲 松平健の素顔も明かす「ふざけるのが嫌いじゃない方」
  7. 【 福山雅治 】大泉洋のモノマネで「物語に奥行きが出る」新解釈で観客を置いてけぼりに
  8. ベッドで眠ろうとする兄猫を『見つめる子猫』→近づいたかと思ったら…とんでもなく尊い光景が13万再生「なんて可愛いんだ」「微笑ましい」
  9. 『なにやら変な音がする』と確認しに行ったら、大型犬が…まさかの光景が103万再生「うちの犬もやってたw」「可愛すぎ」「笑ってしまった」
  10. 【 中川翔子 】絵日記で〝写真にうつせない〟双子の授乳事情を投稿 フォロワー共感「残しておきたい瞬間」
  1. 【こっちのけんと】同じ病と闘うファンと交流「仲間がいる安心感が芽生える」
  2. 逮捕の山中正裕容疑者 着替え準備など計画的犯行か 東京・大田区マンションの社長殺害事件 当日の様子に母親「突然休みというので不思議だなと」
  3. 【 橋本愛 】写真集で「欲望を解放」今年は「本来の自分も怖がらずに表現していけたら」抱負語る
  4. 鹿島学園が初の決勝進出!後半45分に劇的決勝ゴール、前回準V流通経済大柏を撃破【高校サッカー選手権】
  5. 【都道府県女子駅伝】区間エントリー発表 兵庫・田中希実は2区、群馬・不破聖衣来は1区 徳島のアンカーは小林香菜
  6. 「国際法は必要ない」「私を止められる唯一のものは…」 トランプ氏“強気発言”連発 グリーンランドめぐり“現地住民に一時金検討”報道も【news23】
  7. 飲食店の壁の中から女性遺体 49歳男を逮捕「死体を隠したことは間違いない」 北海道・日高町
  8. 【がん闘病】歩りえこさん 闘病への思い「希望を手放さず、怖さを抱えながらも、今日を生きる」
  9. 【北~西日本まで大雪警戒】3連休 11日午後にピーク “積雪急増” 日本海側を中心に大雪や猛吹雪に【大雪と雨のシミュレーション10日午後7時~】
  10. 「最初こけて…」大逆転の一番福は大学4年生の豊川哲平さん 兵庫・西宮神社の恒例「福男選び」
  11. 埼玉・新座市のアパートから51歳女性の遺体 逮捕された知人の山口新容疑者(53)が女性の自宅付近で待ち伏せか 埼玉県警
  12. 猫が『眠たい』と感じているときのサイン6つ 飼い主が心がけるべき配慮や接し方まで