田中希実、女子5000mで日本勢初の4大会連続ファイナル進出!1500m予選敗退のリベンジに国立競技場は歓喜【世界陸上】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-09-18 19:42
田中希実、女子5000mで日本勢初の4大会連続ファイナル進出!1500m予選敗退のリベンジに国立競技場は歓喜【世界陸上】

■東京2025世界陸上競技選手権大会(18日、国立競技場)

【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手

女子5000m予選が行われ、日本記録保持者の田中希実(25、New Balance)が14分47秒14の組5着で決勝進出を決めた。1500mでは無念の予選敗退となった田中が、5000mでは快走を見せ、日本勢初となる19年世界陸上ドーハから4大会連続で決勝に駒を進めた。

上位8人が決勝へ進める女子5000m予選。1組目に登場した田中はレース直前、目を閉じて集中力を高めてからスタートを切った。レース序盤は山本有真(25、積水化学)と田中の日本勢2人が先頭に立った。2000mを通過しても山本が1位、そのすぐ後を2位で田中が追う展開。3番手に10000mの銀メダリストN.バットクレッティ(25、イタリア)、4番手に世界記録保持者のB.チェベト(25、ケニア)がついた。

残り6周に入った所で田中が前に出て大きくペースを上げると、山本は遅れ、チェベト、バットクレッティら外国勢が、すぐ後ろに続く。3400m通過時点でも田中はトップをキープし、冷静に足を運ぶ。田中は1位ラスト1周に入り、終盤に抜かれたものの5着でフィニッシュ、4大会連続となる決勝進出を決めた。

レース後、田中は「自分の走りに集中するっていうことを大事にしていた」と振り返り、「今シーズン、最初に“トップ・オブ・トップ”を目指すっていうことを言ったことで、自分で縛られてしまって、ラストで勝ち切ることやハイペースで押し切る事を意識して、自分を見失っていた」と反省も口にした。「今は白紙に戻して、とにかくもう1回自分らしさというのを取り戻したい」と決勝ではさらに田中らしい走りを目指すと意気込んだ。

田中は前回の23年世界陸上ブダペスト女子5000m決勝で14分58秒99をマーク、97年アテネ大会での弘山晴美以来26年ぶりの8位入賞を果たした。20日に行われる決勝で7位以上に入れば、日本女子史上初めての快挙となる。

13日の1500m予選にも出場した田中は、4分07秒34の10着でフィニッシュし予選敗退となった。22年オレゴン大会、23年ブダペスト大会に続く3大会連続の準決勝進出はならなかった。

  1. 「殺そうと思って刺した」30歳男を殺人未遂の疑いで逮捕 商業施設でHKT48スタッフら2人が刺傷された事件 福岡市
  2. 【速報】JR武蔵野線 上下線で運転見合わせ 市川大野駅での人身事故の影響
  3. 福岡市の商業施設でHKT48スタッフら2人刺され負傷、30代男性から事情聴取
  4. 【 井戸田潤 & 蜂谷晏海・夫妻 】 第2子男児の誕生を報告 「4人で迎えるクリスマス。サンタさん最高のプレゼントをありがとう」
  5. JR武蔵野線 運転を再開 市川大野駅での人身事故の影響で上下線で運転一時見合わせ
  6. 『HKT48』スタッフなど・男女2人刺される 刺した【小太りの男】逃走中 いきなり「無言で襲う」
  7. 立ち上がった猫ちゃん→前足をあげると…かわいすぎる『仕草』が23万再生「いいことありそう」「めっちゃ癒される」とSNSで反響
  8. 【速報】日経平均株価一時700円超値下がり 先週末のニューヨーク市場での値下がり受け
  9. 豪ビーチ銃撃事件 トランプ大統領「明らかな反ユダヤ主義による攻撃」と非難
  10. 【ごみ清掃芸人】 ヨーグルトの容器は 「古紙回収ではなく可燃ごみの地域が多いです」「理由は防水加工してあって水に溶けないからです」 【マシンガンズ滝沢】
  11. 米・ウクライナの代表団がドイツで和平計画を協議 米特使「多くの進展」 15日も協議を継続
  12. 日銀12月短観 大企業・製造業は3期連続で改善 “トランプ関税”の不確実性低下など要因