毎朝20分のオンライン体操教室による高齢者の歩行能力が7歳若返り

2025-11-10 10:23

明治安田厚生事業団 体力医学研究所が、高齢者によるスローエアロビックのオンライン体操教室への参加が、最大歩行速度の改善に役立つことを明らかにしました。

概要

公益財団法人 明治安田厚生事業団 体力医学研究所(本部:東京都新宿区、理事長:生井 俊夫)は、高齢者向けのオンライン健康づくりシステムの実証研究の一環として、自宅で取り組める軽体操プログラム「スローエアロビック」※の健康効果を確認しました。本研究の結果は、老年学分野の国際学術誌「BMC Geriatrics」に2025年11月3日付で早期公開されています。

試験の背景と方法

本研究は、新型コロナウイルスの流行後に行われ、地域の高齢者を対象にオンラインにて体操教室を開催しました。対象者は、東京都八王子市に在住する60歳以上の高齢者で、ランダムに2つのグループ(体操教室グループと通常生活グループ)に分けられました。体操教室グループの参加者は、12週間にわたり、毎朝自宅から20分間オンライン体操教室に参加しました。

結果と評価

分析の結果、体操教室グループでは、最大歩行速度が通常生活グループよりも有意に改善され、平均歩行速度は約7年分の加齢による歩行能力低下を取り戻す効果があることが確認されました。また、オンライン体操教室への参加率は平均で94.5%と非常に高く、継続性にも優れていたことが確認されました。

コメントと次のステップ

今回の研究により、低強度の運動の効果やオンライン体操教室の可能性が示され、運動が苦手な高齢者でも取り組むことが期待されました。体力医学研究所では、この結果を基に、より効果的な運動プログラムの提案や、地域コミュニティや在宅介護予防への適応など、新たな運動プログラムの有効性を継続的に検証していく方針です。

関連情報

BMC Geriatrics 論文情報:
タイトル: Effects of frequent, short-duration web-based light-intensity aerobic dance exercise on body composition, physical function, and physical activity in older adults: a randomized controlled trial.
著者:Yuya Watanabe*, Kazuki Hyodo*,#, Daisuke Yamaguchi, Takayuki Noda, Sumiyo Nishida, Aiko Ueno, Yuko Kai, Takashi Arao
DOI:10.1186/s12877-025-06495-3
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