満州開拓団・豊村の集団自決 「何の罪もない人が犠牲に」奇跡的に生存した女性の今も癒えることのない心

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-11-24 12:23
満州開拓団・豊村の集団自決 「何の罪もない人が犠牲に」奇跡的に生存した女性の今も癒えることのない心

戦後80年プロジェクト「つなぐ、つながる」です。山梨県にあった豊村では満州に渡った開拓団が終戦直後に集団自決しました。奇跡的に生存し、中国残留孤児となった女性の心は今も癒えることがありません。悲劇はなぜ起きたのでしょうか。

現在の山梨県南アルプス市にあった豊村。

郷土史研究家 相原千里さん
「満州の豊村分村で亡くなった人たちの慰霊碑」

こちらでは1940年から160人を超える村民が大陸へ渡り、満州開拓団のひとつとして、四道河と呼ばれる場所に入植しました。

大陸での暮らしが軌道に乗り始めたころ、日本本土は…。1945年8月15日、終戦。開拓団にとっては、この終戦が悲劇の始まりでした。

開拓村は現地の武装集団に取り囲まれ、追い詰められた団員らがとった悲痛な選択。それは、防戦用のダイナマイトによる集団自決でした。

郷土史研究家 相原千里さん
「自分たちで死んだように思うけど、そうじゃなくて、殺されたと思う。(Q.誰に殺された?)日本ですね」

石丸美知子さん、当時5歳。当初は死亡したと伝えられていましたが、奇跡的に生存していました。

豊村開拓団の生存者 石丸美知子さん(85)
「部屋に入ると、大人はみんな泣いていた。16歳ぐらいのお兄さんとお姉さんが舞ったり歌ったりして、男の人が何か話した後、爆音がした。たくさんの人の下敷きになって息苦しかった」

このとき、石丸さんの父親は出征中で不在。母親と姉、弟が集団自決で亡くなりました。

その後、石丸さんは中国人の養父母に大切に育てられましたが、終戦から40年近く経った1980年代まで祖国・日本の地を踏むことができませんでした。

豊村開拓団の生存者 石丸美知子さん(85)
「自分の名前、家族のことも分からなかった」

石丸さんは中国残留孤児として1988年に帰国。悲しみは今も癒えることはありません。

豊村開拓団の生存者 石丸美知子さん(85)
「戦争で私の人生は変わってしまった。何の罪もない民間人が犠牲になる。もう戦争はしてはいけない」

  1. 【 中川翔子 】〝ママ争奪戦とおもちゃ争奪戦〟「#平和」な戦いに幸せにじむ フォロワー〝うちも取り合いしてます〟
  2. 【 Number_i ・岸優太 】「ジムDAY」画像公開にファン歓喜「胸筋さいきんやばいって思ってた」
  3. 【25日 きょうの天気】本州付近は広く晴れ 福岡25℃予想で日中半袖で過ごせる暑さに 西日本の太平洋側は雲広がりやすく沖縄は局地的に激しい雷雨のおそれ
  4. 107人が死亡したJR福知山線脱線事故から21年 追悼慰霊式に遺族や負傷者、JR西日本幹部らが参列
  5. IT関連会社社長の男(49)逮捕の死体遺棄事件 「相模湖」周辺での遺体捜索を開始 レンタカーで遺体運んだか 警視庁
  6. 「視点が違って楽しい」かつての高速道路上を“歩いて楽しめる”イベント開催 「KK線」廃止から1年
  7. 【 小倉優子 】〝一年前から+3キロ〟「増えても全然落ちません笑」体重の悩みを吐露「焼売みたいに顔がパンパン」
  8. 【 小柳ルミ子 】73歳・驚異の開脚〝43年サボらずルーティーン〟柔軟&ストレッチでデビュー55周年LIVEも無事完走「#継続は力」
  9. アメリカ代表団が25日にパキスタンへ出発 イランと2回目の対面協議へ 「進展を期待」とするもイラン側は「協議の予定はない」と説明
  10. 『大きくなりにくい』と言われている小柄な猫種4選 それぞれの性格や特徴から飼い方のポイントまで
  1. りくりゅうがパレードでリフト披露「全てやり切った思い」高木美帆「感謝の気持ちでいっぱい」ミラノオリパラ応援感謝イベント
  2. オープンAIのアルトマンCEOが謝罪 銃撃事件の容疑者による事前AI相談を把握も通報せず
  3. 猫があなたに『頭突き』をするときの理由3つ 実は深い意味がある?上手な応え方まで
  4. 暖かくなってきたので、ストーブを消した結果→犬が『なぜですか?』と訴えてきて…切実すぎる『表情と態度』に反響「なんちゅう顔w」「爆笑」
  5. 突然家にやってきた『赤ちゃん』に戸惑う犬→6年間、一緒に育てた結果…あまりにも尊い『成長記録』が149万再生「泣いちゃう」「素晴らしい」
  6. 村上宗隆、今季11号は”片手弾”ア・リーグトップタイに浮上 驚異のシーズン68本ペース 元巨人マイコラスを攻略
  7. 【 ALS闘病 】声優・津久井教生さん 呼吸機能の低下を明かす「それなりに自主トレもしていたのですが ALSの進行はゆるみませんでした」【ニャンちゅう】
  8. 「まっすぐ家に帰れると思った…」千葉県警松戸警察署の警察官の男(28)を酒気帯び運転の疑いで逮捕 千葉県警
  9. 胃薬だけに頼っていない? タイプ別に見直す胃の不調とやさしい食事ケア
  10. 107人が死亡したJR福知山線脱線事故から21年 追悼慰霊式に遺族や負傷者、JR西日本幹部らが参列
  11. 【 小柳ルミ子 】73歳・驚異の開脚〝43年サボらずルーティーン〟柔軟&ストレッチでデビュー55周年LIVEも無事完走「#継続は力」
  12. GMO嶋津雄大、パラ陸上デビュー戦 男子5000mで世界新記録の快挙「とても新鮮な気持ちで走れた」従来の記録を17秒更新