「答え合わせをしたい」国分太一さん“番組降板後”初の会見 涙ながらに話す場面も 一方、会見を受け日本テレビは…【news23】
表舞台から姿を消して5か月。元「TOKIO」の国分太一さんが初めて記者会見を行いました。会見では、涙ながらに話す場面もありましたが、何度も訴えたのは、日本テレビ側に「答え合わせをしたい」という言葉でした。
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国分太一さん 会見で謝罪
会見場に姿を見せた際、その表情は少しやつれたように見受けられました。
国分太一さん(51)
「まず最初に自らとった行動により傷つけてしまった当事者の方に、心からお詫びの気持ちをお伝えさせてください。本当に申し訳ございませんでした」
元TOKIOの国分太一さんをめぐっては、今年6月、日本テレビが「過去にコンプライアンス上の問題行為があった」として、バラエティー番組からの降板を発表。
国分さんは無期限で活動を休止し、所属していた「TOKIO」も解散を発表しました。
国分太一さん
「正直、長年の活動の中で、立場と環境にあぐらをかいていた部分があったのだと思います。30年続いた『鉄腕!DASH!!』からの突然の降板。自身の活動休止。TOKIOの解散、苦楽をともにしてきた3人で作った会社の廃業。TOKIOーBAの閉園。数日間の間で全てを失いました」
日本テレビ側から「降板」を伝えられたときの気持ちについて問われると…
国分太一さん
「突然の聞き取りということもあり、かなり動揺し、緊張して、何が始まるんだろうっていう、そんな気持ちで聞き取りが始まりました。とても冷静ではなかったような気がしています。その場で本当に申し訳ございませんでした。その言葉を言うのが精一杯でした」
国分さんの問題行為について日本テレビ側は、プライバシーの保護を理由に、具体的な内容を明らかにしていません。
これに対し、国分さんは、日本テレビ側の対応に問題があったとして、先月、日弁連に人権救済を申し立てていました。
会見で国分さんは、「答え合わせをしたい」と何度も訴えました。
国分太一さん
「私の過去の行動が、日本テレビからコンプライアンス違反に認定されている可能性もあるかと思います。そうした事柄も全てひっくるめて、“答え合わせ”をさせていただき、事実を知り、本件と関係者にきちんと向き合いたいという気持ちから、日本テレビさんと協議を続けていただきましたが、こちらのお願いが何一つ叶わず今日に至っています」
「答え合わせしたい」…日テレは反論
Q.自分がやった行為について、日本テレビと“答え合わせ”と繰り返されているが、一定、想像がつくのでは?
国分さんの代理人弁護士
「思い当たる内容のトータルの評価というのは分からない。相手方の事情とか、気持ちの認定が。それから国分さんが思いもよらないことをしていたことも認定しているかもしれない。そのことをトータルで含めて“答え合わせ”、処分該当事実を明示していただく。こちらに明らかにしてほしいと」
国分さんの会見を受けて、日本テレビは…
日本テレビ
「会見で国分太一氏は『答え合わせがしたい』とおっしゃっていましたが、ヒアリングで国分氏自らお話しされた内容だけでもコンプライアンス違反に該当し、降板していただくことを即断せざるをえないものでした。私共は一貫して関係者の保護を第一に対応しており、何よりも関係者が自分の身元を特定され、“二次加害”がもたらされることに強い恐怖を感じております。その観点から『答え合わせ』は難しいと考えております」