「希望の道」を走る外国人大型トラック運転手 ―インドネシア出身の新戦力が活躍する運送業界―
2025-12-05 09:20

株式会社Noah Nine、長崎県波佐見町の運送業、株式会社新栄の新たな一員として、福岡-名古屋間を「希望の道」と称し、800キロをドライブするインドネシア出身の大型トラック運転手シギット・プルワント氏をご紹介します。
概要
運送業の新たなる顔:シギット・プルワント氏(30)勤務先:株式会社新栄(長崎県東彼杵郡波佐見町)
彼の役割:福岡―名古屋間、約800キロを運転する大型トラックの運転手
入社したばかりの2025年9月以降、彼の成長と活躍が期待される。
URL: https://833shin-ei.jp/
シギット・プルワント氏の背景と成長
シギット氏は元技能実習生であり、その頃から日本全国をトラックで走りたいという強い希望を持っていました。故郷インドネシアでの自動車運転が好きだった彼は、日本でも運転できるように日本の免許証に切り替え、インドネシアから日本に来てからあこがれの富士山山頂まで登った経験もあります。大型トラック運転手としての挑戦
シギット氏が初めて大型トラックのハンドルを握ったのは、福岡-名古屋の往復コースでした。荷積みや荷降ろしを学んだ後、10月下旬には自身で運転するポジションに移りました。現在、彼は不安定な往路復路をマスターし、安全に運転するための配慮を行いつつ、駐車場の位置や休憩時間のスケジューリングなどを自分で判断しています。特定技能制度と外国人労働力
特定技能制度は2019年に開始し、労働力不足の企業が外国人を即戦力として雇用するための制度です。技能実習生から特定技能に移ることも可能で、特定技能の就業可能職種にはつい最近、運送業やバス・タクシー運転手が加わりました。シギット氏は、この特定技能制度に基づいて株式会社新栄で雇用されました。シギット・プルワント氏と株式会社新栄の出会い
株式会社新栄の代表取締役山脇慎太郎氏は、シギット氏との出会いを運送業導入支援・特定技能受入事業を展開する福岡市の株式会社RPJ経由で実現しました。山脇氏は前向きにシギット氏を採用する意向を示し、彼の大型運転免許証取得のための費用を含む支援を約束しました。まとめ
シギット・プルワント氏が日本のトラック運転手としての一歩を踏み出す様子をご紹介しました。彼の道のりは長いかもしれませんが、彼の採用は、運送業界での外国人労働力の活用に新たな可能性を示しています。シギット氏の仕事ぶりは、技能実習生や特定技能者の就職機会を広げる新たな範例となり得ます。関連リンク:https://r-p-j.com/
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