猫に『トイレトレーニング』を教えるときのポイント6つ 効果的な手順や注意点もご紹介

2025-12-06 06:00

猫は比較的トイレをすぐに覚える動物です。早いと、新しい家でもすぐトイレで排泄ができますし、多くの子猫は数日以内にマスターするのが一般的。ここでは、スムーズなトイレトレーニングのポイントを紹介します。

1.静かで落ち着ける「場所」を用意

猫トイレとマット

猫のトイレトレーニングで、最も大切なのが“場所選び”です。人間の目線では「猫なんだから、どこに置いても良さそう」と思われることもありますが、猫は落ち着けない場所では安心して排泄できません。

理由は、そもそも猫は野生の動物だったので、排泄中は敵に見つからないように注意しなければならない『無防備な瞬間』だからです。なぜなら排泄中は、周囲の注意が薄れ、背中から外敵に襲われるリスクも高まるからです。

猫はできるだけ安全で静かな場所で排泄をすることが本能に備わっているので、トイレトレーニングの第一歩は、「落ち着ける場所」を確保するのが必須。たとえば、洗濯機の近くや人の通り道などは避けましょう。

猫は音や人の気配に敏感なので、トイレトレーニング中に少しでも不安を感じると、「そこではしたくない」と感じてしまうのでご注意ください。

2.自分の排泄の「ニオイ」を活用

トイレの前で悩む顔をする猫

猫にとって、「ニオイ」とは、安全性や仲間、場所を判断する重要な情報源です。したがって、猫のトイレトレーニングには、真新しい砂に、その猫が使用していた砂をひと握り程度入れておくとスムーズ。猫は自分の排泄のニオイを知っているので、自分のニオイがするトイレは「安全な場所」と認識するからです。

また、使用済の砂ではなく、少量の排泄物を直接移しておくことも有効。小さな容器で取って、新しいトイレの砂に埋めておくことで「ここで排泄してもよい」と猫が認識するでしょう。

なお、この方法は、トイレトレーニング以外にも使えます。新しいトイレ容器に変えるときや猫砂の種類を変更したとき、トイレの設置場所を移動したときも使えますよ。

3.猫砂の種類を試す

砂のニオイを嗅ぐ猫

猫砂にはいくつもの種類があり、足の感触や排泄するときの感覚を大きく左右します。猫によっては気に入る砂もあれば、合わない砂もあるので、猫砂を選ぶときには実際に試すことが大切です。

まず子猫であれば、細かい砂がおすすめです。子猫は体が小さくて軽いので、足の裏の感覚も敏感です。細かい砂の方が足にフィットしますし、粒が細かい方が掘るのが簡単だからです。

成猫やシニア猫は、粒が大きい猫砂がおすすめ。力を入れて掘るとちょうどよく砂が動くため、排泄物を隠しやすいからです。また体重が重くなっている大人の猫ですと、粗めの砂の方が「掘る・埋める」という感覚がしみこみやすいと考えられます。

猫砂の選び方はほかにもいろいろありますが、まずは猫砂を少量ずつ試してください。反応がよければ徐々にその砂の割合を増やし、猫が違和感なく使っていればOKです。ただし、猫砂をすぐに変えすぎないことがポイント。猫が戸惑ったり、警戒したりするので、観察する期間はある程度設けてくださいね。

4.排泄のサインを見逃さない

土のうえで排泄をする猫

猫にトイレを教えはじめる「最初」は、できる限り飼い主さんが観察しておくのがおすすめです。

猫はトイレをしたくなると「排泄前のサイン」を見せることがほとんどです。ソワソワと落ち着かなくなったり、トイレの周りをうろうろしたり、何かを探すように移動していたら、排泄したいサインです。

このほかにも、床を前足で蹴るような「砂をかく仕草」や、体勢を低くしたり、しっぽをさげたりしても、トイレをしたい前触れでしょう。

猫が排泄をしたがっていると感じたら、用意したトイレに誘導しましょう。ただし、無理に抱っこして連れていくのではなく、猫が自ら自然にはいれる状態をつくることがポイントです。あらかじめ、猫の活動スペースとトイレまでの動線は短くしておくとよいでしょう。

5.失敗は叱らず成功を褒める

おやつを眺める猫

猫がトイレトレーニング中に、もし失敗してしまっても、決して怒ってはいけません。猫を叱ることで「トイレは怖いこと」だと思い込んでしまうからです。すると、人から隠れて排泄することを意識してしまうので、かえって粗相が増えてしまうこともあるでしょう。

逆に、成功したときにはしっかり褒めてあげましょう。ただし、大声や拍手などオーバーリアクションで「偉い!!上手!!」という褒め方は驚かせてしまうこともあるので、おすすめしません。

6.成猫・保護猫・多頭飼いのケース別

先住猫と子猫

猫のトイレトレーニングは、子猫ばかりではありません。年齢や環境によってアプローチを変えることも、成功の秘訣です。

成猫の場合

成猫の場合は、以前の習慣が残っている可能性が高いため、逆に新しい場所や砂に慣れるまでに時間がかかることがあります。できるなら、トイレ容器はいきなり新調せず、以前使っていたものを利用。砂も少量移すことで、安心感がうまれるでしょう。

保護猫の場合

保護猫の場合は、そもそも住環境に慣れていないので、まずは安心できる居場所を作ることが先決。いきなり部屋の中に放つのではなく、ケージ内で生活させ、その中にトイレを設置すると、警戒心が緩和されるでしょう。

多頭飼いの場合

複数の猫を飼っている場合は、トイレの数は「猫の数+1」が基本です。理由は、猫同士が干渉せず、排泄できる環境を整えるためです。さらに猫によって砂の種類やトイレ容器の形状への好みがあるため、最初はケージに入れて『専用トイレ』を用意してあげるとスムーズでしょう。

まとめ

はじめてトイレができた猫

猫のトイレトレーニングは「教える」という感覚ではなく、「環境を整えて見守る」スタンスが適しています。

静かで落ち着ける場所や好みの砂、清潔な環境の3つがそろえば、猫は自然とトイレを覚える動物です。

猫にとってトイレはとても重要な「プライベート空間」です。このことを把握して、猫のトイレ環境を整えてあげてくださいね。

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