猫と『音楽』に関する豆知識5つ 好みやすい曲調や聴かせたときのメリットもご紹介
猫にも好みの『音楽』がある!?好まれる曲調は?音楽を取り入れるメリットは?ここでは"猫と音楽"に関する豆知識をたっぷり5つ紹介いたします!
猫と『音楽』に関する5つの豆知識

皆様はどのようなジャンルの音楽がお好きですか?筆者はやる気を引き出したいときはとあるアニメのOSTを聴き、リラックスしたいときはバラード系のポップスを聴いています。
ところで、猫にも音楽は受け入れられるものなのでしょうか。実は猫にも好みの曲調があるようで、上手く活用するとストレス解消に効果があるのだそう。
ということで、ここでは『猫と音楽』に関する豆知識を5つ紹介いたします。
1.猫はクラシック音楽が好き

猫が最も好む音楽はクラシック音楽で、中でもとりわけモーツァルトを好む傾向があります。
猫は高音域を多く取り入れた滑らかな曲調を心地よく感じるのだそう。モーツァルトの曲はまさに、猫の心に刺さるものがあるのかもしれません。
2.ロックも好む

優しいイメージが強いクラシックとは裏腹に、ロックも好まれる傾向にあるようです。その理由として考えられるのは、猫の心拍に近いから。自分自身の鼓動とテンポが合うロックは相性が良いのでしょう。
3.重低音が強い曲は苦手

ロックを好む一方で、重低音が強い曲調や、ヘビーメタルは苦手なようです。
低い音は威嚇を連想させるため、不安や恐怖心を煽ってしまう恐れがあります。音楽初心者の猫に初めて聞かせる音楽は、クラシック音楽が無難かもしれませんね。
ちなみに、ベートーヴェンは低音が目立つ曲調の音楽が多いことから苦手意識を持つ猫が多いそうです。
4.猫のための音楽がある

実は、猫のために作られた音楽があるのです。その名も『Scooter Bere's Aria(スクーター・ベレのアリア)』。
アリアとはオペラやオラトリオ、カンタータなどで歌われる独唱曲のことで、歌手の叙情的な表現が見せどころな音楽です。
『Scooter Bere's Aria(スクーター・ベレのアリア)』は猫の鳴き声やゴロゴロ音の周波数に近い音域で構成されています。気になる方は検索してみてください。
5.音楽によってストレススコアが低下する

冒頭でも紹介したように、音楽は猫のストレス軽減にも役立ちます。アメリカのルイジアナ州立大学では、猫の健康診断に『Scooter Bere's Aria』を取り入れるという研究が行われました。
すると猫たちは、検査中でも獣医さんの指示に応じ、大人しくしていたそう。実際にストレススコアの値も低下していたとのことでした。
この曲には猫が好む要素、落ち着く要素が盛り込まれているので、自ずと落ち着くことができたのではないかと考えられています。
まとめ

猫と音楽に関する豆知識を5つ紹介いたしました。ここで紹介した『Scooter Bere's Aria』はYouTubeでも聞くことができます。愛猫が何となくソワソワしているときに聴かせてみると良いかもしれませんね。
ただし、これから病院に出かけるというタイミングで流すのはおすすめできません。なぜなら、これを繰り返すことで逆に"通院を知らせる合図"として定着してしまう可能性が高いからです。
猫がどの程度音楽を記憶できるかは定かではないものの、特定の音やメロディに反応するという研究結果が存在します。使用頻度や用途には注意が必要かもしれません。
ちなみに我が家の猫たちは、合唱曲を聴かせるとリラックスします。優しいソプラノボイスやピアノを好む猫も多いようなので、個人的にはおすすめです。
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