犬に使っちゃダメな『ブラシ』3つ 思わぬリスクを招く形状やお手入れのポイントまで

2025-12-07 17:00

『犬に使っちゃダメなブラシ』についてまとめました。愛犬の毛質に合わないブラシ、間違った使用方法では、皮膚や被毛を傷つけることがあります。犬の被毛のお手入れのポイントを解説します。

犬に使っちゃダメなブラシ

青いブラシ

ブラシを使ったお手入れは毎日欠かすことのできないものですが、犬の被毛のケアに向かないブラシも存在しています。

犬種、被毛の特徴、被毛や皮膚の健康状態によっては、誤ったブラシを使うことで、健康を害してしまう恐れがあります。

犬に使っちゃダメなブラシは、犬が極度に嫌がることがあり、ブラッシングができなくなってしまったり、犬が怪我を負ってしまったりする恐れがあります。

愛犬に適したブラシを見極め、選び方にも注意をし、快適なブラッシングをしてあげられるようにしましょう。

1.安価で粗悪な金属ピンブラシ

あまりにも安価であると、品質が悪く、ピンの先の部分の処理が不十分である場合があります。

皮膚に当たると犬が痛い思いをしたり、飼い主が手や指を怪我してしまったり、皮膚炎の原因になってしまうことがあります。

ピンの先に何もついていないタイプのピンブラシもありますが、先の部分の処理が丁寧にされているものを選ぶようにしましょう。

ピンの先に丸いキャップのようなものがついているタイプであれば、犬の皮膚を傷つけにくいです。

ついている場合もついていない場合も、飼い主の手のひらに当ててみて、チクッと刺さるような痛みがあるようなピンブラシは避けた方がよいでしょう。

2.毛質に合っていないスリッカーブラシ

スリッカー、オレンジ色

換毛期のある抜け毛の多い犬種、長毛種にとっては便利なスリッカーブラシですが、針金の部分がとっても鋭いです。

針金の部分であるピンがくの字に曲がっており、犬の皮膚に突き刺さって痛い思いをさせてしまうことがあるかもしれません。

私は指にチクッと刺してしまったことがあるのですが、出血してしまいました。愛犬の皮膚だったら…と思うと恐ろしいことです。

スリッカーブラシの針金の部分には、何もついていないタイプと、ピンの先に丸いキャップのようなものがついているタイプがあります。

短毛種である犬、皮膚が薄い犬には、スリッカーブラシは向かないでしょう。

3.人間用のヘアブラシ

人間の髪の毛と犬の被毛とでは、構造にも密度にも違いがあります。

人間用のヘアブラシでは、犬の被毛に付着した汚れを十分に取り除いてあげることができず、皮膚の状態まで不衛生になってしまうことがあります。

また、抜け毛を十分に取り除いてあげることができず、毛玉の原因になってしまうこともあります。

人間用のヘアブラシで犬のブラッシングをすると、静電気が起こり、被毛を傷つけてしまうことがありますので、犬の被毛のケアには避けるべきです。

犬の被毛のお手入れのポイント

コームとポメラニアン

犬のブラッシングは、基本的には毎日行うべきです。抜け毛やフケを取り除くこと、皮膚の血行を促進すること、飼い主とのスキンシップやコミュニケーションなどの目的があります。

ブラシの商品パッケージには、「短毛用」「長毛用」などの表示がありますので、参考に購入されるとよいかと思います。

毛玉ができてしまったときは、毛先の方から優しくほぐしてみてください。ほぐすことができないほど絡まってしまっているときは、トリマーや獣医師に処置をお願いしましょう。

まとめ

ブラシをくわえたコーギー

犬に使っちゃダメなブラシを3つ解説しました。

  • 安価で粗悪な金属ピンブラシ
  • 毛質に合っていないスリッカーブラシ
  • 人間用のヘアブラシ

ブラッシングは、犬の皮膚や被毛の健康維持に欠かすことができないものです。ただ単純にブラッシングをすれば大丈夫というものではなく、使用するブラシにも慎重になるべきです。

愛犬がブラッシングを嫌がるときは、使用しているブラシにも原因があるかもしれません。様々な形状や商品がありますので、使い比べてみるとよいかと思います。

関連記事

赤ちゃんの近くから離れない大型犬…ずっと見ていたい『1人と1匹の物語』に感動の声「かわいいしかない」「いつまでも仲良しでいて」
パパが東京出張から帰ると、犬が…思った以上の『熱烈大歓迎』と『愛おしい行動』に反響の声「日本一平和な光景」「スーパー監視スタイル」
犬が空腹(お腹がすいている)のときによく見せる5つのサイン
犬と一緒に寝るって本当にいけないこと?危険性と注意すること
80日ぶりに『大好きな人』と再会した大型犬→全身全霊で見せた『久しぶりのご挨拶』が6万再生「何年も会ってないみたいw」「可愛すぎる」

  1. 前市長の失職に伴う静岡・伊東市長選、過去最多の9人が立候補
  2. 小6女児が歩行中に倒れたところを車にひかれ死亡 運転の男を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕 埼玉・朝霞市
  3. 【速報】高市内閣の支持率75.8% 先月から6.2ポイント下落 JNN世論調査
  4. 中にだけ聞こえる階段を上る足音?集合住宅で多いラップ音現象の正体
  5. 関東初のコーヒー農園「ヤチフォルニア農園公国」で豆の摘み取り・焙煎・ドリップを体験 千葉・八千代市
  6. 中国軍戦闘機のレーダー照射に日本側は抗議 「日本の挑発に断固反対」中国国防省は反発
  7. 高市総理 初の能登視察で「被災者から元気をもらった」来年度の防災庁設置に意欲
  8. 日本は中国に1-8の完敗で銀メダル...完全アウェーの中、張本智和が意地みせるも王者の牙城崩せず【卓球混合団体W杯】
  9. 布団にもぐりこんできた子猫→初めて添い寝した結果…『愛おしくてたまらない光景』が96万再生「最高の至福の時間」「羨ましさ100倍」
  10. 【速報】高市総理「極めて残念」中国側に強く抗議 中国軍の戦闘機が自衛隊の戦闘機にレーダー照射
  11. 犬の命に関わる『危険な寒さ対策』5選 事故やケガを引き起こすことも…適切な防寒策まで
  12. 外務次官が中国大使に強く抗議 中国軍の戦闘機による自衛隊機へのレーダー照射で