【記者解説中継】「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を初めて発表 気象庁・内閣府が会見

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-12-09 03:28

気象庁前から中継です。

【動画】【記者解説中継】「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を初めて発表 気象庁・内閣府が会見

初めて「北海道・三陸沖後発震注意情報」が発表されたことに伴い、気象庁と内閣府はつい先ほどまで会見を行い、その情報について説明を行っていました。

その中で内閣府の担当者が強調していたのは、今はまず、津波警報。発表されている津波からの避難というのが最優先。津波警報に伴う避難というのが最優先だということです。

その上で、今後津波警報が解除された後についても1週間の間、油断せず後発地震注意情報の対応というのを続けてほしいというふうに話していました。

気象庁は地震発生の後、精度の高いマグニチュードであるモーメントマグニチュードの精査というのを続けていました。この今回の震源ですと、モーメントマグニチュードが7.0以上であればこの後発地震注意情報が発表されるという基準になっていたわけですが、精査の結果はモーメントマグニチュード7.4というふうに評価されたことを受けて今回、後発地震注意情報が発表されたという流れになっています。

この情報について内閣府の担当者は、初めてで戸惑っている人もいるかもしれないけれども、今後大きな地震が発生するということが確定しているものではないというふうに話しています。

その上で、普段よりは発生の確率が高いので、いつも以上の注意をお願いしていると、そういう情報であることをよく理解したうえで冷静に対応してほしい、というふうに話していました。

具体的な対応としては、家具の固定であるとか、避難場所・経路の確認などの日頃の地震や津波への対応というのを再確認したうえで、今後1週間はそれに更に加えまして、すぐに避難できるような体制を整える。いつでも避難できるように準備をしておくことと、外出の際には貴重品であるとか、常備薬であるといったような非常時の持ち出し品を携帯するということを呼びかけています。

一方で、こういった対応をとったうえで、社会経済活動については継続してほしいと、そういう情報だということも解説をしていました。

  1. 八戸市立の小中学校65校と青森県立高校8校は9日休校【青森県で震度6強】
  2. 【解説】備えるべき巨大地震とは?「北海道・三陸沖後発地震注意情報」はどんな情報か
  3. 「いつでも避難できるよう準備を」千葉県の対応 「北海道・三陸沖後発地震注意情報」発表受け 14市町村が対象地域
  4. 【速報】すべての津波「警報」を「注意報」に切り替え 気象庁【青森県で震度6強】
  5. 【記者解説中継】「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を初めて発表 気象庁・内閣府が会見
  6. 政府が関係省庁災害対策会議を開催 青森県で震度6強の地震 青森・岩手の計24市町村では災害救助法の適用決定
  7. 震度6強観測の八戸市では395人が避難所に けが人1人【青森県で震度6強】
  8. 中国外相がドイツ外相と会談「日本は侵略の歴史をまだ十分に反省していない」高市総理の答弁を批判
  9. 「いまは津波が優先 警報解除後も油断せず『後発地震注意情報』の対応を」気象庁・内閣府
  10. 青森県東北町の国道で道路陥没 直径約3メートルの穴に乗用車が落下…男性がけがをして病院搬送 命に別状なし 県職員がバリケード設置して通行禁止に
  11. 中国独占の「レアアース」G7がリスク最小化に向けて供給網の強化で一致 「独占的地位を占めることは決してあってはいけない」片山財務大臣
  12. 北海道と青森を結ぶフェリー いずれも欠航、今後については未定【青森県で震度6強】