【柚香光】宝塚退団後初のグランドミュージカルに苦戦「女性として歌うのが本当に難しい」 初日を前に「気合は十分、緊張も十分」

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2025-12-09 04:00
【柚香光】宝塚退団後初のグランドミュージカルに苦戦「女性として歌うのが本当に難しい」 初日を前に「気合は十分、緊張も十分」

ミュージカル『十二国記 -月の影 影の海-』の囲み取材が行われ、俳優の柚香光さん、加藤梨里香さん、演出の山田和也さんが登壇しました。

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『十二国記』は、小野不由美による大河ファンタジー小説の世界初の舞台化作品。我々が住む世界と、地球上には存在しない異世界とを舞台に繰り広げられる、壮大なファンタジーです。異世界に連れ去られたヨウコを柚香さん、我々の世界の陽子を加藤さんが演じます。 

初日を前に、柚香さんは‟いよいよ始まるんだなという思いと、少しでも明日に向けて、まだまだ、もっと(上に)行きたいという思いで稽古をしていたんですけど、気合は十分、緊張も十分という感じです”と、語りました。

注目ポイントについては、‟ヨウコが試練に立ち向かおうと思って、前に進もうと思ったら次の試練があって、希望が見えたら次の出来事があって、怒涛の彼女の旅路を一緒に体験して、共感して、彼女の成長を皆様に見守って、心を寄せていただけるように頑張りたい”と、アピール。

初のミュージカル化となった本作。稽古中は、舞台で使用されている『楽俊(らくしゅん)のパペット』が癒しになっていたようで、加藤さんは‟楽俊の存在が稽古場のマスコットになっていて、楽俊に挨拶する人がいました”と語ると、柚香さんは‟視線泥棒だと思います。可愛いもん”と、見どころの1つだと教えてくれました。

また、柚香さんとの稽古について、加藤さんは‟多くを話さずとも、劇中で思いを交感できているので、ものすごいお話したということはあまりないです”と明かし、記者から「通じ合える関係になれたということですね?」と声をかけられると、柚香さんと加藤さんは「そうですね!」と、お互いを見つめ合いながら微笑んでいました。

本作は、柚香さんにとって『宝塚歌劇団』退団後初のグランドミュージカル。柚香さんは‟宝塚歌劇団を卒業して、男役を卒業して、舞台に出られている方は沢山おいでになるんですが、やはり女性として歌うというのが本当に難しくて、懸命に頑張っている”と吐露。そして、‟今の状態に全然満足していないんですが、今日よりも明日、明日よりも明後日と皆様に何度も観たいなと思ってもらえるように頑張っているところです”と、初日に向けて気合十分でした。

【担当:芸能情報ステーション】