犬にストレスを与える飼い主の『生活習慣』5選 精神的苦痛を感じているサインや不満を解消させる方法とは?
『犬にストレスを与える飼い主の生活習慣』についてまとめました。犬は生活の変化に敏感な動物です。犬が苦痛を感じているときのサイン、犬の不満を解消するための方法を解説します。
犬にストレスを与える飼い主の生活習慣

犬は飼い主の生活習慣に合わせて生きています。飼い主が早起きであれば犬も早起きをしますし、飼い主が夜更かしをすれば犬も夜更かしをします。
犬は飼い主の生活習慣に大きく影響を受けるため、知らないうちに強いストレスを与えてしまっていることがあります。
1.生活リズムが不規則であること
犬にストレスを与える飼い主の生活習慣は、生活リズムが不規則であることです。
朝起きる時間、お散歩に行く時間、ごはんを食べる時間など、日によって大きく異なると、犬が不安を抱くことがあります。予測することができないからです。
とくに寝る時間と起きる時間が日によって大きく異なり、夜遅くまで起きていたり、昼すぎまで寝ていたりすると、犬の体内時計が乱れてしまい、強いストレスを抱えてしまうことがあります。
2.1日のほとんどをお留守番していること
犬にストレスを与える飼い主の生活習慣は、1日のほとんどをお留守番していることです。
不安・退屈・寂しさ・孤独を感じている時間があまりにも長いことで、犬は強いストレスを感じることがあります。分離不安症を発症してしまう恐れもあります。
本来であれば犬は群れで生活をし、群れで行動をするため、ひとりきりで過ごす時間がとても苦手です。
過度なお留守番が強いストレスになると、吠え続けたり、物を破壊したり、粗相をするなどの問題行動として現れることがあります。
3.過度なスキンシップや干渉をすること

犬にストレスを与える飼い主の生活習慣は、過度なスキンシップや干渉をすることです。
犬がくつろいでいるとき、ひとり遊びをしているとき、眠っているときなど、過度なスキンシップや干渉をすると、強いストレスになってしまうことがあります。
安心しているときほど、犬は飼い主から離れてひとりの時間を楽しむことがあります。
とくに自立心や独立心の高い性格である犬種の場合では、飼い主に構われることがストレスになりやすいです。
4.しつけに対して一貫性がないこと
犬にストレスを与える飼い主の生活習慣は、しつけに対して一貫性がないことです。
飼い主の気分や都合によって、いつもはNGとされることが今日は許されたり、いつもはOKだとされることが今日は叱られたりすると、犬は強い不安やストレスを感じることがあります。
たとえば、いつもはソファーの上り下りを許されているのに今日はソファーに上ろうとしたら叱られた、などです。
5.運動量が不足していること
犬にストレスを与える飼い主の生活習慣は、運動量が不足していることです。
犬は飼い主と一緒にお散歩に行きます。飼い主の運動量が不足するということは、犬の運動量も不足するということに直結します。
体調の悪いときはお散歩を控えることもあるかと思いますが、飼い主の気分や都合で運動量が不足することが日常茶飯事なのでは、犬のストレスの原因になってしまいます。肥満や病気の原因にもなるでしょう。
精神的苦痛を感じているサインと不満を解消させる方法

精神的苦痛を感じているとき、過度に吠えたり、物を破壊したり、ごはんを食べないなどすることがあります。無気力になり、元気がなくなってしまうこともあります。
犬の不満を解消させるためにできることは、十分な運動量を与えること、新しい刺激を与えること、規則正しい生活リズムで過ごすことです。
まとめ

犬にストレスを与える飼い主の生活習慣を5つ解説しました。
- 生活リズムが不規則であること
- 1日のほとんどをお留守番していること
- 過度なスキンシップや干渉をすること
- しつけに対して一貫性がないこと
- 運動量が不足していること
犬は規則正しい生活習慣を送ることに安心感を得ることができます。生活習慣の変化や乱れに敏感であるため、ストレスの原因になり、下痢や嘔吐などの体調不良を引き起こすことがあります。
なるべく規則正しく過ごし、生活リズムを整えるようにしましょう。
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