愛猫が『グルーミング』をしないときの理由3つ 異常がある可能性も?対処法まで解説

2025-12-12 11:00

猫は1日の3割の時間をグルーミングをして過ごすと言われるほど、綺麗好きな動物です。そのため猫のグルーミングが減ると、フケや痒み、匂いなどすぐに変化が現れます。この記事では猫のグルーミングが減る理由とその際の対処法についてご紹介します。

︎1.体調不良

元気のない猫

人でも体調不良になると動くのが億劫になるのと同じように、猫も体に不調があると動きたくなくなります。

猫にとってグルーミングは日々の生活のルーティーンの中でもさほど優先順位が高くない為、どうしても頻度が低くなってしまいます。

猫のグルーミングが減った時には、元気や食欲、排泄など他に症状がないかを確認しましょう。

︎2.痛みがある

怪我した猫

怪我や関節痛など体に痛みがある場合にもグルーミングが減る傾向があります。

怪我というと足を引きずったりすることを想像する方も多いと思いますが、痛みのある部位によって見られる変化は様々で、なんとなく動きが緩慢になったり、高い場所に登らなくなったり、首が痛いとあまり水を飲まなくなったり、腰が痛いと排泄を我慢して失敗したりします。

猫は痛みを隠す傾向がある為、グルーミングの減少に加えて他にも小さな変化がないかを観察して動物病院を受診しておくと安心です。

︎3.高齢

高齢猫

猫は歳を重ねると体力が減っていくことによりグルーミングや爪研ぎ、排泄、食事など日々の生活のルーティーンが減少する傾向があります。  

猫は7歳になるとシニア期に突入し、11歳をすぎると本格的に高齢期となります。高齢期は特に動きが緩慢になる傾向があります。

しかし、シニアを過ぎたからグルーミングが減ったと、理由を決めつけるのは危険です。まずは、病気や怪我を疑い動物病院を受診し、それでも理由が他にない場合は高齢からの可能性が高い為、サポートしていきましょう。

︎対処法

ブラッシング

猫がなんらかの理由でグルーミングができなくなった場合、皮膚病を防ぐためにも体を綺麗にするサポートをしてあげる必要があります。

毎日行うお手入れとしてまず必要なのがブラッシングです。ブラッシングはグルーミングができている猫でももちろん必要ですが、グルーミングができなくなった猫ではより入念に行う必要があります。

ブラッシングをする際には猫の毛の長さに応じた正しいブラシを選ぶ事が大切です。長毛種の場合にはスリッカーブラシ、中毛種や短毛種の場合にはラバーブラシが抜け毛が取れやすくおすすめです。

また、猫のグルーミングは抜け毛を取るだけでなくストレス軽減やリラックスの効果もあるため、抜け毛を取るブラシと猫が好きなブラシでマッサージしてあげる時間を分けてあげるのも良いでしょう。

ブラッシングの習慣がない猫に、急に行おうとするとストレスとなってしまう場合があります。若齢のころからスキンシップの一環として習慣を少しずつつけることをおすすめします。

また、被毛の汚れや痒みを防ぐためにも体の拭き取りを可能であれば毎日行ってあげます。拭き取りをする際は、市販で売っているシャンプータオルを使用したり、ぬるま湯で濡らしたタオルを固く絞ったものを使用したりします。

特に汚れやすい口周りや目周り、肛門周りなどを重点的に行いましょう。

グルーミングができていない期間が長くなると、毎日ブラッシングや体の拭き取りを行っていても、フケや皮脂によるベタつきが出てきてしまう事が多いです。頻度は猫により様々ですが、フケやベタつきが気になった場合にはシャンプーを行います。

しかし、シャンプーは猫にとってかなり体力が必要な事です。シャンプーを行う場合にはなるべく体調の良い、気温が低くない日を選び、体の負担にならないよう短時間で終わらせられるようにしましょう。

シャンプーの後、体が濡れていると体温が下がってしまうため完全にドライヤーで乾かす事が大切です。冬場はなるべく部屋を温めておき、静かな音のドライヤーを選ぶと猫もストレスが少なく行う事ができます。

シャンプーしても大丈夫か体調が不安な場合には獣医師に相談し、動物病院でシャンプーをしてもらうことも一つの選択肢として覚えておきましょう。

︎まとめ

獣医師と猫

猫のフケや抜け毛が増えた場合には、グルーミング不足が原因のこともありますが、実は皮膚病など他の病気が隠れていることも少なくありません。

被毛に何かしら変化があった場合には、まずは動物病院を受診して、皮膚病や内科的な病気、体に痛みがないかを検査する事が大切です。

その上でサポートが必要な場合には、猫の体調やストレスに配慮した方法でグルーミングのお手伝いをしてあげましょう。

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