緊張続く日中関係…今度は「地震」で“渡航自粛要請”まで 台湾で広がる日本支援 台湾は“高市氏発言を歓迎”との分析も…“台湾の進む道”は?【news23】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-12-12 12:03
緊張続く日中関係…今度は「地震」で“渡航自粛要請”まで 台湾で広がる日本支援 台湾は“高市氏発言を歓迎”との分析も…“台湾の進む道”は?【news23】

高市総理の台湾有事をめぐる発言から1か月あまり。日中の緊張状態が続くなか、台湾の人たちは今の状況をどう見ているのでしょうか?

【写真でみる】「部外者が決めることではない」緊張続く日中関係、台湾の人たちはどう見ている?

高市氏の“台湾有事”発言 混沌の日中関係

高市早苗 総理(先月7日)
「戦艦を使ってですね、そして武力の行使も伴うものであれば、存立危機事態になりうるケースであると私は考えます」

高市総理の台湾有事をめぐる国会答弁に端を発した、日中間の対立。

中国は11日、日本への渡航を当面控えるよう再び呼びかけました。今度は、青森県で8日に震度6強の地震が発生したことが理由だそうです。

中国外務省 郭嘉昆 報道官
「(中国政府は)速やかに領事注意情報を発表し、海外に住む中国国民の安全を守っている。これは中国外交の当然の職責だ」

中国軍機が自衛隊機にレーダーを照射した問題では強く抗議してきた日本。木原官房長官は11日、国際社会の理解を得ていく必要性を強調しました。

木原官房長官
「各国の理解を得ることは、極めて重要であります。我が国の立場や考えというものを、適時適切に説明発信してまいります」

いまの日中関係をみて、「台湾」の人々はなにを思うのか。

収まらない日中対立 台湾ではいま

日本人の旅行先としても人気の台湾。現地でも連日のように日中の対立がニュースになっているようです。

台湾現地のニュース
「野党の議員は『台湾有事』を巡る発言の撤回を求めたが、高市氏は発言の撤回はしないと改めて表明」

台湾市民(11日)
「余計な発言だった。自分たちのことは自分たちで決める。部外者が決めることではない」

「(中国は)昔からやり過ぎだ。強く出るべき時に強く出るべきだ。そうでないといつも大陸(中国)にいじめられる」

「(Q.高市早苗さんは発言を撤回すべきだと思いますか?)撤回するのではなく、発言の意味をもう少し説明するとよいと思う」

こうした中、台湾の頼清徳総統のSNSのある投稿に注目が集まっています。

「あーん、口開けて」という文章と一緒に投稿された、こちらの映像。

台湾 頼清徳 総統(11月20日投稿)
「これは日本・北海道のほたて、鹿児島のぶり。今は日本料理を味わう良いタイミングかもしれません」

この投稿の前日、日本産水産物の輸入を事実上停止する措置をとった中国。これを受けて、頼総統が日本側を応援する姿勢をみせたとみられます。

さらに11月21日(頼総統の投稿翌日)には、日本産食品の輸入規制をすべて撤廃した台湾。なぜこうした動きを見せるのでしょうか。

広がる日本支援の輪 台湾の市民が思うこと

農産物貿易会社 洪偉誠 社長
「いまの大きさからして、収穫まではあと1〜2か月かかる」

台湾の特産品・パイナップル。輸出先の9割を占めていた中国が2021年、「害虫が発見された」としてパイナップルの禁輸を発表しました。

農産物貿易会社 洪 社長
「(禁輸によって)多くの農家がパイナップル栽培をやめてしまった」

その状況で声をあげたのが日本。現在、台湾産パイナップルの「最大の輸出先」になっています。

農産物貿易会社 洪 社長
「台湾の農民や貿易業者はとても感動した。だからこそ、いま台湾の各業界は頼清徳総統の呼びかけに応じ、できるだけ日本の製品を買ったり、日本へ旅行をしようという動きがある」

日本産水産物について、台湾にある日本居酒屋では…

日本居酒屋の客
「中国が輸入を禁止したなら、台湾にたくさん売れるようになるので、価格がもっと安くなるでしょう。私たちへの影響はない」

一方で頼政権の対応について、冷静な見方もあります。

聯合新聞網(11月21日付)
「台湾海峡の情勢は厳しい。台湾はいかなる地政学的な問題にも慎重に対処すべきだ。一時の感情で行動したり、騒ぎ立てて扇動したりすることは損失の方が大きい」

台湾市民の受け止めは...

台湾市民
「(頼総統は)よくやっていると思う。彼を支持する」

「余計な言動だよ。台湾で生産しているものはなぜ食べないの?いまの政治にはとても失望している。でもここは民主主義社会で、国民が選んだ人だから仕方ない」

日中対立続く中...“台湾の進む道”は?

台湾情勢に詳しい松田康博教授は、高市氏の発言について、台湾の政府内では歓迎されている状況だと話します。

東京大学 松田康博 教授
「『台湾独立』を掲げる政党が与党となっていますので、中国から常に強いプレッシャーを受けています。それは軍事的にも政治的にも経済的にも受けていますので、支持層も含めて非常に強く歓迎している状態だと思う」

日中の対立が続く中、台湾の今後は...

東京大学 松田康博 教授
「日本の政策が基本的に変わっていないことは、台湾側の政府当局は非常によく理解している。例えば、“(日本が)台湾防衛に転じた”というようなことは全く認識していない。そもそも日本の問題なので、(台湾は)これ以上特に何かやることはないと思います」

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