犬に『コタツ』は危険なの?考えられる事故やワンコのいる部屋で飼い主が気をつけるべきことまで

2025-12-15 16:00

冬に温もりを与えるコタツは、犬も人間も大好きですよね。しかし、犬が使用する場合は注意しなければなりません。今回は、犬にコタツは危険?考えられる事故から気をつけるべきことまでご紹介します。

犬にコタツは危険?考えられる事故

コタツの中にいる犬の顔

寒い冬場はコタツを利用する方も多いかと思いますが、犬を飼育する家庭は次のような事故に注意しなければなりません。

熱中症

コタツの中は熱がこもりやすく、被毛で覆われた犬が入ると体温が急激に上昇する可能性があります。犬は汗をかけないため体温調節がうまくいかず、熱中症や脱水症状を起こしやすいです。

犬がコタツの中に潜ってしまうと飼い主さんの目が届きにくくなり、体調の異変にいち早く気付けなくなります。頭から尻尾まですっぽりと入りやすい子犬や小型犬、体力が衰えているシニア犬、呼吸による体温調節が苦手な短頭犬はとくに注意が必要です。

低温やけど

昼寝中の犬

心地よい温度だとしても、コタツの中で長時間同じ姿勢で居座ると低温やけどのリスクが高まります。中でも被毛に覆われた犬種は熱さが伝わりにくいため、皮膚の異変に気付きにくいです。

足にケガをしている犬や体調の良くない犬、年齢的に動きが鈍いシニア犬などはコタツの熱によるダメージを受けやすくなります。低温やけどを負うと、皮膚に赤みや炎症が見られたり、ひどくなると水ぶくれになる場合もあります。

感電

犬がコタツの電源コードを噛んでしまうと、感電する恐れがあるため注意しなければなりません。電源コードを噛んでしまうと、口内にケガを負ったり、コードの破片を誤飲して腸閉塞になったりなど、重大な事故を起こしかねません。

子犬や噛み癖のある犬がいる家庭は、コタツの扱いに十分注意する必要があるでしょう。

酸欠

布団に包まれる柴犬

コタツの中に潜り込んだ状態で長時間過ごすと、酸欠を起こす可能性があります。犬の姿が見えないため飼い主も気づきにくく、とくに体力の弱い子犬やシニア犬はとっさに行動しにくいため危険が及びやすいです。

不慮の事故

コタツの中にいるのに気付かないまま犬の上に座ってしまったり、足や尻尾を踏んでしまったりする危険もあります。また、電気コードのショートによる火災の発生など、重大な事故に発展する恐れもあるため十分に注意しなければなりません。

コタツを使用する際に気をつけること

コタツ

犬がいる家庭がコタツを使用する際には、以下の点に気をつけましょう。

長時間の使用を避ける

犬の健康を害さないために、長時間の使用を避けましょう。コタツの中が温まったら電源を切ってクールダウンをさせて、布団をめくるなど意図的に熱を逃すことが大切です。

使用時は15分に一度など、定期的に犬に声掛けをして様子を確認してください。

犬だけで使用させない

鼻を出す三匹の犬

厳守したいのが、犬だけでコタツを使用させないことです。飼い主が観察する中で使用させて、別の部屋へ行く際や外出時はコタツの使用を中止します。

留守番中にコタツを出しっぱなしにしたり、犬だけで使用させたりしないようにしましょう。

電源コードの保護と管理

電源コードのショートによる火災を防ぐために、コードカバーなどでしっかり保護を行います。噛んで破損した部分によだれなどが付着しないよう、電源コードは犬の視界に入らないような工夫を行ってください。

温度設定は「弱」にする

コタツの中にいる小型犬

コタツの温度設定は、最も低い「弱」にします。人間よりも体温が高い犬は暑すぎることがあるため、高温にならないように管理をしてください。

犬用コタツを利用する

安全性を最優先するなら、犬用コタツの利用がおすすめです。低温に設定されており、電源コードには噛みつき防止対策が施されている製品が展開されています。

冬の冷え防止対策としても利用できるので、ぜひ検討してみましょう。

まとめ

コタツとヨークシャーテリア

人間だけでなく、犬にとっても冬に重宝するコタツですが、使用する際には十分な配慮が求められます。愛犬と一緒に過ごす冬には欠かせない道具ではありますが、管理を徹底して使用してくださいね。

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