猫が飼い主の『ニオイを嗅ぎたがる』ときの理由4つ 執拗にチェックしているのはなぜ?
猫が近づいてきたと思ったらクンクン…しつこくにおいを嗅いできたことはありませんか?猫が飼い主さんのにおいを嗅ぐのはどうしてでしょうか?不思議な猫の習性についてまとめました。
1.挨拶をしている

猫がクンクンとにおいを嗅いできた後に顔をこすりつけてきたら、それは挨拶です。猫同士でも行われ、においを嗅いでスリスリします。
挨拶をするのは信頼できる相手だけ。人間でも同じことで、挨拶をしてくれるのは、信頼されている証でもあります。
朝起きたときや帰宅した際に猫がにおいを嗅いだりすり寄ってくることが多いかと思います。「おはよう」「ただいま」などと優しく声をかけて、挨拶に応えてあげてくださいね。
2.食べ物のにおいがする

猫が人間の手のにおいを興味深く何度も嗅いでくることがあります。飼い主さんは、少し前に何かを食べていませんでしたか。食べ物のいいにおいがしているので、気になるのでしょう。
においを嗅ぐだけでなく、ペロペロと舐めてくることがありますね。「何食べたのー!?」「ひとりでおいしいもの食べたでしょ」って言われているみたいで、ちょっと後ろめたくなっちゃいます。つい、おやつをあげたくなりますね。
3.テリトリーの確認

猫は縄張り意識の高い動物です。自分のにおいをつけることで縄張りを主張しています。家の中であちこちにスリスリしているのは、そんなわけなのです。
猫がにおいをつけるのは「物」だけではありません。「人間」もそのひとつ。飼い主さんにスリスリして「自分の物!」と主張しているのです。
飼い主さんのにおいを嗅いでいつもと同じなら安心します。でも、帰宅後や入浴後はにおいが薄れたり、知らないにおいがしているのでしょう。執拗ににおいを嗅いだり、スリスリしてきます。猫のテリトリーにされちゃうなんて、ちょっと嬉しいですね。
4.要求がある

飼い主さんに対して要求があるときも、猫がにおいを嗅いでくることがあります。多いのは「ごはん」や「おやつ」かもしれませんね。他にも「遊んでほしい」や「トイレをきれいにして」などが考えられます。
特にお腹がすいているときは、まず自分の食器のにおいを嗅いでから飼い主さんのところへ来ることも。これはわかりやすくてほほ笑ましい要求ですね。
飼い主さんに甘えたくなるとにおいを嗅ぐという猫もいます。そんなときは、たくさん撫でてあげてくださいね。
まとめ

猫を見ていると、よくにおいを嗅いでいることがわかります。
猫は動いている獲物や暗闇で物を見ることには長けていますが、視力は良くありません。そのかわり、嗅覚が優れています。猫にとって、においは大切な情報源なのです。
思う存分、においを嗅がせてあげちゃいましょう。
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