地域住民から愛された黒猫は、「小径の名」になってみんなの心に生き続ける 英国

2025-12-17 06:00

地域住民に愛され、2年前に亡くなった黒猫。この猫がよく姿を見せた路地の小径に、その名前をとった道路標識が設置されました。住民にとっては猫との思い出がよみがえり、自然と笑顔になれる場所になりそうです。

2年前に亡くなった人気猫

猫の標識

画像はイメージです

2025年、英国ノッティンガムシャーの路地に新しい標識が設置されました。「George the cat alley」(猫のGeorgeの小径)と書かれたその標識は、2年前に亡くなった「まわりを魅了するほど人懐っこい猫」を追悼するものです。

Georgeは野良の子猫でした。オフィス集積ビルBeeston Business Parkで保護され、以来警備員たちが世話をしてきたのです。やがて近隣地域でよく知られるようになり、もの怖じしないこの猫は、あちこちの路地やパブに顔を出しては人々にかわいがられるようになったのです。

Broxtowe自治区議会によると、この標識は近隣住民からの要望を受けて設置されたということです。ビジネスパークの現場管理者Sharon Johnsonさん(49歳)は、住民からそんな要望があったことはまったく知りませんでした。

「嬉しいサプライズです。Georgeはここで警備チームと14年間も一緒に暮らしていたのです。わたしにとっても、この猫は生活の一部でした。標識がGeorgeとの思い出をよみがえらせてくれます」という彼女です。

人々を和ませてくれる猫

男性の足に甘える猫

画像はイメージです

「数年ぶりに現場に来た方が標識を見て、『まだあの猫を飼っているの?』と聞いたりします」

「Georgeの日課はきちんと決まっていて、猫の行動で時計を合わせられるほどでした。以前は敷地内にカフェが2軒ありましたが、彼がそこにソーセージやチキンをもらいに行く姿を見て、いま何時なのか分かりましたね。小学生たちが学校から出てくる時間には、Georgeはまっすぐ子供たちのところへ向かっていました」と彼女は話します。

「Georgeのことは決して忘れません。この猫と一緒に育った子供たちもいるのです。本当に、みんなのお気に入りの存在でした」と感無量のSharonさんです。

Beeston地区市民協会のTamar Feastさんは、ジョージが「有名人」だったといいます。

「猫派の人も、犬派の人も、ペットを飼っていない人も、みんな立ち止まってこの猫に声をかけていました。人を和ませるフレンドリーな性格だったので、つい近づいてしまうのです」という彼女。同協会は標識の設置には関わっていないものの、「すばらしいことです」と評価しています。

自然と笑顔になれる路地

なでられる猫

画像はイメージです

2024年3月にBroxtowe自治区議会へ手紙を出して標識設置を要望したBrian Rorisonさん(63歳)は、次のように話しています。

「名前のない路地ですが、いわばGeorgeの縄張りのような場所でした。ここに猫の名前をつけたらどうだろうと思ったのです」

彼が記念碑ではなく道路標識を望んだのは、1960年代のアメリカのアニメ「Top Cat」にインスピレーションを受けたためだそうです。

同自治区議会は、「住民のみなさんがここを通り過ぎるときに、自然と笑顔になれることを期待します」と話しています。あわせて広報担当者は「コミュニティは地元の人々、場所、そして登場人物によって作られます。Georgeはここでよく知られ、とても愛されていた存在でした」との声明を出しています。

出典:Street sign installed in memory of 'well-loved' cat

関連記事

『哺乳瓶と同じサイズ』の子猫2匹を保護→1ヶ月お世話した結果…あまりにも尊い『成長した光景』が17万再生「素敵なご家族」「愛おしい」
猫が『触って欲しい』ときに送るサイン4つ!触ると喜ぶ身体の部位と触り方のコツとは?
温風があたる場所で『黒猫が何かしている』と思ったら…たまらなく可愛い『まさかの行動』に6万いいね「なんて尊い」「けしからん」と話題
妹のことが好きすぎる猫→お姉ちゃんが『名前を呼ぶ』と…つい笑ってしまう『リアクション』が25万再生「既読スルーで草」「かわいすぎる」
3匹の猫にスルーされる赤ちゃん→『羽根つき猫じゃらし』を手にした結果…『素敵な展開』に反響「ネコ使いになれるよ」「猫社会になじんでる」

  1. 【あすの天気】7月初日は蒸し暑く 東京は28℃予想 梅雨前線停滞の九州は激しい雷雨のおそれ
  2. 【本木雅弘】映画「黒牢城」と大河ドラマ「豊臣兄弟!」のクロスオーバーに感謝〝私たちにとって最大のプレゼント〟
  3. 自民・岩屋前外務大臣「刑罰で強制されるべきでない」 国旗損壊罪法案の衆院・本会議採決を棄権
  4. 「異常事態」野党審議拒否で“国会空転”続く 迫る会期末に“延長”となえる声も… 「議員定数削減」「副首都」法案の審議入り強行うけ「議会政治が脅かされている」
  5. 殺人などの罪に問われた中学校教諭の男の懲役19年が確定へ 最高裁が上告棄却決定 東京・江戸川区で発生の男性殺害事件
  6. 貸会議室大手「TKP」元社員の女とその夫を在宅起訴 インサイダー取引の罪 東京地検特捜部
  7. 生まれて初めて『鏡』を見た赤ちゃん犬→『自分じゃないワンコだ』と勘違いして…犬生1週目すぎる光景が8万再生「一生懸命で可愛い」「尊すぎ」
  8. 【三宅健】マネジメント業務の主体は個人事務所 「さらなる挑戦と可能性の拡大を目的として」 TOBEはサポート
  9. 北朝鮮兵の処遇めぐりウクライナ外相と韓国外相が会談 「国際法と人道主義の原則に合致する方法での解決を模索」で一致
  10. 韓国で10万部突破のベストセラー『言い方を変えただけなのに』が日本上陸
  1. 「韓国サッカーが消えた日」W杯敗退で“怒号”飛び交うなか帰国… 大統領も監督批判、政府が特別監査に乗り出す事態に
  2. アフラック生命 不正アクセスで438万人の個人情報流出 口座情報も
  3. 東急東横線の多摩川駅近くでケーブル焼ける 一時運転見合わせも全線で再開 乗客にけが人なし
  4. 【 磯野貴理子 】 白神山地で “火の鳥” アカショウビンと奇跡の遭遇 オシドリ親子の可愛らしい姿も公開
  5. 日本航空 国の研究開発事業で労務費を不正受給 約2億9000万円返還へ 「空飛ぶクルマ」など複数事業で不正確認
  6. サッカーW杯敗退の韓国代表“怒号の帰国” 監督は辞任…政府が異例の「特別監査」へ
  7. WBCチケットを定価の約12.5倍で不正転売したなどの疑い 会社員の男(61)を逮捕 これまでに計297枚転売し約243万円の利益を得ていたか 警視庁
  8. 東京・新宿の路上でスカウト行為をした疑いで逮捕の男性(23)を不起訴 東京地検
  9. 【松岡昌宏】後輩・亀梨和也さんの結婚に「良かったなと心から思った」「和也とみな実ちゃんで〝タッチ〟でしょ」
  10. 校外学習や部活遠征に「安全確保策」 学校が手配した運転手の“事故・違反歴”を事前に確認など 磐越道バス事故受け文科省・国交省が取りまとめ
  11. 雑居ビルの外階段で泥酔状態の知人の20代女性に性的暴行か 会社員の27歳男を逮捕 警視庁
  12. 【 阿波みなみ 】〝実はわたしは『うつ病』です〟告白も 愛犬の散歩・日々の仕事も投稿 フォロワーから思い集まる