映画『クスノキの番人』の<主題歌入り>最新予告映像が解禁となった。
主題歌は、Uruの新曲「傍らにて月夜」に決定。
楽曲はback number提供による、本作書き下ろしとなる。
約10年の時を経て実現
back numberが楽曲提供を行うのは、2021年のBTS以来、女性アーティストとしては初。
Uruは、デビュー以前にback numberのカバーを、YouTube上で発表している。
また、その動画をきっかけに現在のマネジメントへの所属や、メジャーデビューが決定した経緯がある。
今回の楽曲は、約10年の時を経て実現した特別なもの。
そして、完成した主題歌が「傍らにて月夜」だ。
慈愛に満ちた歌唱とメロディーライン
最新の予告映像の中では、玲斗と千舟が出会ってからの日々、クスノキの番人になった玲斗が出会う人たちそれぞれの日常、そして圧倒的なたたずまいで月夜に浮かび上がる雄大なクスノキの姿に、寄り添うように響く。
軽やかさがあり、心地よくもあり、一方で意思を決定した玲斗の背中をぐっと押しだすような面も見せ、慈愛に満ちた歌唱とメロディーラインは、一度聴いたら忘れられない。
Uruコメント全文
「クスノキの番人」の主題歌を歌わせていただけることになり、以前から拝読していた東野圭吾先生の作品であるということと、それをback numberさんに楽曲提供していただけるという、二つの喜びで胸が弾けました。
この作品の主人公である玲斗の生き方や、人としての成長のようなものを自分自身にも投影することで良い刺激をいただくこともでき、依与吏さんが作ってくださった素敵な曲と歌詞に、それをそのまま吹き込もうと思いながら歌わせていただきました。

人の感情は文字や言葉では伝えきれない部分がありますが、それをこの作品とこの「傍らにて月夜」を通して改めて受け取った気がします。
聴いてくださった方が、心に浮かんだ感情をそっくりそのまま大切にしたいと思えるような歌が歌えていたら良いなと思います。
清水依与吏(back number)コメント全文
生きれば生きるほど
生きるのが難しくなるのは
なんでなんだ?
と文句垂れながらも道を探す背中に、そっと手を添えてくれた『クスノキの番人』という作品に、僕自身が想像しうる最良の形で関わらせていただけて本当に嬉しいです。

back numberからメロディー、言葉、演奏という形で受け取った野暮な願いを、Uruちゃんが深く響かせつつ軽やかに歌い上げてくれたことで、アニメーションとしての『クスノキの番人』に重要な一色を添えられたのではないかな、添えられてたらいいな、と思っています。
『クスノキの番人』

2026年1月30日(金)全国公開
配給:アニプレックス
©東野圭吾/アニメ「クスノキの番人」製作委員会
主題歌 「傍らにて月夜」 Uru(Sony Music Labels)
作詞・作曲:清水依与吏 編曲:back number