猫にとって『日向ぼっこ』が欠かせない理由3つ 心身にもたらす良い影響や注意すべきポイントも解説

2025-12-19 12:00

ひなたで猫がのんびりしている姿は、見ているだけで癒やされますよね。当の猫自身は休んでいるだけのようですが、どうやらこの「日向ぼっこ」には、猫の心と身体にはとても大切な役目があるようです。

猫に日向ぼっこが欠かせない3つの理由

窓辺で寝る猫

人間も健康のためには、ある程度の日光浴が必要だとされていますが、猫はそれ以上に太陽光に当たる必要があるのです。

ここでは、猫に日向ぼっこが欠かせない理由を解説します。

1.体温の上昇と免疫力アップ

猫は寒い時に体温を調整することがあまり得意ではありません。猫はあたたかいところが好きで、寒いときには体温の逃げやすいお腹を守って丸くなるのはそのためです。

しかし、すべての猫が暖房器具を使えるわけではありません。そのため、猫にとって、太陽の光は効率よく体を温められる重要な熱源なのです。

日向ぼっこをして体を温めると、体が発熱するために使うエネルギーの消費を抑えられるだけでなく、血流が良くなることで免疫力が高まり、病気にかかりにくくしてくれます。体を冷やさないようにするのは長生きする秘訣でもあるのです。

2.リラックス効果

猫が日光に当たると、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌され、気分が安定してリラックスしやすくなります。また、開放的で空が見えるような明るくて温かい場所は、猫にとって安全が確認できて安心できます。

猫はふだん落ち着いて見えても、物音や新しいニオイに神経を使っていることがあるため、心からリラックスできる環境は健康のためにもとても大切なのです。

日向ぼっこでストレスが軽減されると、筋肉も自然とほぐれて、質の良い眠りに就きやすくなると言われています。猫が熟睡する時間は短時間なので、窓際でスヤスヤ眠っているときは起こさないようにしましょう。

3.体内時計と自律神経の調整

狩猟動物である猫は、獲物となる小動物が活発になる薄暗い時間帯に合わせて、生理機能が活発に働くようにできています。日照時間によって体内のホルモン分泌が変化し、活動・睡眠・食事のサイクルが整ったり、換毛期や繁殖期を迎えたりするのです。

日光は直射日光でなくても問題ありませんが、完全室内飼いで窓のないような場所で生活している場合は、換毛や発情が自然なサイクルよりズレることがあります。太陽光を浴びることは、猫の体内時計のズレを直して自律神経を調整する役割を果たします。

自律神経は血流や食べ物の消化と排泄、疲労の回復に至るまで全身に影響するため、猫は日向ぼっこでそのサイクルを整えようとしているのです。

理想的な日向ぼっこの時間は、1日あたり20〜30分程度です。冬場は日照時間が短いため、窓際に猫が過ごしやすいスペースを確保してあげると良いでしょう。

日向ぼっこをさせる時の注意点

太陽光がまぶしい猫

猫に日向ぼっこをさせるときには、その心地よさが危険に変わらないよう環境を整える必要があります。

ガラス越しの太陽光は、かなり暑くなることがあります。そのため、冬でも環境によっては熱中症のおそれがあります。特に暖房の効いている部屋の窓際で眠ってしまい、長時間の直射日光に当たっている状態になると危険です。

冬場は飲み水が冷えることもあり、水分摂取量が少なくなる傾向にあります。その中で暑い状態に置かれていると脱水症状を起こしてしまうことも考慮してください。

また、過度な紫外線にも警戒が必要です。特に白猫や薄い毛色の猫は、メラニン色素が少ないため紫外線の影響を受けやすく、皮膚がんのリスクが高くなる傾向があります。耳の先端や鼻、まぶたなど、毛が薄く皮膚が露出している部分が特に危険です。

初期の日光過敏症では、赤くかぶれたようになったり、ふけ状のものがたくさん見られたりすることがあります。気づかずに慢性化し、扁平上皮がんなどの皮膚がんに進行する可能性があります。日向ぼっこが好きな猫には、強い日差しを避け、日向ぼっこの時間を調整する配慮が必要です。

逆に部屋の日当たりが十分でない場合は、レースカーテンで光を拡散させるか、窓際にキャットタワーを設置して日光に当たりやすくする方法もあります。猫が自分で日向と日陰を行き来できるよう、避難場所も確保しておきましょう。

まとめ

ソファで両手をあげて寝る猫

今回は、猫の日向ぼっこが欠かせない理由を紹介しました。日向でのんびり過ごすことは、猫にとってはただの休息だけではなく、健康の促進や体内リズムの調整など、心身に欠かせない大切な役割を担っているのです。

一方、快適なはずの日向ぼっこも熱中症や脱水、過度な紫外線による皮膚病など、危険を伴うことがあります。

愛猫が健康に長生きできるよう、日向ぼっこのメリットを活かしつつも、安全には十分配慮してあげましょう。

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