中村獅童が「NHKアカデミア」登壇へ　歌舞伎界の異端児が語る「芸の原動力」

各界のトップランナーが講師となり、“今こそ共有したい”をテーマに語りつくす講座番組「ＮＨＫアカデミア」。

その第５２回講師として、チケットが取れない男の一人、歌舞伎役者の中村獅童が登場することとなった。

日本の歌舞伎界をけん引し続ける一方、学生時代はロックに傾倒し、伝統芸能と最新テクノロジーをかけあわせた新たな試みにも挑戦している。そんな彼が「芸」の世界に向き合い続ける「原動力」を熱く語るオンライン公開収録の参加者募集が開始されている。

異端児と呼ばれた男は今、長男・陽喜、次男・夏幹という二人の愛息と共に舞台に立ち、「父」としての顔も見せ始めている。映画『八犬伝』や『怪物の木こり』など映像作品での怪演も記憶に新しく、歌舞伎界の枠を超えて走り続ける彼。

今回の収録では、中村獅童が８歳で初舞台を踏み、二代目中村獅童を襲名して以来、歌舞伎・映画・テレビドラマ・声優と幅広い場で個性を発揮してきた経緯や、映画の大ヒットなどで歌舞伎界に注目が増す現在の心境が語られる予定だ。

そしてＮＨＫアカデミアは、参加者が直接質問できるコーナーが設けられている為、憧れのトップランナーと対話できる貴重なチャンス。

開催日時は２０２６年１月２４日（土）、午後４時開演、午後６時終演予定となっている。参加費は無料だが、事前の申し込みが必須だ。応募はＮＨＫサイトの専用申し込みフォーム（http://nhk.jp/event）から可能で、締め切りは２０２６年１月６日（火）午後１１時５９分まで。応募多数の場合は抽選となる。 この収録の模様は２０２６年３月４日（水）および１１日（水）の午後１０時３０分から、Ｅテレにて放送される予定。