犬の散歩後にやってはいけない『タブー行為』5選 愛犬の体に負担となっていることも…正しい対応まで
わんこの散歩から帰ってきた後、どのように過ごしていますか。実は、散歩直後に誤った行動をとっていると、愛犬の体に負担をかけてしまいます。本記事では、犬の散歩後にやってはいけない『タブー行為』をみてみましょう。
犬の散歩後にやってはいけない『タブー行為』5選

愛犬を散歩から連れ帰った後、どのようなお手入れをして、どのように過ごしていますか。ここでは、散歩後にやってしまうと愛犬の体に負担をかけてしまう行為を紹介します。
1.足を拭かずに部屋に入れる
足を拭かずに散歩後のわんこを部屋に入れてしまうと、足裏についた汚れや細菌を部屋に持ち込んでしまいます。部屋が汚れるだけでなく、細菌が繁殖する原因になるので、必ず足を軽く拭いてきれいにしてから部屋に入れましょう。
足を拭く際は、ゴシゴシ擦ってしまうと足を傷めてしまいます。優しく肉球の間などの汚れを拭き取るように丁寧に行いましょう。
2.毎回シャンプーする

散歩から帰ると、毎回シャンプーしているという方がたまにいます。しかし、毎回シャンプーしてしまうと、犬の皮膚は人間の皮膚のようにバリア機能が強くないため、免疫力が低下してしまいます。
バリア機能が低下すると、自然治癒能力が低下したり、皮膚炎を引き起こしやすくなることも。毎回シャンプーするのはやめて、基本はシートやタオルで足を拭き、汚れがひどい場合には水洗いするようにしましょう。
3.帰宅直後にご飯を与える
帰宅直後にご飯を与えてしまうと、まだ興奮冷めやらぬ状態の犬は早食いしがちです。早食いしてしまうと、喉に詰まらせたり消化不良を引き起こしたりするので体に負担をかけてしまいます。
また、消化不良によって胃捻転を引き起こし、最悪の場合、命を落とすリスクも懸念されます。帰宅後は、少なくとも30分程度時間を置いてからご飯を与えましょう。
4.帰宅直後に大量の水を一気飲み

帰宅後に水分補給を促す飼い主さんは多いでしょう。実際、喉が渇いているであろう愛犬に水を飲むよう促すことは良いことです。
しかし、大量の水を一気にがぶ飲みしてしまうと、胃腸に負担がかかったり、胃捻転のリスクが高まります。帰宅直後は、少量の水を飲ませ、時間を置いて落ち着いてから好きなだけ水分補給させてあげましょう。
5.濡れたまま放置する
雨の中を散歩した時など、体が濡れてしまうこともあるでしょう。犬の体が濡れたまま放置してしまうと、皮膚に細菌が繁殖したり、体が冷えて体に負担をかけてしまいます。
もしも体が濡れてしまった場合は、そのまま自然に乾くのを待つのではなく、タオルドライしたり、ドライヤーで濡れた箇所を完全に乾かしてあげましょう。
散歩後の正しい過ごし方とは

散歩が終わり、愛犬を連れ帰った直後はどのように過ごすべきなのでしょうか。
- ウェットシートや乾いたタオルで足を拭く
- 体が濡れている場合はタオルドライしてからドライヤーで乾かす
- ひどい汚れがあるときのみ水洗い、またはシャンプーする
- 少量のお水で水分補給させる
- 20〜30分ほど経って落ち着いてからご飯を与える
上記で紹介したお手入れをおこなった後、少量の水を飲ませ、20〜30分落ち着くまでゆっくり安静に過ごさせてください。落ち着いたら、再びお水を飲ませたりご飯を与えたりしましょう。
まとめ

いかがでしたか。犬の散歩後は、今回紹介したタブー行為に気をつけて、愛犬の体に負担をかけない過ごし方を意識しましょう。
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