「罪悪感なく食べられる」と女性に大人気…“新食感”の「豆腐麺」とは?【THE TIME,】

“ヘルシーで腹持ちもいい”と人気が高まっている「豆腐麺」。ラーメンやパスタのように食べられるだけでなく、カレーなど幅広いアレンジが楽しめます。
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豆腐専門店の“新食感”ラーメン
豆腐を主役としたヘルシーな料理で人気の店、『豆富食堂』(東京・恵比寿)。
店内には豆腐の製造所があり、職人が毎日豆から作った“できたての豆腐”が提供されています。
すき焼き風の出汁が染み込んだ飴色の豆腐がドカンと載った「豆腐めし」や小鉢などが付いた定食メニューも豊富。
▼豆腐と野菜など9種類の具材が入った豆腐汁や豆腐のぬか漬けも楽しめる「豆腐御膳」(1540円)
▼「鶏そぼろと豆腐の揚げ出し御膳」(1540円)など
中でも注目のメニューは、「豆腐白湯麺・塩」(1430円)です。
濃厚な鶏白湯スープに少しちじれた“豆腐麺”。鶏そぼろと刻んだ青ネギがトッピングされています。
THE TIME,マーケティング部 新名真愛部員:
「一見普通のラーメンだけど、食感が面白い。すすった時は麺がふわふわしているけど、噛むと麺の密度を感じる。“噛みごたえがすごくある”」
低糖質・高タンパクで“満腹感UP”
いわゆる“豆腐麺”とは、中国や台湾で昔から親しまれてきた【豆腐干絲(とうふかんす)】。豆腐に圧力をかけて水分を抜き乾燥させた麺です。
管理栄養士・豆腐マイスター 平沼亜由美さん:
「今話題の“豆腐干”はすごく噛みごたえがあって、よく噛むことで“満足感”が得られやすい。豆腐の水分をぎゅーっと抜いている分、さらに“高タンパク・低糖質”」
パスタや中華麺と比較すると“糖質は30分の1以下”というのも人気の理由です。
<100gあたりの糖質>
▼豆腐干絲⇒1.8g▼パスタ(乾麺)⇒66.9g▼中華麺(乾麺)⇒65g
※『優食』で販売されている豆腐干絲と比較
※文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より算出
「“罪悪感なく食べられる”のがいい」(20代女性)
「すごく食べやすくて“腹持ちもいい”」(20代女性)
女性リピーター増「クセになる味」
東京・中目黒にあるラーメン店『三宝亭 東京ラボ』では、豆腐干絲を使った「薬膳 麻辣湯」(1480円)が期間限定で食べられます。※2026年1月末まで販売予定
きのこや豚肉、パクチーなど10種類以上の具材が盛りだくさんで、麺は「豆腐干絲」「フォー」「自家製中華麺」の3種類から選べます。
新名部員:
「薬膳の香りと痺れる辛さが効いたスープが豆腐麺に染み込んでいて美味しい。クセになる」
女性客からの人気が高く、リピーターが増えてきているといいます。
豆腐麺カスタムで「サラダ感覚」
カスタムヌードルプレートの店『CITY SHOP 渋谷キャスト店』(東京・渋谷)でも豆腐麺が楽しめます。
肉や魚料理の「メインデリ」、サラダやマリネなどの「サイドデリ」の他、トッピングやソースなども自由に選べて、5種類ある麺の中には豆腐麺もラインナップ。
新名部員は、豆腐麺にソイミート担々(芝麻だれ×四川花山椒オイル)のソースを合わせた「3デリプレート」を注文。サイド2品+メイン+トッピング2品+ドリンクバーで2145円です。(※麺を選んだ場合)
新名部員:
「ソイミート坦々がしっかり効いていて、大豆の優しい甘さに坦々のピリ辛さがいいアクセントに。麺を食べてるのに罪悪感がなくて、サラダを食べてるような感覚」
自宅で手軽に豆腐麺
『富澤商店 自由が丘店』(東京・目黒区)で見つけたのは、冷凍の豆腐干絲。
解凍して5分茹でるだけで、パスタや中華麺、うどんの代わりとして、どんな麺料理にも使えます。
また、「豆腐千食堂 マサラカレー」(598円)は、“平打ちの豆腐麺”が入ったレトルト商品で、他にもスープカレーやグリーンカレーなども展開されています。
さらにレンチンで作れる「豆腐千食堂 エビとアサリのトマトソース仕立て」(1180円)は「ハーブとスパイスと魚介のエキスがすごい。豆腐麺にエキスや旨みが染みている」と新名部員も大満足。
他にも、コンビニの『ローソン』からは「とうふそうめん風 麺つゆ付き」(227円※沖縄では価格が異なります)
かまぼこで有名な『紀文』からも「ちょっと太めの とうふそうめん風」(麺つゆ付・249円)などが販売されています。※店舗によって取り扱いがない可能性があります
豆腐製品を手がける『相模屋食料』からは、スープも豆乳でできた“豆腐づくし”の「たんぱく質のとれる とうふにゅうめん 鶏塩」(235円)
新名部員:
「体に良いなという、全然罪悪感がない」
忘年会シーズンでちょっと食べ過ぎちゃったという人は、豆腐麺を試してみるのもいいかもしれません。
(THE TIME,2025年12月26日放送より)