犬に『おいで』と言っても来てくれない理由5つ 呼び戻しを成功させるために必要なトレーニングとは?

2026-01-05 17:00

『犬においでと言っても来てくれない理由』についてまとめました。呼び戻しを成功させるために必要なトレーニングの方法を解説します。

犬においでと言っても来てくれない理由

寝転んで見ている犬

犬に「おいで」と言っても来てくれないのは、決して問題行動ではありません。犬が応えてくれないことには必ず理由があります。

犬の気持ちをよく理解することができれば、おいでに反応してくれるようになります。

また、おいではしつけとしても大切なことであり、「呼び戻し」ができるようにしておくと安心できます。

1.「おいで」に従ったら嫌な思いをした

犬においでと言っても来てくれないのは、「おいで」に従ったら嫌な思いをしたからです。

犬は飼い主においでと言われること、名前を呼ばれることが大好きなので、嬉しくて喜んで従ってしまいます。

しかし、呼ばれて行ってみたら爪切りをされた、シャンプーをされた、ブラッシングをされたなど、苦手なことをされた経験と結びついてしまい、おいでという言葉に嫌な印象を持ってしまうことがあります。

また次もおいでに従ってしまうと、「嫌なことをされるのではないか…」と、警戒してしまうのです。

2.「おいで」がどういう意味なのかを理解していない

犬においでと言っても来てくれないのは、「おいで」がどういう意味なのかを理解していないからです。

いろんな言葉を使って犬を呼んでいませんか?「おいで」と呼ぶこともあれば、「ちょっと来て~」と呼ぶこともあれば、感情的に「来なさい!」と呼ぶなど、一貫性がないのではないでしょうか。

家族みんながそれぞれ違った呼び方をしている場合もあります。このようなとき、「おいでって何だったかな?」と、犬が理解することが難しくなったり、混乱してしまったりすることがあります。

おいでの意味を理解してもらいたいのであれば、使う言葉にも一貫性を持つようにしましょう。

3.他のことに夢中になっている

ベッドでおもちゃ遊び

犬においでと言っても来てくれないのは、他のことに夢中になっているからです。

呼ばれていることは分かっています。飼い主の方をチラッと見たり、しばらく目を合わせたりすることがあります。

しかし、他のことに夢中になっており、そのことに集中したいため、「今は行けないよ」「今は構ってあげられないよ」といった気持ちなのでしょう。

4.不機嫌になっている

犬においでと言っても来てくれないのは、不機嫌になっているからです。

雨でお散歩に連れて行ってもらえないとき、おねだりしてもおやつがもらえなかったとき、催促したけどごはんのおかわりが出てこなかったときなど、不機嫌になった犬が応えてくれないことがあります。

不満から強いストレスを感じているときは、振り向くなどの反応さえも見せてくれず、飼い主のことを完全に無視することもあります。

5.とくに用事がない

犬においでと言っても来てくれないのは、とくに用事がないからです。

飼い主は犬に対して何か用事があるのでしょうけれど、犬は飼い主に対してとくに用事がなく、飼い主の元へ行く必要がないのです。

お散歩にも行き、ごはんも食べ、おやつももらい、おもちゃでも遊んでもらい、もうすっかり満足しているのでしょう。

呼び戻しを成功させるために必要なトレーニング

ボーダーコリー、ロングリード

“飼い主に呼ばれて行ったら良いことが起きた”という経験をたくさん積ませてあげましょう。「おいで」と「おやつ」とセットにしてトレーニングしてもOKです。

初めは室内でトレーニングをします。お家の中のどこにいても構いませんので、飼い主は「おいで」と呼び、犬は飼い主の元へ向かいおやつをもらう、ということを繰り返し行います。

屋外でトレーニングするときは、ロングリードを使ってトレーニングするのがおすすめです。周囲への配慮を忘れずに行いましょう。ノーリードは絶対にいけません。

犬がノーリードで自由に遊んでいるときにも呼び戻しのトレーニングができるドッグランも活用してみましょう。

まとめ

窓際のテリア

犬においでと言っても来てくれない理由を5つ解説しました。

  • 「おいで」に従ったら嫌な思いをした
  • 「おいで」がどういう意味なのかを理解していない
  • 他のことに夢中になっている
  • 不機嫌になっている
  • とくに用事がない

犬を叱るときに「おいで」を言ってしまうと、悪い印象を持ち、犬が従わなくなってしまいます。

呼び戻しもできなくなってしまうため、“飼い主に呼ばれて行ったら良いことが起きた”という経験をたくさん積ませてあげることが大切です。

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