ファミマ2026年恵方巻は「銀座おのでら」「焼肉トラジ」初監修! 試食会で見えた“コスパと贅沢”の両立戦略

2026-01-09 12:30
ファミマ2026年恵方巻は「銀座おのでら」「焼肉トラジ」初監修! 試食会で見えた“コスパと贅沢”の両立戦略

毎年、有銘店監修の本格的な恵方巻が話題となるファミリーマートが2026年1月8日(木)、今年の節分に向けた恵方巻のメディア向け試食会を開催。今回、初監修として白羽の矢が立ったのは、江戸前寿司の銘店「銀座おのでら」と、正統派焼肉の銘店「焼肉トラジ」という強力な2大ブランド。試食会には「銀座おのでら」統括総料理長の坂上暁史氏、「焼肉トラジ」取締役開発本部長の土田和彦氏も登壇した。

2026年のキーワードは「二極化」と「買いやすさ」

試食会の冒頭、株式会社ファミリーマート 商品本部 デリカ食品部長の木内智朗氏が登壇し、2026年の恵方巻戦略について説明を行った。

木内氏によると、2025年以降の食品業界は原材料高に加え、物流費や人件費の高騰が一段と強まっており、2026年も物価高の流れは避けがたい状況にあるという。消費者動向としては、予算の中心価格帯が500円~1,000円である一方、「500円未満で手軽に楽しみたい層」と「1,000円~1,500円でちょっと贅沢をしたい層」にニーズが二極化していると分析。これを受け、ファミリーマートは以下の2大戦略を打ち出した。

幅広い価格帯で選べるバリエーション
498円から2,000円まで、多様なニーズに応えるラインアップを用意。

特別感、贅沢感の追求
「一年に一度のハレの日だからこそ、失敗したくない」という想いに応え、銘店監修商品を投入。

特筆すべきは、監修商品の価格設定だ。物価高が続く中、あえて監修2商品の平均価格を昨年よりマイナス115円に設定。「コストパフォーマンスの高さ」を徹底的に意識し、銘店の味をより手に取りやすい価格で実現することに注力したという。

「銀座おのでら」×「焼肉トラジ」互いに絶賛した“専門店の味”

続いて行われたトークセッションでは、「銀座おのでら」坂上氏と「焼肉トラジ」土田氏が、互いの監修商品を試食し感想を述べ合った。

赤シャリとの調和が生む職人技

「銀座おのでら」がこだわったのは、同店の特徴でもある「赤シャリ」との一体感だ。

「赤酢のまろやかなコクが、穴子や海老の旨味を引き出し、甘酢生姜と胡麻の食感、風味がアクセントになる。素材同士が引き立て合う贅沢なバランスを追求しました」と自信をのぞかせる銀座おのでらの坂上氏だが、本格的な江戸前寿司を再現しつつ、コストバランスを取ることに苦労したという。

試食したトラジの土田氏は「リッチな恵方巻。いろんな味が楽しめて、これが1,100円で買えるとは思えない」と驚きを隠せない様子だった。

肉の旨味とキムチのアクセント

一方、「焼肉トラジ」が追求したのは、焼肉店ならではの「肉の旨味」と「食べ応え」。

「牛カルビの部位や焼き方、タレの味まで細かくこだわりました。隠し味に魚介や昆布出汁を加えたキムチもポイントです」とトラジの土田氏は語る。今回の監修では、冷めても美味しい柔らかさと、肉の食感を両立させるため、半年間で10回以上の試作を重ねたという。

試食したおのでら坂上氏は「幸せが『ぎゅっ』と詰まった恵方巻。お肉たっぷりで食べ応えがあり、キムチが良いアクセントになっている」と、その完成度を高く評価した。

両氏ともに、コンビニエンスストアという製造環境やコストの制約の中で、いかに専門店のクオリティを再現するかという点に腐心した様子。その結果、妥協のない“本物の味”が完成したようだ。

2026年 ファミリーマート恵方巻ラインアップ

ファミマ2026年恵方巻は全11種類(恵方巻7種、スイーツ4種)。

銘店監修 恵方巻

銀座おのでら監修 特製恵方巻(税込1,100円)
赤酢を使った赤シャリに、煮穴子、海老、玉子焼などを合わせた上品な一品。甘酢生姜の胡麻和えが食感と風味のアクセントに。

焼肉トラジ監修 牛焼肉恵方巻(税込1,050円)
アンガス牛のカルビを使用し、2種の部位を特製ダレで香ばしく焼き上げた。魚介や昆布だしの効いたキムチとの相性が抜群。

コラボレーション恵方巻

「刀剣乱舞 ONLINE」鶴丸国永の恵方巻(税込2,000円)
人気キャラクター「鶴丸国永」をイメージし、「白」を基調とした食材(サラダチキン、ポテトサラダ等)を使用。特製巾着袋などの限定グッズ付き。

定番・海鮮恵方巻

海鮮恵方巻(税込600円)
手巻き海苔に変更し、パリパリ食感を実現。具材に数の子を追加し6種類に増量しながら価格は維持。

恵方巻(税込598円)
定番の7種具材。出汁の染みた高野豆腐を追加し、旨味をアップ。

サラダ恵方巻(税込498円)
海老マヨネーズ和えを増量し、食べ応えを向上。ワンコインで買える手軽さが魅力。

2種の恵方巻(税込1,050円)
人気の「恵方巻」と「海鮮恵方巻」をセットにした、シェアや食べ比べに最適な新商品。

節分スイーツ

節分 チョコバナナクレープ(税込358円)
チョコとホイップの2種のクリームを使用。「鬼のパンツ」柄の見た目も楽しい。

節分 塩豆大福(2個入)(税込315円)
北海道産小豆の粒あんと、塩味の効いた赤えんどう豆のバランスが絶妙。

節分 フルーツロール(税込360 円)
5種類のフルーツを使用した見た目も鮮やかなロールケーキ。

節分 ロールケーキ(いちご&ミルク)2本入(税込410円)
いちご味とミルク味の2本セット。家族でのシェアに最適。

予約でさらにお得に! 食品ロス削減への取り組みも

ファミリーマートでは食品ロス削減に向け、完全予約制に近い形での販売を推奨している。今回は予約特典を拡充し、早期予約(1月14日まで)で1品につき100円引き、さらにファミマオンライン予約で2品購入ごとに100円相当のポイント還元を行うなど、最大300円相当お得になるキャンペーンを実施する。また、店頭販売商品には消費期限が迫った際に値引きシール「涙目シール」を活用するなど、廃棄削減への意識も高い。

予約期間は2025年12月19日(金)から2026年1月30日(金)まで。銘店の味を手頃に楽しみたいなら、早めの予約が吉と言えそうだ。

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