「本当に異例」…高市総理の“解散表明”会見 “辞任の可能性”にまで言及 衆議院選挙「27日公示・2月8日投開票」公表【Nスタ解説】
高市総理は19日、官邸での記者会見で23日に召集される通常国会の冒頭で、衆議院を解散すると表明しました。
最大の争点は“高市総理継続の是非”
井上貴博キャスター:
高市総理の記者会見では、消費税減税の財源をどうするかということや、新党を発足した立憲・公明についてなどにも言及もありました。
TBS報道局 岩田夏弥 政治部長:
非常に大きく重い発言が二つあったと思います。一つは、最初の争点である“なぜこの時期に解散なのか”という点です。
「高市早苗が内閣総理大臣で良いのかどうか、今主権者たる国民の皆様に決めていただく」と、何らかの政策についてではなく、総理を続けること自体を国民に聞きたいということです。
つまり、今回は“高市総理継続の是非”を問うことが、高市総理が設定した最大の争点になるわけです。
「本当に異例な選挙」 すでに“辞任の可能性”にまで言及
岩田政治部長:
そして、もう一つ、“勝敗ライン”については、自民党と日本維新の会で過半数の議席を取ることが目標だと話しました。
こうした記者会見では「過半数の議席を取れなかったらどうするのか」「責任をどう取るのか」と聞かれても、「選挙戦はこれからなので、まずは目標に向かって全力投球するだけ」というように答えるのが一般的です。
しかし今回の会見では、“もし過半数なら高市総理、そうでなければ野田総理か斉藤総理か別の方か…”と、過半数を取れなかった場合には、辞任する可能性にまで言及しています。これも非常に異例です。
注目されていた消費税減税については、維新との連立合意について書かれた内容を改めて述べたうえで、今後、国民会議をつくってスケジュールや財源についての検討を加速させていくという言い方をしました。
“検討を加速させていく”ということは、具体的にいつから導入するのか、財源をどうするかということは、現時点の高市総理としてはまだ結論が出ていないということだと思います。
今回の高市総理は、“自分が総理大臣を続けること自体を問いたい”ということなので、本当に異例な選挙になると思います。
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<プロフィール>
岩田夏弥
TBS報道局 政治部長 元官邸キャップ
小渕総理以来、主に政治取材を担当