猫が飼い主に『依存しやすくなる』原因5つ 困ったトラブルに繋がる可能性も…

2026-01-24 20:20

自分の猫を「うちのコは甘えん坊で〜」と話す飼い主さんは少なくありません。ですが、いつもべったりとそばから離れず、外出する際にも不安がる行動まで「かわいい」と受け取っていませんか?その行動の裏には、隠れた問題を抱えているかもしれません。猫が飼い主に依存しやすくなる原因が、愛猫に当てはまっていないか確かめてみてください。

1.母猫との早すぎる別れ

手の乗る赤ちゃん猫

猫は生後数ヵ月間、母猫や兄弟猫と過ごす中で身近な相手に対する信頼とひとりで生きていくための自立心を養っていきます。ところが、この時期に十分な経験を積めないまま、早く人のもとに引き取られると、精神的に未熟な状態で成長し、不安を感じやすい性格になることがあります。

そもそも飼い猫は、飼育上、食事を提供する飼い主に頼りきりになるのは仕方のないことです。しかし、不安がちな猫にとっては、ひとりで過ごすことが困難になります。

このタイプの猫は、飼い主が外出すると強い不安を感じ、鳴き続けたり落ち着きを失ったりする行動が見られることがあります。

2.単身者の単独飼育で刺激のない環境

ドアの前に座る猫

単身住まいの飼い主が、猫を一匹だけで飼っている場合、猫にとっては飼い主が唯一の「相手」になってしまいます。さらに飼い主が不在になりがちで、窓から外が見えない、遊び道具にも変化がないというような環境の場合、猫は刺激を感じにくくなります。

留守番中も何もすることがなく、退屈や不満が溜まったままになると、帰宅した飼い主の存在に強く執着するようになることがあります。その結果、飼い主が帰宅した途端に過剰にまとわりついたり、夜間に要求鳴きを繰り返したりするなどのトラブルに発展することがあります。

本来、猫は探索や周囲の観察によって気分転換をします。しかし、環境に工夫がないと、その役割をすべて飼い主が担うことになり、飼い主がいない時間の不安やストレスが強くなってしまうのです。

3.過度な甘やかし

女性に抱っこされる猫

猫をひとりで長時間放置しっぱなしにすると依存心を高めてしまうことがありますが、逆にベタベタと過剰に甘やかしすぎても、猫は依存しやすくなってしまいます。

猫が鳴けばすぐに要求をかなえる、食事中でも猫をテーブルに乗せるなど人と猫の境界をあいまいにする、常に抱っこするなど過剰に接触を続ける、病気でもないのに猫がいる場所に食事を運ぶなど、過度な甘やかしを続けると、猫は飼い主がいないと精神的ストレスを感じるようになってしまうのです。特に子猫の頃は適度にひとりで過ごす時間がないと自立心が育ちにくくなります。

依存が進むと、食事や就寝など飼い主の生活行動すべてに介入するようになり、日常生活の妨げになる場合があります。猫の心の健康には、甘える時間と、ひとりで過ごす時間の両方が大切なのです。

4.飼い主の不安定な生活リズム

ソファで映画を見る女性と猫

猫は環境の変化を嫌うものの、意外にも適応力は高い動物です。在宅勤務の開始などにより、急に飼い主と過ごす時間が増えると、最初はストレスに感じていた猫も、次第にその状態を「当たり前」として覚えてしまいます。

しかし、しばらくして、また飼い主の外出が増えたり、留守番の時間が長くなったりすれば、今度は不安定な生活リズムに猫は強い不安を感じやすくなります。

次にどうなるのかわからないような生活リズムの急激な変化は、猫にとって見た目以上にストレスとなり、飼い主の外出を阻止しようと依存行動が始まるのです。

5.過去の不安や強いストレス体験

野良猫

『猫は嫌なことをすぐに忘れる』というのは、決して真実ではありません。保護猫の中には、人間からの虐待や信頼していた飼い主からの遺棄、過酷な環境を経験して心を傷つけてきた猫がいます。

また、引っ越しや家族の変化、仲良しだった同居猫の死など、大きな出来事を経験した猫も、環境の変化に不安を抱えています。

こうした経験を持つ猫は、安定して存在している飼い主に対して「この人だけが安全」という気持ちを強く抱きやすい傾向があります。ふだん家の中では独立して過ごしていても、外出した途端に玄関での鳴きわめきや、排泄トラブルが見られる猫は依存の可能性があります。

まとめ

おばあさんに抱っこされる猫

この記事では、猫が飼い主に依存しやすくなる原因を解説しました。

飼い主にベッタリするのはもともとの性格だと思っていても、猫は過去の経験で成長すべきチャンスがなかったり、精神的に傷ついたりするなど、さまざまな要因が絡み合って猫の行動に影響を与えていることがわかります。

依存行動は、猫が精神的な安全や安心を求めるSOSのひとつです。家の中でのつきまといや鳴き続けるだけでなく、乱暴な行動や不適切な排泄が見られたら、飼い主さんだけで解決するのは困難かもしれません。

特に排泄トラブルがある場合は身体的な問題を含んでいることもあります。問題行動を見つけたら、落ち着いて観察をして動物病院で相談するようにしましょう。

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