海に沈めて…雪に埋めて… 熟成されたワインやコーヒー “熟成”で味わいゆたかに【Nスタ解説】
奄美大島と加計呂麻島に挟まれた大島海峡で、行われている「海底熟成ワイン」の試みをご紹介します!
海に沈めて熟成…「海底熟成ワイン」
奄美大島と加計呂麻島に挟まれた大島海峡で、行われている試み。それは、自然豊かな海にワインを沈めて熟成させることだといいます。
これまで1100本のワインを海底で熟成させ、ネットで販売しているほか、鹿児島県瀬戸内町のふるさと納税の返礼品にもなっています。
2026年に入り、アメリカ産の白ワインやフランス産の赤ワインなど、約200本を海底に沈めました。
運営会社「アイスリー」によりますと、大島海峡は入り江が多く、波も穏やかで冬場でも海水温が20℃前後と安定していることなどから、ワインの熟成に適しているということです。
アイスリー 森谷悠以 社長
「まろやかになって飲みやすいとよく言われるので、みなさんすごく楽しんで飲んでもらっているのでは」
今回沈めたワインは2026年6月に引き上げられ、7月ごろから販売される予定です。
雪の中では「リンゴ」や「コーヒー」を熟成
出水麻衣キャスター:
岐阜県の白川郷では、雪の中でコーヒーを熟成しています。
香福屋
「雪の下熟成珈琲(1620円/100g)」
毎年1月中旬ごろから雪の中に豆を入れ、雪が溶けだした頃に豆を取り出すそうです。そうすることで、後味に透明感ができて、口当たりが柔らかくなるそうです。
さらに、降雪量によって熟成期間が変わるため、毎年違う味わいを楽しむことができるということです。
また、青森県の八甲田山では、リンゴを雪で熟成させました。
手がけたのは農作物の生産や販売を行う会社「日本農業」で、「雪乃果」というリンゴを生産しています。
2025年に、「雪で熟成させる」という青森の伝統を広めるために実施。約4tのリンゴを貯蔵し、油圧ショベルで掘り出し作業をしました。
雪室の低温度・高湿度でもぎたてのようなみずみずしさと甘さが際立つそうです。