【党幹部にきく】衆議院選挙 日本共産党・田村智子委員長 ブレない“老舗政党” 党勢低迷から脱却へ正念場【選挙の日、そのまえに。】
「シリーズ党幹部にきく」、きょうは日本共産党です。党勢低迷が続く老舗政党が生き残りをかけ描く戦略とは?
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結党から100年 “党勢低迷”に危機感
日本共産党 田村智子 委員長
「国民そっちのけ、民主主義をないがしろにする。自民・維新政権、高市首相に厳しい審判を下していこうではありませんか」
「国民の暮らし第一」を掲げ、与党に批判を浴びせる共産党。
今回の選挙では、「消費税の廃止を目指し、ただちに5パーセントに減税」を公約とし、財源には「大企業や富裕層への減税・優遇を正す」、いわゆる「タックス・ザ・リッチ」を掲げています。
結党から100年を超え、最も古くからある政党ですが、いま、大きな岐路に立っています。
日本共産党 田村智子 委員長
「東京ブロックで残念ながら、前回、1議席にとどまってしまいました。2議席なんとしても勝ち取らせていただきたい」
2014年の衆議院選挙では600万票を超えた比例票が、去年の参院選ではおよそ半分に。党勢低迷が続く共産党。田村委員長はどう感じているのでしょうか。
“老舗政党”が正念場 強みは「ブレない」姿勢
日本共産党 田村智子 委員長
「議席後退が続いてしまった。なかなか若い人がSNSを使うなかで、私たちの戦略が立ちおくれて、若い人の中の選択肢に入ってなかった」
確かに街頭演説に集まる人を見ると、目立つのは高齢の方の姿です。
街頭演説を聞いた人
「共産党の応援をして、もう50年くらいになるね」
「(党員になったのは)1964年からかな」
選挙戦を手伝うスタッフには若い世代もいますが、中心となるのは長年の支援者たち。田村氏も課題は「若い層」を含む、幅広い世代への浸透だと話します。そのなかで強みとなるのが、原発や安全保障などの政策で「ブレない」姿勢です。
日本共産党 田村智子 委員長
「国会をあれだけ取り巻いて、原発再稼働反対ってやったんですよ。安保法制も『民主主義ってなんだ』って聞いて、なんで憲法が一晩にして、集団的自衛権行使容認になっちゃうんだ。あれだけ国民が取り巻いた。そういう皆さんが後ろに、ばーっとおられるわけだから。揺らいじゃいけない、ぶれちゃいけない」
与党の枠組みが変わったことに加え、選挙直前には「中道改革連合」が誕生。党が訴える政策に「転換」も見受けられるなか、一貫して変わらないのは共産党だと訴えます。
日本共産党 田村智子 委員長
「私たち、104年の歴史があるんですよ。いろんな政党がぱっと出てきて、伸びて、消えていくのを何度も見てきました。私たちは票や議席の増減が、でこぼこがあったにしても絶対に消えないし、なくならない」
党勢低迷から脱却なるか、“老舗政党”が正念場を迎えています。