『シニア犬』の介護に欠かせないお世話5つ 愛犬が高齢になる前に必要な心得とは?
『シニア犬の介護に欠かせないお世話』についてまとめました。愛犬がシニアになったら「愛犬の時間に寄り添う」ということが大切になります。愛犬が高齢になる前に必要な心得を解説します。
シニア犬の介護に欠かせないお世話

1.体調変化を見逃さないための毎日の観察
シニア犬の介護では、日々の小さな変化に気づくことが大切です。
「昨日まで食欲旺盛だったのに今日は全然食べてくれない」ということがよくあります。「昨日まで元気に歩いていたのに今日はお散歩に行きたがらない」ということもよくあります。
また次の日にはよく食べるようになり、元気に小走りでお散歩を楽しんだ、ということもよくあります。しかし、ここで安心してはならないのがシニア犬です。
日々の小さな変化に気づき、記録しておきましょう。大きな変化が起きたとき、動物病院で診てもらうとき、必ず役立ちます。
2.無理をさせない程度の運動とお散歩
シニア犬にも適度な運動が必須です。お散歩が大好きでたくさん歩きたがるシニア犬もいます。しかし、無理は禁物です。
若い頃と同じように運動やお散歩をしていては、体への大きな負担になります。愛犬が自身で調整や加減をすることができないときは、飼い主が上手くコントロールしましょう。
過度に運動やお散歩を制限するとストレスになるため、「歩く速度を少し遅くする」「段差を避ける」「坂道(とくに下り)を避ける」など、負担を減らす工夫をするとよいと思います。
3.食生活の見直しと工夫をすること

シニア犬になると消化機能が衰えます。消化のよい年齢に合ったごはんを選ぶことが大事です。しかし、それだけでは不十分な場合があります。
ドライフードにはお湯をかけてやわらかくする、1回の食事量を減らして回数を増やす、食器の高さを調整するなど、衰えた消化機能をサポートするための工夫をしましょう。
4.トイレの失敗をさせないための環境づくり
シニア犬になると、トイレの回数が増える分、失敗も増えます。
トイレの失敗は絶対に叱ってはいけません。部屋が汚れてしまっても、イライラした態度を見せてはいけません。さらに失敗する原因になってしまいます。
トイレの数を増やす、トイレを広くする、おむつを着用する、シートをこまめに取り換えるなど、シニア犬が快適に排泄をすることができる環境づくりをしましょう。
外に出なければ排泄をすることができない場合、シニア犬になると犬への負担が大きくなるばかりです。失敗の原因にもなりやすいです。
我が家の愛犬は13歳でトイレトレーニングを再開しました。何歳からでも可能ですので、「トイレはここだよ」と教えてあげてください。
愛犬と飼い主の快適な介護生活のために最も大事なしつけだと思います。
5.定期的な健康診断を受けること
シニア犬になると、持病が急激に悪化してしまうことがあります。1カ月前まで何ともなかった数値が急激に跳ね上がってしまうことがあります。
年齢に関わらず全ての犬に年1回の健康診断は必須であると言えます。シニア犬には半年に1回、持病のあるシニア犬には3カ月に1回、定期的な健康診断を受けましょう。
人間の年齢に例えたとき、犬は1年に4歳~7歳も老化すると言われているためです。
愛犬が高齢になる前に必要な心得

愛犬の健康管理は「治療」ではなく「予防」を優先することが大切です。
全身麻酔のリスクがあるなど、高齢になってからでは適切な治療を受けることができなくなってしまう可能性が高いからです。
シニア犬になると、できなくなることが増えます。わがままや甘えから「したくない」のではなく、体の衰えから「したくてもできない」のです。
できなくなることは自然なことなのだと理解しておくことで、飼い主の心も軽くなるでしょう。
まとめ

シニア犬の介護に欠かせないお世話を5つ解説しました。
- 体調変化を見逃さないための毎日の観察
- 無理をさせない程度の運動とお散歩
- 食生活の見直しと工夫をすること
- トイレの失敗をさせないための環境づくり
- 定期的な健康診断を受けること
「大変」「つらい」という先入観を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、愛犬の介護は特別なことではありません。
犬の介護にも便利なグッズがあること、飼い主が仕事に行っている間に利用できるデイケアサービスがあることなど、犬の介護に関する知識を事前に得ておくと便利です。
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