犬を守るために知っておくべき『災害への備え』4つ 必要な防災グッズとは?

2026-02-27 17:00

災害は忘れた頃にやって来ると言います。いざというときに慌てずに行動し、愛犬を守るためには、日頃からの備えが欠かせません。そこで今回は、災害に備えて日頃からやっておきたいことや犬の防災グッズについて詳しく解説します。

犬を守るための災害への備え4つ

クレートに入っている犬

災害時の備えは万全ですか?愛犬を連れて迅速に避難し、安全に過ごすためには、事前の準備が重要です。ここでは、避難場所の確認や日常のしつけ、健康管理など災害時に困らないように備えるべき4つのことを紹介します。

1.避難場所とペットの受け入れについての確認

最初に確認しておきたいのが、自治体が指定している避難所の場所とペットの受け入れ態勢についてです。ペットの扱いや備えは避難所によって大きく異なります。

ペットを受け入れている避難所でも、同室で過ごせるとは限りません。むしろ同室の避難所は少ないのが現状です。ペットは別室または屋外の専用スペースで過ごすのが一般的です。受け入れ時のルールを事前に確認しておくことをおすすめします。

また、避難経路の確認も忘れずにおこないましょう。避難ルートは、複数のルートを検討し、安全に避難場所までたどり着けるように準備しておくことが大切です。

2.基本のしつけ

避難所にいるのは犬好きな人だけではありません。犬が苦手な人や怖い人、小さな子どもからお年寄りまで、さまざまな人がいます。そのため、しつけが原因でトラブルや事故に発展することも少なくありません。

避難所で周囲に迷惑をかけないためには、日頃のしつけが重要です。「マテ」「コイ」「オスワリ」といった基本的なしつけはもちろん、無駄吠えをしないこと、人やほかの動物を噛まないこと、社会性を身につけておくことも求められます。これは愛犬の立場を守るためでもあります。

さらに、クレートトレーニングとトイレのしつけも必要です。避難所ではクレートやケージで過ごすことが一般的です。狭い場所でもリラックスして過ごせるように、日頃から慣らしておきましょう。

3.ワクチン接種・健康管理

犬は避難所のペット専用スペースでほかの動物たちと過ごすことになるため、常に感染症のリスクにさらされています。そのため、避難所では狂犬病予防注射や混合ワクチンの接種を避難の条件としている場合があります。

また、日頃からノミ・ダニ対策やフィラリア予防といった基本的な予防医療も欠かせません。

災害時はストレスや環境の変化によって免疫力が低下しやすく、感染症にかかるリスクも高まります。感染症から愛犬を守り、また広めないためにも、定期的にワクチン接種をおこない、健康管理を徹底しましょう。

4.迷子対策

災害時には愛犬とはぐれてしまうリスクがあります。再会の可能性を高めるためにも、迷子対策は欠かせません。

首輪には必ず連絡先を記載した迷子札と鑑札や注射済票をつけておきましょう。さらに、首輪が外れてしまった場合に備えて、マイクロチップを装着しておくと安心です。マイクロチップは体内に埋め込まれているため紛失の心配がなく、災害時でも確実に身元の確認ができる手段になります。

マイクロチップを装着している場合は、引っ越しなどで住所や電話番号が変わった際に、忘れずに変更手続きを行いましょう。せっかく見つかっても、情報が古いままだと飼い主さんと再会できなくなってしまいます。

犬の防災グッズはなにを準備する?

防災グッズのチェック

「防災グッズを準備しましょう」と言われてもなにをどれくらい用意していいのかわからないという飼い主さんも多いのではないでしょうか?最低でも以下の物を用意しておきましょう。

  • フード・水・食器
  • 療法食(必要に応じて)
  • 薬(必要に応じて)
  • トイレ用品
  • 首輪リードの予備(伸縮しないリード)
  • クレート
  • 愛犬の情報をまとめたメモ
  • 予防接種証明書のコピー
  • 愛犬の写真を印刷したもの

災害時は人間が優先されるため、ペットは後回しにされます。フードや水は最低でも5〜7日分と言われていますが、多めに用意しておくと安心です。

愛犬の情報をまとめたメモには、年齢、健康状態、既往歴、飼い主の情報、緊急連絡先、かかりつけの病院を記載します。愛犬の写真は、家族と一緒に写っている写真も用意しておきましょう。所有権の証明に役立ちます。

まとめ

リュックを背負っている犬

災害時に愛犬の命を守れるのは、飼い主さんだけです。防災グッズを準備するのはもちろんですが、避難所で安心して過ごせるように、事前にルールを確認し、基本のしつけをしっかり身につけておきましょう。

また、愛犬を病気にさせない、感染源にしないためにも、日頃から健康管理を徹底し、予防に努めることが大切です。

災害は予期せぬ瞬間にやってきますが、備えがあれば愛犬と一緒に乗り越えることができます。今回紹介した備えは最低限のものです。足りないものがあれば、早めに準備しておきましょう。

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