【ハメネイ師を殺害】揺れる中東の秩序 トランプ氏「イラン国民に政権転覆」呼びかけ アメリカ国内では攻撃を非難する集会も…イランの小学校では空爆で児童100人以上死亡の報道【サンデーモーニング】

アメリカのトランプ大統領は、日本時間の3月1日朝、「イランの最高指導者ハメネイ師は死亡した」とSNSに投稿しました。
【写真を見る】黒煙の上がるハメネイ師の公邸 空爆直後に撮影か
トランプ氏「歴史上最も邪悪な人物の一人、ハメネイが死亡」
男性(2月28日 イラン・テヘラン)
「どこをやられた?ハメネイ師の公邸か」
イランの首都、テヘランの市街地を襲った空爆。空爆の直後に撮影されたという衛星写真映っているのは、イランの最高指導者ハメネイ師の公邸。黒煙が上がり、建物が破壊されているのが確認できます。
イランの報道官はハメネイ師について、「無事」だと語っていましたが、日本時間の3月1日朝、アメリカのトランプ大統領が「歴史上最も邪悪な人物の一人、ハメネイが死亡した」とSNSに投稿したのです。
ハメネイ師は、1979年のイラン革命を率いたホメイニ師の後継として、89年に最高指導者の地位につき、政教一致のイスラム体制のもと、イランを30年以上統治していました。
イスラエル・アメリカによる攻撃はイラン全土に
事態が動いたのが、日本時間の2月28日午後。
イラン国営テレビ
「新たな映像が入ってきました。アメリカとシオニスト政権(イスラエル)がテヘランと他の複数都市を空爆した様子です」
イスラエルとアメリカがイランを攻撃。対象はイラン全土に及んでいます。イランメディアは、小学校も空爆され、児童100人以上が死亡したと伝えています。
父親(2月28日 イラン南部ミナブ)
「うちの娘は10歳なんです。こっち(病院)も捜したし、学校も捜しましたが…」
またロイター通信は、イランの国防相と精鋭部隊「革命防衛隊」のトップが死亡したと報じました。
そもそも、イランを巡っては、オマーンの仲介で核開発をめぐる協議が26日に行われたばかり。協議の継続も決まっていた矢先の攻撃だったのです。
アメリカ トランプ大統領(2月28日 トランプ氏のSNSより)
「イランは世界一のテロ支援国家だ。我が政権の方針は、このテロリスト政権が核兵器を持つことを決して許さない」
イラン側も反撃。イスラエル側では、ミサイルを迎撃する様子がとらえられています。
最大都市テルアビブでは、シェルターに避難する人の様子も。
さらに、アメリカとイスラエルからの攻撃を受けた、イラン側からの報復攻撃。米軍基地のあるバーレーン、カタール、クウェート、UAE、サウジアラビアにも及んでいます。
トランプ氏「政権を奪い取れ」イラン国民に呼びかけ
戦火が中東全体に飛び火することが懸念される事態。トランプ氏は、イラン国民に政権転覆を呼びかけます。
トランプ大統領(2月28日 トランプ氏のSNSより)
「今夜、こう告げよう。あなたたちの自由の時は近い。我々の任務が完了したら、政権を奪い取れ」
ニューヨークの国連本部では、日本時間の3月1日朝から、安保理の緊急会合を開催。イスラエルとイランの代表も出席しています。
アメリカの代表は攻撃を、こう正当化しました。
アメリカ ウォルツ国連大使
「国際社会は長年、単純かつ不可欠な原則を堅持してきた。イランが核兵器を保有することは許されない」
一方、その足もとでは…
記者(ニューヨーク・タイムズスクエア)
「NY中心部では大勢の人が集まって、イランへの攻撃をすぐに停止しろと声を上げています」
デモ参加者
「(米国とイスラエルは)自国のために攻撃したのであって、イラン国民のためではないです」
攻撃を非難する集会は、全米各地で行われる予定です。