医療法人社団マイクロ会 銀座リプロ外科 国内初 超高周波超音波エコー導入 リンパ浮腫治療に新たな選択肢「これまで映らなかった細かなリンパ管が見えて手術できる」「患者の諦めを希望に変える」

2026-03-15 08:32

これまでリンパ浮腫治療を諦めかけていた人たちに、希望がもてる朗報。

専門医も医療従事者・関係者も「感動すら覚えるほどの高精度レベル」と唸る最新機材を国内初導入し、「リンパ浮腫に悩む患者様はぜひ当院にご相談を」と伝えるのは、医療法人社団マイクロ会 銀座リプロ外科(東京都中央区銀座、院長:永尾光一)。

全国が注目する、銀座リプロ外科が国内初導入した最新診断装置というのが―――。

超高周波超音波エコー「Sonosite LX」

医療法人社団マイクロ会 銀座リプロ外科は、日本で初めて導入した超高周波超音波画像診断装置「Sonosite LX」(ソノサイト エルエックス:富士フイルム製)を2月末に公開。

この超高周波超音波エコー「Sonosite LX」の最大の特長は、リンパ浮腫診療やリンパ管静脈吻合術(LVA)でリンパ管や微細血管を高精細に描出できる点。

公開された日は、実際の患者も参加し、銀座リプロ外科 永尾光一院長が実機デモ操作しながら説明。タレントでがん患者の会「よつばの会」代表の原千晶さんもその高性能を目にした。

リンパ浮腫患者の現状

まずはリンパ浮腫とは、から。

リンパ浮腫は、婦人科がんや乳がんなどの治療後に発症する可能性が高く、がん治療にともなうリンパ節郭清や放射線治療などをきっかけにリンパ液の流れが滞り、腕や脚などにむくみが生じる疾患。

症状が進行すると、患部の腫脹や重さに加え、皮膚の硬化や感染症(蜂窩織炎)を併発する可能性もある。

また、一度発症すると完治は難しいため、早期発見と継続的なセルフケアが重要とされている。

顕微鏡下手術の第一人者が導入を決断

リンパ浮腫で悩む人たちに新たな選択肢となる、超高周波超音波エコー「Sonosite LX」を国内初導入した銀座リプロ外科を率いるのが、永尾光一院長。

永尾光一院長は、”ナガオメソッド”の発案者であり、30年以上にわたり顕微鏡下手術(マイクロサージャリー)を専門とし、なかでも0.5ミリ以下の血管やリンパ管を扱うスーパーマイクロサージャリーに取り組んできた第一人者。

この極めて繊細な領域では、術者の経験と判断力が診療の質を左右する。

ここで触診や術前評価、数多くの症例に向き合ってきた積み重ねが、現在の診療を支えている。

いっぽうで、リンパ浮腫診療の現場では、他院で「リンパ管が映らない」といわれ、手術を断られてきた患者も少なくない。

そんなシーンでは、リンパ管が存在しないのではなく、従来の機器では描出が難しかった可能性もあるという。

リンパ管や微細血管が鮮明に見える

そこで医療法人社団マイクロ会 理事長で銀座リプロ外科 永尾光一院長、マイクロ会理事の三井桂子らが導入を決めたのが、超高周波によりリンパ管や微細血管を高精細に描出する「Sonosite LX(ソノサイト エルエックス)」。

Sonosite LX は、従来より高い周波数帯域を用いることで浅層から深部までを高精細に描出できる超音波画像診断装置(超高周波超音波エコー)。

これで皮下のリンパ管や微細血管といった極めて細い構造を鮮明に可視化。

また、Sonosite LX は、音声操作機能を備え、画像の静止や条件調整をハンズフリーで行えるのも優位性のひとつ。

診療の再現性と安全性が向上

リンパ浮腫治療において重要となるリンパ管の位置や走行をミリ単位で可視化できることは、術前評価の精度向上やLVA(リンパ管静脈吻合術)の成功率向上につながる可能性が高い。

永尾光一院長は「経験に、可視化という確信が加わる。それは医療の精度を変える転換点です」と力説。

長年培ってきた判断力に明確な視覚情報が重なることで、診療の再現性と安全性は一段と高まるはずだ。

高精度描写を実機デモで説明

超高周波超音波エコー「Sonosite LX」を導入した 銀座リプロ外科 の永尾光一院長は、実機デモで説明。

まず浮腫のある脚にプローブを当てると、モニター上に血管構造が映し出される。

永尾院長は画面を指し示しながら、静脈とリンパ管の位置を明確に説明する。

「ここに静脈があります。そして、この細い走行がリンパ管です」

永尾院長はさらに、健常な側の脚にもプローブを当てると、浮腫のある側とは異なる構造が描出されているのを示してくれた。

これは、リンパ管の走行や周囲組織の状態の違いが視覚的に確認され、左右差が明確に示されたことを現している。

音声入力で医師の両手が診断に集中

また、デモの最中、永尾院長は両手をプローブに添えたまま音声で指示を出す。

Freeze → 画像が瞬時に静止

Color → 血流がカラー表示に切り替え

Gain up → 明るさが調整され構造がさらに鮮明に

こうした音声操作で、操作のたびに手を離す必要がなくなり、医師・患者とも診断の流れを途切れることなく、画面上の情報が整理されていく。

視覚情報をその場で確認し位置を示すという一連の過程は、熟練医の経験値に「可視化」という確信が重なり、診療の判断をより明確にしていくことにつながる。

「リンパ管が見つからない」と診断された患者さんたちへ

永尾光一院長は、重症患者への可能性についてこう伝える。

「これまでは他の病院で『リンパ管が映らないから手術は無理です』と断られてきた方が大勢いらっしゃいます。

しかしそれは、リンパ管がないのではなく、いままでの機械で見つけられなかっただけかもしれない。

超高周波超音波エコー「Sonosite LX」(ソノサイト エルエックス)なら、これまで描出が困難だったリンパ管を可視化できる可能性が高まり、リンパ浮腫の重症例に対する新たな治療選択肢につながります」

リンパ浮腫患者にとって「見えること」

がん患者の会「よつばの会」代表の原千晶さんは、子宮頸がん・体がんの治療(手術、リンパ郭清、抗がん剤)から13年を経て、リンパ浮腫を発症した経験があるひとり。

造影剤検査では左脚4カ所のリンパ液漏れが確認された。

今回、こうした説明を受け、リンパ浮腫で悩む人が多くいる現状に触れ、患者の立場からこう語る。

「患者さんにとっていちばん怖いのは、『もう手立てがない』といわれることです。

永尾先生がおっしゃった『いままで見えなかったものが見えるようになる』という言葉は、患者にとってどれほどの救いになるか。

『見えていますよ、大丈夫ですよ』と伝えてもらえるだけで、暗闇の中にいた患者さんの心に大きな光が差し込むんです」

リンパ浮腫外来にも注力 銀座リプロ外科

銀座リプロ外科は、スーパーマイクロサージャリーの第一人者である永尾光一院長が率いる形成・泌尿器複合クリニック。

永尾院長は、男性不妊の大きな原因とされる精索静脈瘤のマイクロ手術分野で国内屈指の名医として知られ、2025年3月までは東邦大学の教授として長年にわたり顕微鏡下手術の発展に寄与してきた。

その高度な技術を生かし、現在はリンパ浮腫外来およびLVA(リンパ管静脈吻合術)にも注力。

女性のがん治療後に生じるリンパ浮腫に対し、形成外科・リハビリテーション・泌尿器科の専門医チームが連携し、「日常生活を取り戻すための医療」を提供している。

さらに近年では、治療後の生活支援にも取り組み、リンパ浮腫用弾性ストッキング「リンパスリム」を体験できる「リンパ浮腫外来」を新たに開設。

かかりつけ病院に通院中の人でも利用できる外来として、弾性着衣のフィッティングやセルフケア指導を通じ、患者一人ひとりに寄り添ったサポートを行っている。

◆東京・銀座リプロ外科 リンパ浮腫外来
https://ginzarepro.jp/woman/

患者さんの諦めを希望へと変える医療体制へ

医療法人社団マイクロ会 三井桂子理事は、高コストで導入がすすまない「Sonosite LX』(ソノサイト LX)を、銀座リプロ外科に導入した想いをこう込める。

「わたしたちがこの日本初となる『Sonosite LX』(ソノサイト LX)を導入した理由は、経営的な判断ではありません。

ただひとつ、『患者様の諦めを、希望に変えたい』その一心です。

リンパ浮腫などの病気に苦しむ患者様は、出口の見えない状況の中にいます。

高度な技術を持つ医師に、最新機器による可視化と集中を妨げない音声操作の環境が加わりました。

これによりわたしたちは、これまで以上に患者様に向き合うことができると考えています。

治療環境が整ったことを、いま悩んでいる患者様に届けていただきたい。

一人でも多くの方に選択肢があることを知っていただくことが、わたしたちの願いです」

―――マイクロ会 三井桂子理事は三井メディカルジャパンの代表取締役も務め、長きに渡り弾性ストッキング「リンパスリム」の開発・普及に尽力し、医療と製品の両面からのQOL向上を目指している。

2025年9月には、初の著書「マンガでわかるリンパ浮腫」を出版。

またリンパ浮腫アドバイザーとして、YouTube を通じて情報発信にも力を入れている。

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