『トリミング』を絶対にしなければならない犬種5選 カットを怠った場合の重大なリスクまで

2026-03-23 20:20

犬は、トリミングが必要な犬種と必要でない犬種に分かれます。トリミングが必要な犬種にとって、定期的な被毛のカットは、健康を維持するために欠かせないお手入れのひとつです。この記事では、トリミングを絶対にしなければならない犬種と、そうした犬種のカットを怠った場合に生じるリスクについてご紹介します。

トリミングを絶対にしなければならない犬種5選

トリミング中のトイプードル

犬のトリミングとは、ハサミやバリカンを使って被毛をカットして整えることを指します。見た目を美しくするだけでなく、衛生や健康を保ち、犬が快適に暮らすために不可欠なお手入れです。

しかし、すべての犬に必要なお手入れというわけではありません。トリミングが必要な犬種とそうでない犬種がいるのです。では具体的に、トリミングが必要なのはどの犬種なのでしょうか?ここでは、トリミングを絶対にしなければならない犬種の中から5種をご紹介します。

1.プードル

プードルは、サイズによってスタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイの4種類に分けられます。どのサイズのプードルも、シングルコート(上毛のみの被毛)の巻き毛が特徴です。抜け毛が少なく、犬アレルギーの人でも比較的飼いやすい犬種とされています。

その一方で、プードルは被毛が伸び続けるうえにカールしているため、お手入れには手間がかかります。ふわふわの毛並みを保つためには、毎日のブラッシングに加え、3〜4週間に1回を目安とした定期的なトリミングが欠かせません。

2.ミニチュア・シュナウザー

ミニチュア・シュナウザーの被毛は、硬く針金のような上毛と柔らかい下毛を持つダブルコートです。一般的にダブルコートの犬種は換毛期に大量に毛が抜けますが、ミニチュア・シュナウザーには明確な換毛期がなく、抜け毛が少ないのが特徴です。

ただし、毛が伸び続けて絡まりやすい毛質のため、4〜6週間に1回を目安にトリミングが必要です。また、本来の硬い毛質や毛色を維持することなどを目的に、プラッキング(プラッキングナイフなどを使って古い毛を抜くトリミング法)を施すこともあります。

3.マルチーズ

マルチーズの真っ白で絹糸のような被毛はシングルコートで、放っておくと伸び続けます。そのため、定期的なトリミングが必要です。トリミングの目安は4〜6週間に1回ですが、美しい被毛を保つためには、毎日のブラッシングも欠かせません。

マルチーズの被毛は細くて柔らかいため、ブラッシングを怠るとすぐに絡まり、毛玉になってしまいます。ピンブラシとコームを使って毎日丁寧にブラッシングすることで、毛玉を防ぐことができます。

4.ヨークシャー・テリア

「動く宝石」と称されるほど美しい被毛を持つヨークシャー・テリアも、定期的なトリミングが必要な犬種です。シングルコートで毛が伸び続けるため、4〜6週間に1回を目安にトリミングを行い、美しい毛並みを保ちます。

マルチーズと同様に、ヨークシャー・テリアも細くて柔らかい絹糸のような毛質のため、毎日のブラッシングで毛玉を予防することが大切です。こまめなお手入れが被毛を美しく輝かせます。

5.ビション・フリーゼ

犬種名のビションはフランス語で「飾る」、フリーゼは「縮れ毛」や「巻き毛」を意味します。

綿あめのような被毛は、コイル状の緩い巻き毛の上毛と、柔らかい下毛からなるダブルコートですが、抜け毛が少ないのが特徴です。ただし、毛が伸び続けるうえに毛の密度が高く絡まりやすいため、毎日のブラッシングと定期的なトリミングが必要です。

スリッカーブラシやコーム、ピンブラシを使ってブラッシングを行い、トリミングは3〜4週間に1回を目安に行います。

トリミングが必要な犬種のカットを怠った場合の重大なリスクは?

毛がボサボサ気味のマルチーズ

トリミングが必要な犬種であるにもかかわらず、カットを怠った場合、見た目が悪くなるだけではありません。毛が伸びすぎることで、衛生面や健康面においてさまざまなトラブルが引き起こされます。

ここからは、トリミングが必要な犬種のカットを怠った場合の重大なリスクをご紹介します。

1.皮膚のトラブル

トリミングが必要な犬種のカットを怠ると、毛がどんどん伸びていって絡まり、毛玉の原因になります。

毛玉ができると皮膚の通気性が悪くなるため、細菌が繁殖しやすくなり、においや皮膚炎などを引き起こします。また、毛玉に皮膚が引っ張られて、不快感や痛みが生じることも少なくありません。

さまざまな皮膚トラブルの原因となる毛玉を作らないためには、こまめなブラッシングと定期的なカットが必要不可欠です。

2.目のトラブル

顔周りの毛をカットせずに放置していると、伸びた毛で視界が妨げられるだけではなく、目のトラブルにもつながります。毛が目に入り、涙やけや目の病気(角膜炎や結膜炎など)を引き起こす可能性があるのです。

目の下の毛が赤茶色に変色する涙やけは、目の周りが涙で濡れたままの状態が続くことで起こります。犬の涙が溢れ出る原因はさまざまですが、目の周りの毛が目の表面を刺激することも一因となります。

3.ケガや足腰のトラブル

トリミングが必要な犬種のカットを怠り、足裏の毛が伸びすぎた場合、肉球のグリップ力が低下して滑りやすくなり危険です。特にフローリングやタイルなどの滑りやすい床では、転倒して骨折などのケガを招くリスクが高まります。

また、日常的に足が滑る状態だと足腰や背骨に負担がかかるため、膝蓋骨脱臼(パテラ)や椎間板ヘルニアの原因にもなります。

まとめ

さっぱりとトリミングされたミニチュアシュナウザー

今回は、トリミングを絶対にしなければならない犬種をご紹介しました。ご紹介した5犬種以外にも、トリミングが必要な犬種は数多く存在します。

これらの犬種たちのカットを怠ると、見た目の問題だけでなく、皮膚や目のトラブル、さらにはケガや足腰のトラブルといったリスクが生じます。愛犬がトリミングを必要とする犬種である場合は、適切な頻度でカットを行い、衛生と健康を保ちましょう。

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