「正直僕が一番不安だった」佐々木朗希、葛藤を乗り越えた今季初登板、敗戦の中に掴んだ“収穫”と“自信”

■MLB ドジャース2ー4ガーディアンズ(日本時間31日、ドジャースタジアム)
【写真を見る】「正直僕が一番不安だった」佐々木朗希、葛藤を乗り越えた今季初登板、敗戦の中に掴んだ“収穫”と“自信”
ドジャースの佐々木朗希(24)が本拠地のガーディアンズ戦で今季初先発、4回0/3、78球を投げて、被安打4、奪三振4、四死球2、失点1(自責点1)も今季初黒星となった。それでも、左打者の内角へのコントロールとカットボールを上手く使って好投。安定感のあるピッチングを見せた。
佐々木は「しっかりゾーンの中で勝負出来たので、フォアボールも2つありましたけど、
全体的には自分のボールで勝負出来たのは良かった」と話し、「自信はそんなになかったですし、正直僕が一番不安だったんですけど、自分に出来る事は限られているので、その事に集中してやろうと思って投げました」と本音も口にした。
試合での収穫には「今年入ってから5回投げきれなかったですけど、一番良いピッチングが出来たので、そこの結果に対する自信は1つの収穫かなと思います」、リセット出来たのかという問いには「本当に今日からスタートだったので、僕にとっては、満足のいく結果ではないですけど、悪いなりにも、スプリングトレーニングに比べたら、良くなっている事に関しては、自信を持ってやっていきたい」と明るい表情で語った。
カットボールを中心に組み立てていたが「基本的には(キャッチャーの)ラッシングのサインなので、特にそこら辺は会話しないですし、ゾーンで勝負できたらなんでもいいと思う」とコメントした。
キャッチャーのラッシングはカットボールに関して「まだ新しい段階なので、どのように使うかは完全には決まっていません。ゾーン内でうまく投げられるほど、速球自体の質もさらに高まると思います」と投球の幅を広げる球種と話した。
D.ロバーツ監督(53)は「全体的にコントロールが良かったと思います。良いリズムで投げていたし、積極的に攻めていた。今夜はその点でより良い投球ができていた。登板前は少し緊張していたようで、それも本人が正直に話していましたが、それでもしっかりと対応してくれたと思います」と褒めていた。
3回に先制点を奪われた場面については「彼はしっかり対応してくれたと思います。あの場面はイニングが崩れてもおかしくない状況でしたが、カウントで不利になりながらも逃げずに攻め続け、アウトを取ることができました」と佐々木の打者に向かっていった気持ちを称賛し、「あのイニングを乗り越えたことで、“自分はできる”という感覚をつかんだはずですし、その後はさらに積極的に投げ続けようとしていたように見えた」と成長も見て取れたと語った。