山本由伸「今日は今日で非常に集中できた」7回途中1失点で今季2勝目 岡本和真に二塁打もリリーフが勝利守る「最後はベシアに助けられた」

■MLB ブルージェイズ1ー4ドジャース(日本時間8日、ロジャース・センター)
【日程一覧】3連覇に挑む大谷翔平、山本由伸らのドジャース2026年 対戦カード
ドジャースの山本由伸(27)が敵地でのブルージェイズ戦に今季3度目の先発。7回途中、97球を投げて被安打5、奪三振6、四球1、失点1(自責1)で今季2勝目を挙げた。試合後、山本は「前の2試合に比べて、また少し感覚が良く、コントロールして投げられたなと思います 」と振り返った。
試合は山本が4回まで毎回奪三振の好投、6回に1点を失うも追加点は許さなかった。しかし7回にこの試合、3度目の対戦となった岡本和真(29)に二塁打を放たれるなど、無死一、三塁と走者を背負ったところで降板。それでも山本はリリーフでマウンドに上がったA.ベシア(29)が無失点に抑える好救援で勝ち投手の権利を得た。打線は大谷翔平(31)が先制打を放つなど合計4得点を挙げ、ドジャースは5連勝を飾った。
5回まで無失点に抑えていた山本は「ノーワインドアップの時、昨日からまた感覚が良くなっていました。コントロールもしっかりしていて、ストレートも変化球も思ったように投げられていました。相手は積極的に打ってきましたが、それがうまくハマって球数も少なくいけたのかなと思います 」と手応えを語った。
しかし6回、7回と安打を許す苦しい展開となった山本。7回にはその山本に代わってベシアが登板し、満塁のピンチを招くも無失点に抑える好リリーフで山本を救った。「セットポジションに入ってから、もう少し修正すべきところがあるなと今日の試合で感じました。そこは一つ課題ではありますが、後半なんとか7回を3人で抑えて(交代するのが)一番良かったのですが、先頭を出してしまって。最後はベシアに助けられました 」と反省を口にしつつベシアへの感謝を言葉にした。
この試合でメジャー初対戦となった岡本には、7回に右中間への二塁打を許すなど、3打数1安打。山本は対戦を振り返り、「メジャーの試合で対戦できるというのはすごく嬉しく思います。なんとかストライクゾーンに投げ込んでいけたので、良かったかなと思います 」と冷静に語った。
昨季のワールドシリーズ(WS)以来となるブルージェイズとの対戦。山本はWSで1完投を含む3勝、17回2/3を投げて、10安打、2失点、2四球、15三振、防御率は1.02でシリーズMVPに輝いている。「対戦を重ねて、配球を工夫したりといったことはありますが、やはり良い打者が並んでいる打線なので。毎回、必死に投げています 」。続けてWS連覇を達成した地で2勝目を掴んだことに「今日は今日で非常に集中できていたと思います。去年のことを振り返るというよりは、今日の登板にしっかり集中していました 」と目の前の一戦に集中する姿勢を強調した。
中5日のローテーションには「シーズンも変わらず、とにかく1試合に集中することで、それがちょっとずつ長いイニングにできるかなと思いますし。ここまで3試合いい登板になっているので、より集中してこのままいけたらなと思います」と前向きなコメント。指揮官のD.ロバーツ監督(53)は「今日は全ての球種でコマンドが良かった 。スプリット、ファストボール、そして必要に応じてカーブも効果的に使えていました 。相手打者が早いカウントから振ってくるアグレッシブなモードに入っていたことも、球数の少なさと効率的な投球につながったと思います 。本当に素晴らしいピッチングでした 」と山本を評価した。