犬の『換毛期』にしてはいけない絶対NG行為5選 考えられるトラブルや適切なケアまで

2026-04-14 20:20

愛犬の毛が驚くほど抜ける時期、良かれと思ったお手入れが実は負担になっているかもしれません。皮膚トラブルを防ぎ、お互い快適に過ごすために、避けるべき行動と正しいケアのコツについてまとめました。

犬の「換毛期」にしてはいけないNG行為4選

ブラッシングする女性

1.無理やり毛を引っ張る

毛がたくさん浮いていると、手で引き抜きたくなるかもしれませんが、これは絶対にやめましょう。換毛期でも、全ての毛が一度に抜けるわけではありません。まだ抜ける準備ができていない健康な毛を無理に引っ張ると、毛穴や皮膚を強く傷めてしまいます。

これは人間でいえば、無理やり髪の毛をむしり取られるような痛みと同じです。何度も繰り返すと炎症を起こしたり、その場所から毛が生えにくくなったりすることもあります。

必ずブラシを使い、自然に浮き上がった毛だけを優しく取り除くようにしてください。

2.人間用のブラシを使う

「家にある人間用のヘアブラシで代用できるのでは?」と考えるのは危険です。犬の皮膚は人間の赤ちゃんよりも薄く、非常にデリケートにできています。

人間用のブラシは、硬さやピンの密度が人間の頭皮に合わせて設計されているため、犬に使うと皮膚を削るように傷つけてしまう恐れがあります。見た目には分からなくても、細かい傷から菌が入って皮膚炎になることも珍しくありません。

愛犬の皮膚を守るためには、必ず犬専用として販売されている、柔らかい素材やクッション性の高いブラシを用意しましょう。

3.お風呂(シャンプー)の回数を増やしすぎる

抜け毛が気になるからといって、毎日や数日おきにシャンプーをするのは逆効果です。犬の皮膚には、バリア機能を保つための必要な油分があります。頻繁に洗いすぎるとこの油分が奪われ、皮膚がカサカサに乾燥してしまいます。

乾燥した皮膚はバリアが弱くなり、かゆみやフケ、赤みの原因になります。換毛期であっても、シャンプーは月に1〜2回程度にとどめ、日々のケアはブラッシングを中心にしましょう。どうしても汚れが気になるときは、濡れたタオルで優しく拭くだけでも十分です。

4.抜けた毛をそのまま放置する

「どうせまた抜けるから」と、ブラッシングした後の毛や床に落ちた毛を放置してはいけません。愛犬の体に抜けた毛が絡まったまま残っていると、通気性が非常に悪くなります。

すると、体温や湿気がこもって蒸れてしまい、カビや菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。これが原因でひどい皮膚病やニオイが発生することもあるので注意しましょう。

部屋の掃除はもちろんですが、愛犬の体もしっかりブラッシングして、不要な死毛を取り除いて風通しを良くしてあげることが、清潔と健康を保つ秘訣です。

5.ハサミで毛玉を切り落とそうとする

毛が絡まって大きな「毛玉」ができてしまったとき、家にあるハサミで切ろうとするのは非常に危険です。犬の皮膚はとても伸びやすく、毛玉を引っ張り上げると皮膚も一緒に持ち上がってしまいます。

そのため、毛だけを切っているつもりでも、誤って皮膚を深く切ってしまう事故が後を絶ちません。一度怪我をさせてしまうと、愛犬はハサミやお手入れそのものを怖がるようになってしまいます。

どうしても取れない頑固な毛玉を見つけた場合は、無理をせずプロのトリマーや動物病院に相談しましょう。

正しいケアで愛犬も自分もスッキリ

コームで整えてもらう犬

換毛期を快適に過ごす最大の秘訣は、適切な道具選びと無理のない習慣化です。まずは自分の愛犬の毛質に合ったブラシを選びましょう。

例えば、短毛種なら肌に優しいラバーブラシ、長毛種なら毛並みを整えるピンブラシなど、適した道具を使うだけで効率が格段に上がります。ブラッシングは一度に全部終わらせようとせず、愛犬がリラックスしているときに声をかけながら短時間で行いましょう。

また、新しい毛を作るには栄養が必要です。良質なタンパク質を含んだ食事と、十分な水分補給を心がけることで、内側からも健康な被毛をサポートできます。

こんなときは病院へ!注意すべきトラブル

膝の上でブラッシング

単なる生え変わりだと思っていても、中には病気が隠れているサインもあります。特に注意すべきなのは、毛が部分的に丸く抜けて地肌が見えている「円形脱毛」の状態です。これは換毛期ではなく、ストレスや感染症、アレルギーの可能性があります。

また、皮膚が全体的に赤くなっていたり、ポツポツとした湿疹が出ていたり、愛犬が一日中体をかきむしっている場合も要注意です。

皮膚トラブルは放っておくと悪化し、治療に時間がかかることも多いため、少しでも「いつもと違う」と感じたら、早めに動物病院を受診してください。

まとめ

トリマーにカットされる犬

換毛期は愛犬にとって一大イベントです。大切なのは、飼い主が完璧を目指して頑張りすぎず、愛犬のペースに合わせて優しく接することです。

毎日のブラッシングを「掃除」ではなく「愛犬との触れ合いタイム」と捉え、変化をよく観察しましょう。正しい知識を持ってケアを続ければ、愛犬も清潔で元気にこの時期を乗り越えられますよ。

関連記事

犬が『信用していない人』にする行動4選
『子犬と先住犬が仲良くできるか』心配していたら、会わせた瞬間に…『はじめましてとは思えない光景』が43万再生「めちゃ尊い…」「可愛い」
猫のケージが羨ましくなった大型犬→頭を突っ込んで…自分のサイズが分かっていない『衝撃の光景』が48万再生「満足してて草」「ごきげんww」
愛犬が早死にする可能性も…今すぐにやめたい5つの飼い方
『触ってもいいですか?』40キロ越えの超大型犬が"小学生の子どもたち"に遭遇→あまりにも『平和なやり取り』が126万再生「すべてが尊い」

  1. 官民ファンド「クールジャパン機構」 累積損失540億円超えを公表 経産省は機構の統合や廃止を検討へ
  2. 内田梨瑚被告 懲役27年の判決 控訴しない方針 旭川・女子高校生転落死事件
  3. ヨーロッパに猛烈な熱波 イギリスで36.1℃を観測 6月の最高気温を50年ぶりに更新
  4. 政府が370兆円以上の官民投資を想定 AI・半導体など「17の戦略分野」
  5. 天皇陛下「過去の歴史を直視し、謙虚に学ぶ」 オランダ戦没者記念碑に“1分35秒の黙とう”
  6. ルビオ米国務長官 イランとの実務者協議 30日にスイスで開催との見通しを示す 戦闘終結の最終合意に向けて
  7. フランス 2日連続で平均気温が過去最高を更新 パリも40℃超で6月の観測史上最高
  8. IAEAグロッシ事務局長「核施設への査察 実行できると確信」 イランに協力求める
  9. 記録的熱波のフランス・パリ「暑くてもアートを楽しむ!」 最古の橋に巨大なアート 気温40℃超で6月の最高気温更新
  10. 米オープンAI 生成AI処理に特化した独自の半導体を発表 半導体大手ブロードコムと共同開発
  11. “ダブル台風”7号・8号が日本列島に接近…週末に九州~関東直撃おそれ 鹿児島では線状降水帯発生…大雨に厳重警戒を【news23】
  12. 株式会社アース、Webサイト「性能的価値」ページの平均滞在時間7分59秒を記録 - 高断熱住宅への関心の高まりを示す