「まだ4月」の油断が命取りに…夏より体温が上がりやすい“春の熱中症”3つの要因【Nスタ解説】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-04-22 21:12

今年は早くも暑さへの警戒が呼びかけられています。「春の熱中症」注意すべき事とは?

【写真で見る】「春の熱中症」求められる対策とは

今がイチバン危ない!?“春の熱中症”

井上貴博キャスター:
東京では、4月のうちから最高気温25℃以上の夏日が増えています。さらに静岡では30℃を超える日も出ています。

埼玉慈恵病院の藤永剛副院長によると、「最高気温25℃以上の夏日を目安に“春の熱中症”意識してほしい」「すでに熱中症で搬送される患者が出てきている」と言います。

近年の気候変動の影響で、夏と冬の“二季化”が進行しています。その結果、熱中症の発生時期が前倒しになっているというのです。

「まだ4月」その油断が命取り!?

藤永副院長によると「春の熱中症」が起こるきっかけとして主に3つの要因があると言います。

①自律神経の乱れ
春は1年で最も天気の変動が激しく、1日の寒暖差が大きい

②油断
夏ほど汗をかかず、(水分補給など)暑さ対策を怠りがち

③体の準備不足
暑さに不慣れで体内に熱がこもりやすい

藤永副院長は「同じ気温でも春の方が体温は上がりやすい」と言います。夏は汗などで体温を下げることができる一方、春は汗をうまくかけない、つまり体温が下がりづらいというのです。

「春の熱中症」を予防するためには、暑熱順化=暑さに体が慣れることが必要です。

①「歩く(30分)」「走る(15分)」目安は週5回
②「サイクリング(30分)」 目安は週3回
③「入浴(38℃~40℃ / 約10分)」目安は2日に1回
※①~②厚労省より/ ③埼玉慈恵病院の藤永剛副院長によると

熱中症対策の常識…春は落とし穴!?

藤永副院長によると、熱中症対策は春と夏で違いがあるということです。

<夏の熱中症>
汗をたくさんかくので「水分・塩分の補給が大事」

<春の熱中症>
汗をかいて熱を下げるためには、筋肉が必要になります。冬の運動不足で筋肉が落ち、胃腸も不安定になっているため「たんぱく質と発酵食品などをしっかりとることが大事」

また、季節に関わらず、暑いと感じたらすぐにエアコンをつけること。目安は▼室温25℃以上 ▼湿度40~60%を維持。特に春は乾燥しているので注意をしてくださいということです。

==========
<プロフィール>
ハロルド・ジョージ・メイさん
プロ経営者 1963年オランダ生まれ
現パナソニック顧問・アース製薬の社外取締役など

  1. 【京都男児遺棄】水中ドローンなど使い…警察 2日連続で遺体発見現場から約2キロ地点のため池を捜索
  2. イラン革命防衛隊がコンテナ船を攻撃 英海事当局
  3. 東京・足立区で道路陥没のおそれ 水道管工事中の地下トンネルに土砂流入で 現在も500mにわたり通行止め 復旧工事のため数日間継続の可能性も
  4. 【 時東ぁみ 】 愛犬が「“一度”心肺停止になりました」「抱きしめて泣くしかできず 失う怖さを実感しました」
  5. 【速報】東京メトロ銀座線 約13時間ぶりに全線で運転再開 乗客32万9000人に影響
  6. 「えぐい、えぐい!」日本海で漁船に近づいてきたのは…“海の王者”シャチ 石川・能登町の漁師も驚く「宝くじに当たったレベル以上」その瞬間映像
  7. 大阪万博で8万人が驚いた“眠りの新技術”が製品化…驚きの快眠メカニズム、「ミライ人間洗濯機」無料体験が人気【Nスタ解説】
  8. 神社に自然…年配の方を中心に人気だった埼玉・秩父に今、若者が急増!?ある商店街が“レトロ”で味がある!若者にささったワケとは?
  9. 【モバ充】買い替え目安は2年、航空機内のルールが厳格化、発火リスクを抑える新素材「半固体」とは【Nスタ解説】
  10. 【賛成?反対?】子どものSNS利用 日本でも規制を議論、親からは不安の声【Nスタ解説】
  11. 【JNN独自試算】夏の電気代は「高い水準」継続か、7月には原油価格急騰の影響も
  12. 「まだ4月」の油断が命取りに…夏より体温が上がりやすい“春の熱中症”3つの要因【Nスタ解説】