スーパーマーケットの人気猫を守れ! 「入店禁止」となった猫のために、署名運動も 英国

2026-04-26 06:00

英国のスーパーマーケットで買い物客の人気だった猫。食品衛生の規制を理由に「入店禁止」をいい渡されました。これに対し、猫のファンらが抗議の署名活動を展開する事態に発展しています。

海辺の町のスーパーで、人気の猫

ショッピングカートと猫

画像はイメージです

Freddieという名の猫が、お気に入りの地元スーパーマーケットの店内に「入店」しないよう求められています。

この人懐っこい4歳の猫は、英国の海辺の町スケグネスにある大型スーパーマーケット「Tesco」で「買い物客を迎えるお馴染みの顔」になっています。中にはビーチに行く前に、わざわざこの猫に会いに立ち寄る人もいるほどです。

しかし最近、一部の苦情を受けて店内に置かれた「猫用の箱」がロビーから撤去されました。これをきっかけにFreddieの去就は広く注目され、いくつもの「店内復帰を求める署名活動」が立ちあげられるほど人々の関心を呼びました。

多くの「抗議」の署名が集まる

店内にたたずむ猫

画像はイメージです

飼い主のJulie Maczynskiさんが始めた署名活動には、すぐに2000人以上の署名が集まりました。

「Freddieには決まった日課があり、Tescoで人々とふれあうのを楽しんでいます。この猫を家に閉じ込めておくつもりはありません」と彼女は話しています。

こうした反発を受け、テスコの広報担当者は次のように述べています。

「Freddieはこの店のコミュニティの一員であり、お客様や従業員がこの猫をどれほど愛しているか、わたしたちはよく理解しています。しかし責任ある食品小売業者として、食品の安全と公衆衛生を最優先事項とし、関連するすべての規制を遵守することが不可欠です。このため、Freddieの来店に関するルールを明確にしました」

「お客様には、Freddieを店内にお連れにならないようお願い申し上げます。万が一店内に入り込んでしまった場合は、スタッフがやさしく外へ誘導いたします」

Tesco側はまた、「Freddieには愛情あふれる家庭があり、お客様からの餌やりは必要ないことをご理解ください。動物たちを支援したい方は、スケグネス地区のCats Protectionなど地元の慈善団体への寄付をお願いいたします。今回の当店の措置は、食品の調理と取り扱い、保管場所への動物の立ち入りを禁止する食品安全法に準拠しています」と述べています。

安全で現実的な解決法を模索中

スーパーマーケット入口に横たわる猫

画像はイメージです

この問題は大きな反響を呼び、地元新聞社のFacebookページには数100件のコメントが寄せられました。支持者たちはFreddieを「喜びと幸せの象徴」と称賛する一方で、混雑した店舗や駐車場付近でのこの猫の安全を懸念する声も上がっています。

地元の地区議会は、「Tescoと協力してFreddieの安全を確保しつつ、買い物客との交流を続けられるような解決策を模索していく」と声明を出しています。

最近の訪問時の写真には、Freddieがスーパーマーケットのロビーでファンと交流したり、セルフィーを撮ってもらったり、いつもの場所を巡回したりするようすが写っており、この猫の人気が衰えていないことが分かります。

店舗と議会、そして飼い主が協力することで安全で現実的な解決策が見つかり、Freddieが地域社会に笑顔を届け続けられることを多くの人々が期待しています。

出典:
・‘Please don’t bring Freddie into store’: Tesco confirms rules for popular cat at as return debate continues
・Freddie the cat leads the charge for Tesco return as council clarifies position

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