「猫は家族。絶対に置いていけない!」 中東の紛争地帯からペット45匹が避難を果たす ギリシア

2026-04-29 06:00

「米国とイランの紛争」によって中東から避難できずにいたギリシア人101人とそのペット45匹が、ギリシアが用意した特別機でアテネに無事到着しました。犬猫を置いていけずに苦悩していた飼い主にとっては、待ちに待った帰国になりました。

避難便でアテネへ

飛行機に乗った猫

画像はイメージです

イラン紛争によって、中東で数週間も足止めされていた犬と猫45匹とそのギリシア人飼い主たちが、2026年3月18日、無事にアテネに帰国しました。

これは現地でペットとともに孤立していたギリシャ国民のため、同国政府が手配したエーゲ航空の「特別避難便」です。ペット45匹と101人を乗せて、アラブ首長国連邦のアブダビを出発したものです。

アテネ空港では、特製キャリーケースから出てきたペットたちが大喜びで跳びはねる感動的な光景が見られました。

ギリシャ内務省のペット保護担当特別長官Nikos Chrysakisさんは「ペットは荷物ではなく、家族の一員です」と述べています。彼は「数日かけて内務省と外務省が協力した結果、動物と人々が無事に帰国することができました。すばらしい結果です」と語っています。

猫は家族。置き去りにできない!

空港で便を待つ猫

画像はイメージです

イスラエルと米国によるイランへの攻撃は、中東全域の航空便に大きな混乱をもたらしました。ミサイルが上空を飛び交う中で周辺各国は何度も領空を閉鎖したため、ドバイやカタールといった主要航空拠点で数1000便のフライトが欠航し、数10万人の旅行者が足止めを食らったのです。

Danai Koukoulomatiさんにとって、愛猫のMuay Thaiを一緒に乗せてくれる飛行機を見つけるまでは、絶対に避難することはできませんでした。

「わたしにとって猫は家族です。この猫を置いていくなんてとても考えられません。でも機内にも貨物室にも、動物を預かってくれる航空機はなかなか見つかりませんでした。ぺットを連れて国外に出るのは、この状況では本当に難しいんです」とDanaiさん。

幸いなことに、Muay Thaiは爆撃に対して飼い主よりずっと落ち着いて対処していました。近くで爆発音がすると「猫はすぐにバスルームに隠れて、それでおしまい。本当に落ち着いた態度で立派でした。でもわたしは猫ほど冷静にはなれずに不安で怯えていました。Muay Thaiから学ぶべきことが、まだまだたくさんありますね」とDanaiさんは話します。

ペットは自分の子供と同じ

飼い主の女性に抱かれる猫

画像はイメージです

ドバイに5年間住んでいるAlexandra Papayanisさんは、自分の愛犬と友人の犬を連れて到着しました。彼女もまた、動物を乗せてくれる避難便を見つけるのに苦労したといいます。

「本当に大切なんです。でも見捨てるわけにはいきません。この非常に困難な状況下で、わたしたちが直面した最大の課題が、大事な犬や猫をどうやって一緒に連れていくかということでした」と彼女。

搭乗したMaria Theochariさんにとっても、愛犬をドバイの家から連れ出さないなどということは考えられませんでした。
「ペットは子供と同じ。本当に大切な存在なのです」

紛争の行方が見えるまで、「愛するペットとどうやって避難するか」を模索する人々の努力が当面続きそうです。

出典:'My cat is my family': Greece launches animal airlift to evacuate pets from Middle East

関連記事

ケージから脱出したい子猫→必死に暴れ出して…思わず応援したくなる『尊い光景』に「可愛い瞳で見つめる反則技」「甘えたいのね」の声
構ってもらえなかった保護子猫…去り際の『まさかの行動』と先住猫の反応に「猫の皮を着た菩薩w」「悟り開いてるw」と笑う人が続出
『ピーナッツのぬいぐるみと猫』を並べてみた結果…想像以上に『そっくりすぎるフォルム』に「誰が見たって同じw」「形も色も似てて笑った」
普段は凶暴な猫→オフの時はパパに密着して…意外すぎる『まるで別猫のような様子』に反響「地球上最も激しいツンデレ」「ギャップがたまらん」
飼い主が帰宅しても姿を見せないネコ→探していると、人間用の羽毛布団に…『思わず笑ってしまう光景』に「ぬくぬくなんだろうなぁ」と反響

  1. バヌアツ諸島で大規模噴火 気象庁 津波の有無など日本への影響を調査中
  2. 【速報】線状降水帯発生 鹿児島・奄美地方
  3. “卒業証書の偽造データ” 前伊東市長・田久保真紀被告のパソコンから見つかる 弁護側が無罪主張の方針固める
  4. 羽田空港の新しい搭乗エリア「北側サテライト」を初公開 木を使った内装デザインに自動運転の移動手段も 9月に利用開始
  5. 「高級」「丁寧」いつものお店で“プチ贅沢” 人気チェーンの「ワンランク上」な新業態が増加中【Nスタ】
  6. 「即席ラーメン」3分の待ち時間は“おあずけ魔法時間”? 「袋麺」売り場には韓国など海外系が多数【Nスタ解説】
  7. 「一緒に死のうと思った」3歳娘の顔圧迫し殺害しようとした39歳母親 逮捕後は一転して殺意を否認 神奈川・藤沢市
  8. 中国 白菜を発がん性指摘のホルムアルデヒドに浸したか「鮮度保つため」
  9. 中国「ロボット運動会」で“技術力”アピールか? 人類超えの一方、激突・炎上など“失敗”も【Nスタ解説】
  10. 「子どもが波に流された」静岡・東伊豆町のビーチで親子3人が海に転落 55歳男性が死亡 14歳と10歳は命に別状なし
  11. トランプ大統領「オンタリオ湖→アメリカ湖に名称変更検討」カナダとの対立さらに激化
  12. 消費減税で外食離れ懸念…人気の外食チェーンが続々と冷凍食品を強化!