米国とカナダを行ったり来たり…国境を自由に往復する猫に、ネット民は夢中

2026-05-06 06:00

カナダに住む猫は、頻繁に米国との国境を越えて散歩や狩りを楽しんでいます。警備隊によって厳重に管理されている国境ですが、ジャンプが得意な猫にとっては「密入国は朝飯前」のようです。

国境近くに住む猫

ジャンプする猫

画像はイメージです

カナダのブリティッシュコロンビア州サウスサリーに住む猫が、米国とカナダの国境の両側で話題になっています。なぜって? このオス猫は税関職員のチェックや書類手続きを一切気にしないまま、頻繁にかつ堂々と国境を越えて往復しているいるからです。

Louis(本名は高級ハンドバックのブランドと同じLouis Vuittonです)は、灰色のトラ猫です。飼い主のDeb Tateさんによると、Louisは元保護猫で、とても人懐っこい性格です。

この猫の自宅は「ゼロ通り」にあります。名前のとおりゼロ通りは北緯49度線に沿って位置しており、ワシントン州のピース・アーチ歴史州立公園とは狭い排水路を挟んで隣り合っているほと、米国との距離が近いのです。しかも猫なので、ジャンプはお手のものです。

米国で狩りをして、カナダで食べる

蝶を追いかける猫

画像はイメージです

Debさんは最近、カナダのテレビ番組「As It Happens」でインタビューされて、こう語っています。

「この辺りの事情を知らない人には、まったくチェックされていない出入り口があるかのように見えるでしょう。でも実際は厳重に監視されています。公園の米国側には国境警備隊がいて、人々を送り返したり違反切符を切ったり、罰金を科したりしています。具体的にどんな罰則があるのかはよくわかりませんが…」

しかし罰則があろうとなかろうと、Louisは気にしません。頻繁に米国に蜜入国するだけでなく、米国側で「狩り」までしているのですから。

「冒険の成果として、獲物を持ってくることもあります。ヘビやネズミ、リスなどを持ち帰ってきたこともありますね」とDebさん。

米国メディア(幸いにも国境警備隊は関わっていないのですが)も、この猫に注目しています。ABCニュースでは、「Louisが獲物を申告せずにカナダに戻ってきた」ことを取り上げ、「こちら側で美味しい食べ物をつかまえて、向こう側でゆったりとした食事を楽しんでいる」と報道しています。

SNSでも大人気に

国境を守る警察

画像はイメージです

別のテレビ局は、サウスサリーの地元住民らにインタビューを行っていますが、猫のほうは「インタビューには全く興味を示さなかった」と報じています。別のニュース局はこの猫が「カナダの建国記念日に6歳になる」と伝えています。

一方、米国ワシントン州在住でInstagramを利用している人がLouisと顔なじみになり、彼のアカウントに猫の写真がたびたび登場するようになっています。この人は「ルイ」と呼ばずにスペイン語風に「ルイス」と呼んでいるようです。

「友達が、米国とカナダの国境を跳び越えた瞬間」と題されたこの人の投稿では、Louisがカナダ側をのんびりと歩いたあと、国境を軽やかに跳び越えて駆け寄ってきたところを、頭を撫でてかわいがってあげるようすが映っています。

別の投稿「国境を越えた友達」では、Louisが現れて撮影者に向けて鳴いたとき、「いまカナダ王立騎馬警察が、わたしが猫を撫でるために国境を越えないように見張っています」と説明しています。

これらの動画はInstagramで22万件以上の「いいね!」を獲得し、300万回以上再生されました。「国境をまたぐ猫」の人気は、今後も続きそうですね。

出典:Border-hopping cat from British Columbia has a fan following in two countries

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