村上宗隆 無安打も2四球、9回先頭の四球で逆転劇演出!Wソックス9回1死からダブルスチールでマ軍守護神を攻略し大逆転

■MLB マリナーズ1ー2ホワイトソックス(日本時間20日、T-モバイル・パーク)
ホワイトソックスの村上宗隆(26)が敵地でのマリナーズ戦に“2番・一塁”で先発出場。2打数無安打2四球。5試合ぶりのノーヒットに終わったが、1点を追う9回、先頭打者で四球を選び逆転劇の起点となった。
前日19日は4試合連続安打、今季7度目のマルチヒットと好調の村上、この日の試合前にはマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチローさん(52)に挨拶。約5分間グランドで話をしていた。イチローさんの言葉を丁寧にお辞儀をしながら聞き入っていた。マリナーズの先発はM.ミラー(27)、1回の第1打席、カウント2-2から内角高め98マイル(158キロ)に振り遅れて空振り三振。
先発は昨季まで2年間、日本のDeNAでプレーしていたA.ケイ(31)、1回、1死満塁のピンチを招くと、内野ゴロの間に三塁走者がホームに還り、ホワイトソックスは3試合連続で1回に先制点を奪われた。
打線は3回までミラーに打者9人で5人が三振とパーフェクトに抑えられた。4回1死走者なしから村上の第2打席、スライダー中心の攻めとなったが、村上はボールを追いかけずにしっかり見極めた。フルカウントから四球を選び、この試合チームで初めての走者となった。村上の出塁も後続が倒れて得点ならず。
先発・ケイも5回まで打たれたヒットは1本、5四死球を出しながらも1失点と粘りのピッチングを見せた。援護したい打線は6回、先頭の8番・ピーターズがチーム初ヒットとなるライト線へのツーベースで出塁、2死二塁の場面で村上を迎えると、マリナーズベンチはピッチャーをスイッチ、左腕のJ.フェレーラ(26)をマウンドへ送った。
球場もボルテージも上がってくると、ライトスタンド側では上半身裸でTシャツを振り回して声援を送るファンが徐々に集まりだして、スタンドを埋め尽くし始めた。村上の第3打席、フェレーラの高速シンカー連投でカウント1-2と追い込まれると、最後は外角に逃げていくスライダーで空振り三振。ようやく作ったチャンスを生かせなかった。
試合は7回まで1対0でマリナーズリード、共に放ったヒットはわずか1本と投手戦となった。マリナーズは7回から3年連続2桁勝利のL.カスティーヨ(33)が中継ぎ登板、ホワイトソックス打線は3者連続三振を奪われるなど8回まで得点を奪えず。
0対1と追う9回、先頭打者で迎えた村上の第4打席、カスティーヨのボールをよく見極めて、四球で出塁、同点の走者となり、代走が送られた。続くバルガスも死球で無死一、二塁と同点のチャンスを作ったが、4番。モンゴメリーが三振。
ここでマリナーズが守護神のA.ムニョスを投入、1死一、二塁で5番・マイドロスの打席でダブルスチールで二、三塁へ。すると、マイドロスがライト前へタイムリーで1対1の同点、さらにベニンテンディがファースト強襲のタイムリーで2対1と勝ち越した。9回、チーム一丸の集中力で大逆転、村上の四球が起点となり、チームを勝利に導いた。