新築も中古も“億ション”同水準まで値上がり 東京23区のマンション平均価格 「高すぎて買えない家」が増加
きょう発表された今年4月の東京23区の新築マンションの平均価格は1億2498万円で、依然、高止まりが続いています。一方、中古市場には異変も起きているといいますが、今後、価格はどうなるのでしょうか。
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新築マンションのモデルルーム。シンプルながらも機能性を重視したつくりです。
オープンハウス・ディべロップメント 丹保祐一さん
「交通の利便、生活利便が揃った物件が人気になっています」
こうした新築マンション、いま、値段が高止まりしています。きょう発表された今年4月の東京23区の平均価格は1億2498万円に。建築資材費や人件費の上昇で去年の同じ時期よりおよそ4割も高くなっています。そこで注目されているのが…
オープンハウス・ディべロップメント 丹保祐一さん
「新築の価格が上がっていますので、中古マンションを検討せざるを得ないとお話しになるお客様も増えています」
中古のマンションです。新築に比べて「お手ごろ」なのが強みとされてきましたが…。東京23区の平均価格は、過去最高の1億2724万円に。もはや新築と同じ水準まで値上がりしていて「億ション」が当たり前になっているのです。
一方、専門家は「これまでのフェーズとは変わりつつある」と指摘します。
東京カンテイ 高橋雅之 上席主任研究員
「首都圏の上昇に関して言うと、額面通り受け取るかっていうとちょっと難しいところがあって、在庫がだぶつくというような動きは出始めているという認識」
こちらは東京23区の中古マンションの流通戸数。去年終わりごろから「高すぎて買えない家」が増えているのです。ただ…
東京カンテイ 高橋雅之 上席主任研究員
「すぐ下落トレンドに一気にシフトするかというと、そこは懐疑的に見ています。建築コストの先高観が高まっている中で、これから新規で住宅を買う、もしくは今出ている既存の物件を買うにしても、やはりそれ相応にお金を払わなければ手に入らない状況にありますんで」
マイホームが「一億」という節目を割り込んでくる日はまだまだ遠そうです。