【旭川・女子高校生殺害事件】「見ていられなく目をそらした」ビデオ通話で繋がっていた少年が証言 転落の瞬間は…?【news23】
北海道旭川市の無職・内田梨瑚被告(23)。おととし4月、当時17歳の女子高校生を車に監禁し、服を脱がせて撮影し、橋から川に転落させて殺害した罪などに問われています。
25日の初公判で、内田被告は…
内田梨瑚 被告
「殺意はありませんでしたし、橋から落下させていません」
こう述べ、殺人などについて否認。一方、検察側は、一連の行為が殺人の実行行為にあたると主張しています。
28日の裁判では、内田被告の知人で、監禁に関与した少年(当時16歳)がリモート会議システムを通じ、事件の状況を証言しました。
この少年は当時、内田被告とビデオ通話をしていて、画面には共謀の受刑者の女が女子高校生に馬乗りになって暴力を振るっている場面が写っていたといいます。
少年(当時16歳)
「女子高校生は服を着ておらず、共謀の女は両手で首を絞めたり、顔を複数回殴ったりしていました。(共謀の女は)『こっちは人生かかってるんだよ』と言い、女子高校生は泣いて、『すみません』と謝っていました。見ていられなくなったので、目をそらしました。暴行を見ていて、見ている側も苦しい。よく思わなかった」
その後、内田被告は橋の上に座っている女子高校生に対し、暴行を加えたといいます。
少年(当時16歳)
「内田被告が髪の毛を引っ張って蹴っていました。腰のあたりを蹴っていました」
さらに、少年は女子高校生が転落した前後の様子について、こう証言しました。
少年(当時16歳)
「『落ちろ』『死ねや』という声が聞こえたあと、画面が暗くなり、内田被告の『早く行こう』という声が聞こえ、足音が聞こえました」
なぜ、女子高校生は橋から落ちたのか。少年によると、転落の瞬間は通話先の映像が暗くなり、見えなかったといいます。
当時の状況について、弁護側は“内田被告は女子高校生を落下させていない”、“被告が橋の上から立ち去ったあとに女子高校生は転落した”と主張。
しかし、現場に一緒にいた共謀の女は、“内田被告が女子高校生を押した。まもなく「キャー」という高い叫び声、「バーン」という衝撃音が聞こえた”と証言しています。
こうした食い違いについて、共謀の女は…
共謀の女
「梨瑚さん(内田被告)の調書はでたらめで、最初から最後まですべて嘘です。被害者は自分で落ちてなんかいません」
29日の裁判では内田被告が被告人質問に立つ予定で、何を語るかが注目されています。