犬が車の中で『落ち着かない』理由3つ 愛犬がソワソワしているときの対処法までご紹介
ドライブ中、愛犬が車の中でソワソワして落ち着かないと、飼い主さんとしては心配になってしまいますよね。犬が車の中で落ち着かなくなるのには、いくつかの理由が考えられます。この記事では、犬が車の中で落ち着かない理由と、愛犬が車の中でソワソワしているときの対処法についてご紹介します。
犬が車の中で落ち着かない理由3つ

犬は、車での移動中にソワソワと落ち着きをなくすことがあります。その理由はひとつではなく、いくつか考えられます。では具体的に、どのような理由が考えられるのでしょうか。ここでは、犬が車の中で落ち着かない理由を3つご紹介します。
1.車内環境へのストレス
車内は犬にとって特別な空間となるため、ストレスを感じてしまうことが少なくありません。例えば、車内の暑さやにおいに不快感を覚えたり、走行中の揺れに不安を感じたりすることが、ソワソワと落ち着かなくなる原因になります。
そのため、愛犬を車に乗せる際は、事前に車内環境を整えてあげることが大切です。
まず、夏場はエアコンで快適な温度を保つことはもちろん、乗車前からエアコンをかけて車内を冷やしておきましょう。車内用のミニ扇風機を併用して空気を循環させると、全体的に涼しい風を行き渡らせることができます。
また、タバコや芳香剤の強いにおいを不快に感じる犬は多いため、車内での喫煙を避ける、芳香剤の代わりに無香料の消臭剤を使うといった工夫が必要です。車内のにおいがこもらないように、走行中はこまめに窓を少し開けて換気をすることをおすすめします。
さらに、犬をクレートやキャリーに入れて固定すると、体に感じる揺れを大幅に軽減できるだけでなく、安全性も高まります。設置場所は、後部座席の足元、もしくは後部座席やラゲッジスペースが適しています。
クレートやキャリーを後部座席の足元に置く場合は前後のシートで挟んで固定し、後部座席やラゲッジスペースに置く場合は、シートベルトや固定用ストラップでしっかりと固定してください。
このように車内環境を整え、愛犬のストレスを軽減してあげましょう。
2.車酔い
犬が車の中で落ち着かないとき、車酔いをしていることもあります。犬が車酔いをすると、ソワソワするだけでなく、よだれが大量に出る、パンティング(ハァハァと荒い呼吸)をする、震える、嘔吐する、ぐったりするといった症状が見られます。
車酔いを予防するためには、まず食事を与えるタイミングに注意が必要です。空腹も満腹も車酔いの引き金になるため、食事は乗車の2〜3時間前には済ませましょう。
また、先述の車内環境へのストレスも車酔いを引き起こす原因になるため、あらかじめ快適な環境を整えておくことも大切です。
長距離のドライブでは、1〜2時間ごとに休憩を入れ、軽く散歩をするなどして気分転換をさせてあげましょう。
こうした対策をしても車酔いをしてしまう場合は、獣医師に相談し、酔い止めを処方してもらうのもひとつの方法です。
3.目的地への不安や興奮
どこへ向かっているのかを予測して、犬が車の中で落ち着きをなくしてしまうこともあります。例えば、「苦手な動物病院へ連れて行かれる」と不安になったり、「大好きなドッグランへ連れて行ってもらえる」と興奮したりして、ソワソワしてしまうのです。
目的地への不安や興奮で落ち着かない場合は、乗車前に散歩などの適度な運動をして、エネルギーを消費させておくのがおすすめです。そうすることで程よく疲れ、車の中で眠りやすくなります。
もし「車=嫌な場所に連れて行かれる」と学習してしまっているのであれば、ドッグランや広い公園など、愛犬にとって楽しい場所へ車で行く機会を増やしましょう。そのようにして少しずつ、「車=楽しい場所に連れて行ってもらえる」と学習し直していきます。
愛犬が車の中でソワソワしているときの対処法は?

愛犬が車の中でソワソワしないようにするには、その理由に合わせて対策をすることが大切です。しかし、事前に対策をしたつもりでも、いざ出発するとソワソワしてしまうこともあるかもしれません。もしそうなった場合は、どうしたらいいのでしょうか。
ここからは、愛犬が車の中でソワソワしているときの対処法をご紹介します。
エアコンの設定温度を下げる
夏場の車内で愛犬がハァハァと荒い呼吸(パンティング)をしてソワソワしている場合は、暑がっている可能性が高いです。
エアコンを効かせて飼い主さんが快適に感じていても、愛犬には暑いことが少なくありません。犬は体温調節が苦手で熱中症になりやすいため、暑がっている様子が見られるときは、すぐにエアコンの設定温度を下げてあげましょう。
犬にとっての適温は、人間には少し肌寒く感じられることが多いため、人間側が上着を用意して調節するのがおすすめです。
換気をする
暑さが原因でなさそうな場合は、車内のこもったにおいが不快で落ち着きをなくしている可能性を考え、窓を少し開けて換気してみましょう。車内のこもったにおいは、車酔いを誘発したり、悪化させたりもするため、早めの対応が大切です。
外の新鮮な空気を車内に取り込むことで、不快感や気分の悪さが緩和されるかもしれません。先述しましたが、車内のにおいがこもらないように、走行中はこまめに換気をするといいでしょう。
安全な場所に停車して休憩する
エアコンの設定温度を下げたり、換気をしたりしてもソワソワが続く場合は、サービスエリアやパーキングエリアなどの安全な場所に車を停めて、休憩を取りましょう。車から降ろして軽く散歩をしたり、水分補給や排泄をしたりすることで、いい気分転換になるはずです。
15〜30分を目安に休憩をして、愛犬の様子が落ち着いたことを確認してから出発するようにしましょう。
まとめ

愛犬が車の中でソワソワと落ち着かないのには、車内環境へのストレスや車酔い、目的地への不安や興奮といった理由が考えられます。それぞれの理由に合わせて、事前に対策を講じておくことが大切です。
もし対策を講じても走行中にソワソワし始めてしまったときは、エアコンの温度調整や換気を試し、必要に応じて安全な場所に停車して休憩を取りましょう。
愛犬に無理をさせないように、安全で快適なドライブを心がけてくださいね。
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