朝の不調は「夜間の低呼吸」が原因 トラタニ株式会社が睡眠中の呼吸データ解析で新事実を発見

2026-06-17 04:01

トラタニ株式会社が睡眠中の呼吸データを解析した結果、朝の不調の核心は「夜間の低呼吸(浅い呼吸)」にあることが明らかになりました。

概要

トラタニ株式会社は、睡眠中の呼吸データを解析し、朝の不調の原因が従来の血流の問題ではなく、夜間の低呼吸による深部酸素不足にあることを明らかにしました。この新レポートは、酸素・自律神経・細胞環境の落差を可視化しています。

調査概要:睡眠中の呼吸の深さや胸郭の動きが酸素供給や自律神経に与える影響を整理するため、バンドー化学社製ResMo(テレメトリー式生体信号測定装置)を用い、成人数名の仰臥位・覚醒状態で12分間の呼吸・姿勢の変化を観察する取り組みを継続。少人数での観察であり、統計的な有意性を示すものではありません。

調査目的:呼吸の変化を理解するための社内の取り組み

調査主体:トラタニ株式会社

朝の不調は「血流」だけでは説明できない深部酸素不足

これまで朝の不調は血流の問題とされがちでしたが、リカバリーウェアで血流が改善しても朝のだるさが残るという声が多く寄せられていました。これは、体表の血流は変わっても、深部の体内環境が改善されていないことを示唆しています。朝の不調の正体は、夜間の呼吸の浅さによる「深部酸素不足」にあるとトラタニ株式会社は指摘します。

夜間の低呼吸がもたらす「体内の落差」

夜間の呼吸が浅くなると、酸素が細胞に届きにくくなる、迷走神経が働かず副交感神経が整わない、深部の血流が安定しない、微小循環が低下する、免疫が働きにくいといった「体内の落差」が生まれます。これは、「酸素 × 自律神経 × 微小循環」の問題であり、血流だけでは説明できないとされています。

ResMoによる計測で判明した夜間の呼吸の実態

トラタニ株式会社がResMoで計測したところ、通常寝具では呼吸回数が多く浅い呼吸、呼気時間が短く胸郭の動きが小さい、酸素交換が不十分という傾向が見られました。一方、呼吸が深くなる環境では、呼吸回数の減少、呼吸の深さの増加、呼気時間の延長、酸素バランスの安定、自律神経が整いやすいといった変化が確認されました。このことから、朝の不調は夜間の呼吸の質で決まることが示唆されます。

現代人の生活習慣が招く夜間の呼吸の浅さ

スマホ・PC姿勢による胸郭の硬化、ストレスによる交感神経の優位、横隔膜の動きにくさ、口呼吸になりやすさ、寝返りの減少などが、睡眠中の呼吸を浅くし、深部酸素化を低下させる要因となります。その結果、朝のだるさや疲労感が残ると考えられています。

お風呂で楽になる理由と睡眠中の課題

お風呂で楽になるのは、水圧により呼吸が深くなり横隔膜が大きく動くためです。これにより迷走神経が刺激され、副交感神経が優位になります。しかし、睡眠中はこのような刺激がないため、呼吸が浅い状態が続き、副交感神経が整わず朝の不調につながる可能性があります。

医学研究が示す「血流 ≠ 深部酸素化」

複数の医学研究により、末梢血流の増加と深部組織の酸素供給は一致しないことが報告されています(De Backer et al., 2013、Ellis et al., 1990、McDonough et al., 2005)。これは、深部の酸素環境が血流ではなく「呼吸の質」で決まることを示しています。

朝の不調を根本から改善する「上流の対策」

朝の不調を根本から改善するには、夜間の呼吸の質を高めることが重要です。具体的には、胸郭が動く姿勢を意識すること、スマホ・PC姿勢の見直し、日中に深い呼吸の時間を作ること、ストレス時は「吸うより吐く」ことを意識すること、1日30分の連続歩行、寝具・寝姿勢で横隔膜が動く環境を作ることなどが挙げられます。これらはすべて、深部酸素化、自律神経、微小循環を整える「上流の行動」です。

まとめ

朝の不調は血流ではなく、夜間の低呼吸が原因です。
深部酸素化は血流では決まらず、呼吸・自律神経・微小循環が朝の体調を左右します。
お風呂で楽になるのは呼吸が深くなるためであり、夜間の呼吸の質を高めることが最も根本的な改善策です。

関連リンク

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21906305/

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/2337194/

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16751329/

https://toratani-kokyu.jp/

  1. 女子軽量級ダブルスカルの米澤・冨田ペアが3大会ぶりの銅メダル ローイングのメダルは“史上初”を含む銅3個【アジア大会】
  2. 【 なにわ男子・道枝駿佑 】モテ男子役に「自分とは真逆」 水沢林太郎にツッコまれ「ファンの子にはモテているよ」素直に自供
  3. 犬が人間を『馬鹿にしている』ときにみせる行動5選 愛犬に下にみられてしまう飼い主のNG行為まで解説
  4. 卓球男子団体、日本が中国を撃破し60年ぶり金メダル!張本智和が2勝の活躍、44年ぶりの決勝で悲願達成【アジア大会】
  5. 【BABYMONSTER・RUKA&ASA】ワールドツアーで「泣いてしまった」京セラドーム公演を振り返る ご褒美は「ご飯からのデザート バクバク食べたい」
  6. 犬と一緒に会社へ出勤→ふと『デスクの上』を見てみると…もはや仕事にならない『まさかの態度』に1万いいね「けしからん」「モフモフしたい…」
  7. 千葉・船橋市の風俗営業禁止地域で性的サービス提供 逮捕の男女5人を不起訴処分 千葉地検
  8. 体操女子種目別 跳馬 51歳・チュソビチナが13.199の5位、“レジェンド”の演技に会場からは大歓声と大きな拍手【アジア大会】
  9. 人間の命に関わる『猫ひっかき病』とは?油断できない理由や傷を負ったときの適切な対処法
  10. 犬の『寿命が伸びている』理由5選 長寿なワンコに共通する習慣とは?
  1. 妻・初披露【 田口淳之介 】〝出産直後、踊ってくれた僕の奥さん〟ハイヒールとスタイルにフォロワー驚愕「奥さん絶対美人じゃん」
  2. トレーラーが横転…第二神明道路で約10台の玉突き事故 1人重傷か 兵庫・神戸市
  3. 千葉・印旛沼で3か所決壊、一部で冠水続く「人生の中で経験ない」台風25号による大雨で千葉・神奈川あわせて11人死亡 3人行方不明
  4. 水戸ネイリスト殺害「地獄のような日々」被害者の夫が悲痛な胸中 「酌量の余地は一切ない」元交際相手に拘禁刑21年を求刑 水戸地裁
  5. 堤防決壊の千葉・印旛沼近くで太陽光発電施設のソーラーパネルから白煙…ショートし出火か 冠水影響、道路に残された車も
  6. 石丸伸二氏の陣営4人不起訴 東京地検 おととしの都知事選めぐり公選法違反の疑いで大学教授らが刑事告発
  7. 「退職代行」1年間で約4分の1の事業者がサービス停止した可能性 事業の「グレーゾーン」に焦点…イメージに悪影響か
  8. 25日(金)は広く晴れる見込み 台風26号は日曜日以降、強い勢力で沖縄に接近する可能性 動きゆっくり、長く影響及ぼすおそれ
  9. 【山口もえ】板東英二さんのお別れ会に出席「とても温かく笑顔溢れる会でした」
  10. “64年ぶり”トランプ大統領が極めて異例の厚遇「習主席は偉大な指導者」24日に首脳会談へ 台湾問題など依然隔たり大きく
  11. オープンAIのAIが豪公的医療保険関連サイトに不正アクセス 豪首相「容認できない」
  12. 靱帯損傷【 浅香唯 】〝26日の大阪公演はほぼ座って〟 階段を降りる時に足を捻るも公演は開催〝どうぞ安心して会場に〟