東京・北区の小学校火災で臨時の保護者会を開催 校舎の建て替え検討に「取り壊しが辛い」【news23】
東京・北区の小学校で児童ら11人がけがをした火災。学校側は23日夜、臨時の保護者会を開きました。説明会は2時間半にわたりました。そこで語られたこととは。(6月23日放送 news23より)
【画像を見る】保護者会開催「決まっていないことが多すぎる」「真摯な対応・回答してくれているのは伝わった」
臨時保護者会開くも…「決まっていないことが多すぎる」
「あわや大惨事」の火災はなぜ起きたのか。23日夜、小学校が臨時の保護者会を開きました。
6月19日、東京・北区にある滝野川第三小学校の4階部分が焼け、児童や教職員、11人が重軽傷を負いました。
記者
「午後8時半すぎです。説明会開始から約2時間半、保護者が体育館から続々と出ています」
複数の出席者によりますと、保護者会では、校舎の解体と建て替えを検討していることや、仮移転先での授業再開を目指していることなどが説明されたといいます。
小3の娘が通う保護者
「決まっていないことが多すぎて、こちらが質問しても納得のいく回答は頂けなかったのが残念だが、ただ真摯な対応、回答してくれているのは伝わった」
小4の娘が通う保護者
「取り壊しがみんな辛いというのがあって」
約40人の児童が不調 児童の心のケアにも課題
23日の午後9時ごろ、学校側が会見を行いました。
北区教育委員会 福田晴一 教育長
「保護者も含めた子どもたちの心のケア、教育活動の早い再開に全力で取り組んでまいります」
火災のあと、約40人の児童が不調を訴え、心理士らとともに対応に当たっていると説明。
早ければ9月にも、移転先の施設で全学年の児童が一緒に学べる環境を作れるようにする意向を示しました。
一方、火災についても、その後の取材で当時の状況が明らかになってきました。
焼け焦げた衣類や変形したハンガー…電気ストーブから出火か
警視庁によりますと、火元とみられるのは当時、5年生24人が授業を受けていた音楽室の隣にある「音楽準備室」。
ここには電気ストーブや複数のサーキュレーターが置かれていましたが、室内の壁にあるコンセントに、プラグ1個が差し込まれていたことが新たにわかりました。プラグから伸びるコードは、途中で焼き切れていたということです。
さらに室内からは、焼け焦げた複数枚の衣類のほか、ハンガーやタオルが見つかったことも判明。ハンガーは溶けるなど熱で変形し、20個以上が山積みされた状態だったといいます。
警視庁は、何らかの原因で電気ストーブから出火し、衣類などに燃え移った可能性もあるとみて、調べを進めています。