阪急電鉄、園田駅休憩所に「CO2を食べる自販機」と「二酸化タイル」を導入

阪急電鉄株式会社は、園田駅2階改札内休憩所「ステーション+」のリニューアル工事を2026年7月1日(水)より実施し、アサヒ飲料株式会社の「CO2を食べる自販機」と、そのCO2吸収材をアップサイクルした「二酸化タイル」を国内で初めて併設します。
概要
阪急電鉄株式会社は、園田駅2階改札内にある休憩所「ステーション+」のリニューアル工事を実施します。本工事では、アサヒ飲料株式会社の「CO2を食べる自販機」を設置するほか、CO2吸収材をアップサイクルした「二酸化タイル」を床材として導入します。これらを併設するのは国内初となり、駅施設における「CO2を食べる自販機」の導入は箕面駅、宝塚駅に次いで3例目となります。阪急電鉄は、全線カーボンニュートラル運行や鉄道・駅における省エネルギーの取り組みを進めており、今後は環境に配慮した施設整備を通じて脱炭素社会の実現に貢献していきます。
リニューアルの概要:
・「CO2を食べる自販機」の導入
・CO2吸収材をアップサイクルした「二酸化タイル」を活用した床、内装の更新
・テーブル、椅子など什器の更新
工事期間:2026年7月1日(水)~8月末
※工事期間中、「ステーション+」はご利用いただけませんが、給水機はコンコースに移設してご利用いただけます。
「CO2を食べる自販機」と「二酸化タイル」の導入
園田駅2階改札内休憩所「ステーション+」では、2026年7月1日(水)から8月末にかけてリニューアル工事が行われます。このリニューアルに伴い、アサヒ飲料株式会社が展開する「CO2を食べる自販機」が設置されます。この自販機は、内部のCO2吸収剤が大気中のCO2を吸収し、1台あたり年間でスギ(林齢56-60年)約20本分に相当するCO2を吸収する能力を持っています。阪急電鉄では、箕面駅、宝塚駅に次いで園田駅が3例目の設置となります。
さらに、本リニューアルでは「CO2を食べる自販機」でCO2を吸収した後のCO2吸収材をアップサイクルした「二酸化タイル」が床材として導入されます。「二酸化タイル」は、CO2吸収材を含む原料を圧縮・硬化して製造されるため、高温での焼成工程が不要で、同程度の厚みの焼成タイルと比較して工場出荷までのCO2排出量が少ないという特徴があります。この「CO2を食べる自販機」とCO2吸収材を活用した「二酸化タイル」との併設は、国内で初めての試みとなります。
環境配慮への取り組み
阪急電鉄株式会社は、全線でのカーボンニュートラル運行や、鉄道・駅における省エネルギーの取り組みを推進しています。今回の「CO2を食べる自販機」と「二酸化タイル」の導入は、こうした既存の取り組みに加え、環境に配慮した施設整備を進めることで、脱炭素社会の実現に貢献していく同社の姿勢を示すものです。
「CO2を食べる自販機」は、全国で7,800台以上(2026年5月末時点)設置されており、吸収後のCO2吸収材は工業原料としてコンクリートや道路舗装など様々な形で活用されています。「二酸化タイル」もその活用事例の一つです。
また、一般社団法人日本民営鉄道協会、一般社団法人日本地下鉄協会、JRグループ各社は、日本のカーボンニュートラル実現に向け、鉄道の環境優位性の理解促進と利用促進(モーダルシフト)を目指し、共通ロゴマークとスローガンを定めてPR活動に取り組んでいます。
まとめ
阪急電鉄は、園田駅休憩所のリニューアルにおいて、国内初となる「CO2を食べる自販機」と「二酸化タイル」の併設を実現し、脱炭素社会の実現に向けた新たな一歩を踏み出しました。
関連リンク
https://www.asahiinryo.co.jp/company/vending_machine/co2/
https://www.mintetsu.or.jp/association/news/2023/22402.html
https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/2026/06/c2d6e34a1e981c43a61dc537ea399f24cae921c7.pdf