Canyon、AI連携型スマートヘルメット「Stingr」を発表 Eurobike 2026で公開中

2026-06-27 01:35

Canyonは、プロトタイプコンセプトモデル「Canyon Stingr スマートヘルメット」を発表しました。このヘルメットは、収納式バイザーの内側に搭載されたヘッドアップディスプレイ(HUD)を通じて、走行中の安全情報やパフォーマンスデータをライダーの視野に投影する次世代型ヘルメットです。

概要

Canyon Stingr スマートヘルメットは、AI安全システム「Canyon Predict」との連携や単体デバイスとしての機能を持つ、次世代ヘルメットです。2026年6月24〜27日にドイツ・フランクフルトで開催中の「Eurobike 2026」にて公開されています。

概要:Canyon Stingr スマートヘルメット
発表:プロトタイプコンセプトモデル
展示会:Eurobike 2026(2026年6月24日〜27日、ドイツ・フランクフルト)
主な機能:
・ヘルメットバイザー内蔵HUDによる情報投影
・AI安全システム「Canyon Predict」との連携
・単体デバイスとしての利用可能
・ボイスコマンドまたはタッチボタンによる操作
・ニアイヤーオーディオシステム搭載
・ルートガイダンス、グループメッセージング、ハンズフリー通話対応
・頭部保護性能と空力特性を両立

ライダーの視野に、必要な情報をダイレクトに投影

Stingr スマートヘルメットの核となる機能は、ヘルメットバイザー内側のHUDによる情報表示です。Canyon Predictシステムが収集・分析したデータがリアルタイムで視覚化され、道路上の危険予測、周囲の車両の挙動、グループライド時の走行支援、路面状況のアドバイスなどがライダーの視野に投影されます。表示は主に周辺視野に投影されるため、前方への集中を妨げずに認知負荷を最小限に抑える設計です。緊急度の高い警告は、段階的に表示が拡大したり、画面中央への表示切り替え、カスタマイズ可能な触覚フィードバックによってライダーに伝達されます。

また、Canyon Predictシステムとの接続有無にかかわらず、バイザー上には速度、距離、時間、ケイデンス、パワー、高度、勾配といったライディングデータを表示可能です。ヘルメット本体からの心拍数直接計測や、BluetoothおよびANT+対応デバイスとの連携(ギア使用状況、バッテリー残量など)も想定されています。

Canyon Predictとの連携で安全性を向上

Canyon Predictシステムと組み合わせることで、Stingr スマートヘルメットの機能はさらに強化されます。具体的には、「Prediction Assist」により周囲の危険を事前に予測して警告し、「Distance Assist」で前方車両との距離を把握・通知します。さらに、「Terrain Assist」で路面状況の変化を検知・案内し、「Group Ride Assist」で集団走行時のポジションや動きをサポートします。後続車両のブレーキランプ点灯や事故検知といった、他のデバイスでは対応が難しいリアルタイム情報もHUDを通じて即座に確認できます。

ハンドルから手を離さず操作可能

バイザーの展開・収納は、ボイスコマンドまたはヘルメット外殻のタッチボタンで操作できます。バイザーが格納・展開される際には、固定式ワイパーブレードによって外表面が自動的に清掃されます。音声入力はニアイヤー(耳元)オーディオシステムのマイクが担当しており、全ての機能をハンドルから手を離すことなく操作できます。ルートガイダンス(ターンバイターン案内、目的地までの距離・高低差)、グループメッセージング、スマートフォンと接続したハンズフリー通話にも対応しています。

単体デバイスとしても優れた性能を発揮

Stingr スマートヘルメットは、Canyon Predictシステムとの併用を前提としていますが、単体デバイスとしても動作します。スマートフォンからデータ入力を受け、カスタマイズされたデータフィールドをバイザーに表示することが可能です。Canyon社のエアロヘルメット開発で培われた設計思想をベースに、頭部保護性能と空力特性も高い水準で確保されています。

Eurobike 2026で実機を展示

Stingr スマートヘルメットおよびCanyon Predictをはじめとする革新的なプロトタイプは、Eurobike 2026のCanyonブース(Messe Frankfurt、ホール11.0、スタンドB50)にて展示されています。Eurobikeへの来場を予定している方は、ぜひCanyonブースにお立ち寄りください。

まとめ

Canyon Stingr スマートヘルメットは、HUDによる情報投影とAI連携で、サイクリストの安全性とパフォーマンス向上に貢献する革新的な製品です。Eurobike 2026で公開されており、次世代ヘルメットの可能性を示しています。

関連リンク

https://www.canyon.com/ja-jp

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