日本文化の軌跡をたどる1138点、第61回 明治古典会 七夕古書大入札会の下見展観が開催

明治古典会が、日本初のカラー長編アニメ『白蛇伝』関連資料や斎藤茂吉の『赤光』初版本など、貴重な古書・資料を間近で見られる一般公開イベントを開催します。
年に一度の貴重な機会となる一般公開
東京都古書籍商業協同組合に所属する明治古典会は、2026年7月5日(日)に「第61回 明治古典会 七夕古書大入札会」を開催します。それに先立ち、7月3日(金)と7月4日(土)の2日間、出品物を一般公開する「下見展観(一般公開)」が行われます。本イベントは、普段は古書組合加盟店のみが参加する古書市場の会場を一般公開するもので、貴重な資料を実際に手に取ってご覧いただけるほか、市場の雰囲気を体感できる貴重な機会です。
下見展観の開催概要
日時:2026年7月3日(金) 10時〜18時、2026年7月4日(土) 10時〜16時
会場:東京古書会館(東京都千代田区神田小川町3-22)
出品物:著名作家の原稿・書簡・初版本、美術工芸書、近現代アート、写真、アニメ資料、近代資料、雑誌、ポスター、浮世絵版画、新版画、古地図、和本、古文書、古書画、唐本など、江戸以前から現在まで、膨大な文献資料や美術品が出品されます。
主催:東京都古書籍商業協同組合 明治古典会
入場:無料
※入札会は7月5日(日)に行います。古書組合の規定により、全国の古書組合加盟古書店による代行入札方式で実施するため、一般の方は直接ご参加いただけません。
※落札価格は非公開です。
日本文化の歴史を伝える注目出品物
会場では、日本のアニメーション史を象徴する『白蛇伝』の台本や関係資料(目録番号647番)のほか、安政江戸地震後の世相を映した「なまず絵」(目録番号1065番)など、歴史的価値の高い資料が多数出品されます。また、2028年度前期のNHK連続テレビ小説のモデルに決定した斎藤茂吉の第一歌集『赤光』初版本(目録番号16番)や、大正から昭和初期のモダンデザインを代表する小林かいちの木版彩色絵葉書(目録番号565番)、明治期の人気芸妓を写した写真(目録番号734番)など、多彩なコレクションが揃います。このほか、川端康成の自筆草稿や芥川龍之介の草稿、蔦屋重三郎刊行本、マッチラベルの蒐集、江戸時代の園芸ブームを示す専門書など、見どころは多岐にわたります。
まとめ
明治古典会が年に一度開催するこのイベントでは、古書市場に集まる貴重な資料の数々を無料で鑑賞できます。出品物の詳細は公式サイトのWeb目録で確認可能です。